今日で2007年が終わります....
読んでくださっている皆様にとって、どんな1年間でしたか?
メタル愛聴者にとっては、毎年疾風怒濤のような、
鋼鉄ライフを過ごしていきたいと思っているハズ。
でも、こればっかりは中々出来ないものです

思い起こせば、今年はガンズ、ゆらゆら帝国、コーネリアス、
あと、くるり主催のイベントのライヴなどに行きましたが、
夏フェスなどには行きませんでした.....。
フェス熱が冷めてしまった自分に気付かされた1年かも....
今年のサマソニはモーターヘッド、スーサイダルと大御所が参加し、
フジロックには、元ヘルメットのドラマー、ジョン在籍のバトルスなど、
メタラーとしても見逃せない夏フェスだった....。
こんな腑抜けな自分、当然ながらラウドパーク&スラドミも行かず...
「仕事が忙しかったから...」って理由ならキレイな理由だけど、
別にさほど忙しい1年でもなかったような気がするし、
結論で言うならば、歳をとったオジサン・モードなのかも....。
いやいや、そんな事はない



来年はワイルドに行こうじゃないかぁ!!!
この流れなら普通なら、ステッペン・ウルフなんだけど、
2007年最後のMETAL無頼漢は、2008年のワイルド・ライフに祈願し、
ジャーマン・メタルの暴れん坊、まさしく「無頼漢」の名が相応しい、
RUNNING WILDの1991年に発売された7枚目のアルバム、
「BLAZON STONE」をフィーチャー


もう、おいおい!!っと言いたくなってしまう彼らの井出達....

でも、これだけのファッション・スタイル&パワーが彼らの音楽である。
決して見掛け倒しではない....それがジャーマン・メタル魂なのかも。
バンド結成は1970年代で、1stアルバムが発売されたのが84年。
バンド名の由来は、ジューダス・プリースト1978年発売の
「KILLING MACHINE」収録の名曲「RUNNING WILD」。
確かプリーストも「殺人機械」からギラギラのスタッズ・ファッションへ…(笑)
メンバー・チェンジ幾度も繰り返しながらも、2005年まで17枚のアルバムを発表!!
もう、この尊くマッチョな経歴を見ただけで、お腹いっぱいだが、
細分化著しく激しく、なのに衰退しているメタル・シーンにおいて、
「コレぞ!!メタルじゃーーーっ」っと言わんばかりのスタイルと
名曲を残してきた偉大なるバンドかもしれない....。
彼らの目を見てみなさい!!ミュージックシーンに迎合しない、
まさに、小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ」って眼光だぁ(笑)
「前菜?そんなのいらねぇ!!肉持って来い!!!」っと言ってそうな
野獣オーラがほとばしる彼らだが、ジャーマン・メタルの代名詞である、
メロディックで壮大、それでいて緻密、そして説得力200%楽曲を世に送り込んでいる

そんな中でも、今回のピックアップ曲は、
僕の中ではRUNNING WILDのアンセムと呼ぶべき楽曲です。
アルバム「BLAZON STONE」のタイトル曲であり、オープニングを飾る、


伊藤Pさんが書いてくれたように、プロレスの入場曲って
結構、メタル楽曲が起用される事が多い。
戦場であるリングに向かう自分の士気を鼓舞させる為に、
プロレスラーが、アドレナリン全開の楽曲をセレクトしている。
この「BLAZON STONE」なんか、めちゃくちゃピッタリな曲である。
アジャ・コングが現在入場で起用しているジューダス・プリーストの名曲
「THE HELLION / ELECTRIC EYE」を髣髴させます。
そう、イントロが長いんです。おまけにジャーマン・メタル節全開(笑)
自分のコンピレーション・テープを作るなら間違いなく1曲目(笑)
とは言え、カイ・ハンセン、マイケル・キスクのようなハイトーンではなく、
ウド・ダークシュナイダーのように癖はなく、
キアシュのようにドスの効いたヴォーカルではない....
どちらかと言うと、オッサン声のヴォーカル、ロックン・ロルフ....。
でもお決まりの加速力ある三連譜リフと彼のヴォーカルが合わさると、
「ようこそ!ランニング・ワイルドの世界へ」…っとなってしまう。
もう、このエッセンスが詰まりまくった名曲「BLAZON STONE」。
とにかく男気...もとい「漢気」溢れまくっているので、
デートのドライブには絶対に流してはいけません


因みに彼らは来日公演をした事がありません

今回のアルバム「BLAZON STONE」のボーナストラックには、
Thin Lizzyのカヴァーが収録されております。えええ!!!って仕上がり(笑)
今年の買ったアルバムのベスト・アルバムなんだろうなぁ...
トニー・ムーアの新プロジェクト「FAITH AND FIRE」かなぁ

メタラー失格かもしれないけど、WRENCHの「nitro」が一番よく聴きました。
あっ邦楽だった


それでは、みなさん、飲み過ぎに注意して、素敵な年越しを!!!
Thanks A Lot!!!
HAVE A GREAT 大晦日!!!
Shine, shine on,
through the routine work
and the pain…
Shine, shine on, heavymetaler!!!