2008年02月29日

GREAT WHITE「Love Is A Lie」

グレイトホワイト.JPG

tamio's song.JPGここ最近色々な事が起きてます....。
そんな時に聴きたくなるのが、
奥田民生氏の
「それはなにかとたずねたら」。
民生氏32歳の時のミニ・アルバム
「FAILBOX」のラストナンバー。
歌詞を見ながら聴いても、
いまだ、この世界観が残念ながら
理解できていません。たらーっ(汗)

徐々に春らしい気候に…心機一転の時期なのに、
なんだか、この曲の歌詞のように、複雑で、曖昧で、行く先が見えんなぁ

さて、有線放送キャンシステム&スペース・ディーヴァで、
METAL無頼漢のピックアップ曲が流れ始めて、1ケ月目。
放送の事を考えるならば、メタルメタルな曲ばかりでは、
構成上つまらいものであり、メタル初心者に「HR/HM」の奥深さを伝えられない...。

やはり、バラード曲もプログラムに組み込まないと…
メタル、ハードロックのアーティストたちが作り上げる美しき旋律。
「悲哀」、「哀愁」、「傷心」、「沈痛」…こんなワードが聴く者の心に突き刺す楽曲陣。
歌詞の世界観をヴォーカルが悲しく、激情に歌い上げ、ギターが泣きまくる....
そんな数々のバラードたちをピックアップする事で、
プログラムもグッと引き締まり、聴いてくれるメタラーは涙してくれるのでは??

さて、最初のバラード・ソングは、グレイト・ホワイト。
グレイト・ホワイトと言えば、2003年2月20日、
アメリカ・ロードアイランドにあったナイトクラブ「ザ・ステーション」での
痛ましい火災事故が思い浮かんでしまう....。

悲しいニュースが先行してしまうバンドだが、
LAメタル全盛期に登場したバンドであり、ハードロックとブルースを、
巧みに調和させた、通向けなバンドである。

今回のMETAL無頼漢ピックアップ・アルバムは、
通算6枚目となる「PSYCHO CITY」

ホオジロザメ.JPG

グレイトホワイトは、ヴォーカルのジャック・ラッセル、
ギターのマーク・ケンドールを中心にロスで結成。
当時のバンド名は、ダンテ・フォックス。

映画「ジョーズ」でお馴染み、ホオジロザメの英語名「グレイトホワイト」に改名。
1984年に、ザ・フーの「Substitute」のカバーを収録した、
1stアルバム「GREAT WHITE」をリリース。

84年と言えば、メタル全盛期であり、ハードロック・アーティストも、
チャートを賑わし始めている頃…。
群雄割拠なタイミングでデビューしてしまっただけに、
グレイトホワイトは、一発屋に近い存在として見られていた。

彼らがロックシーンで輝き始めたのは、
1987年リリースの3rdアルバム「Once Bitten...」。
シングル・カット「Rock Me」が大ヒット。
この曲のPVを観たのは、小林克也氏の「ベストヒットUSA」。
別に疾走感あるナンバーでもないのに、カッコいい曲だと思いましたね。
この曲のラストで聴かせるマーク・ケンドールのギター・ソロがサイコー。

彼らの勢いは、当時のデビューしたばかりのスキッド・ロウ、
ウィンガー、ウォレントなどを押し退け、
「ONCE BITTEN TWICE SHY」でチャート・イン・バンドの仲間入りを果たす。

ロック用語に、皮肉な言葉で「Led Zeppelin clone」…
「ゼップ・クローン」なんて言葉があります。
ツェッペリンのパクリ・バンドとして見られてしまうバンド。
有名なのは、キングダムカム辺りなんだけど、
グレイト・ホワイトも、やっぱゼップ・クローン的バンド。
ブルージーなサウンドを軸にしていたし、
なんと言っても、ヴォーカル、ジャック・ラッセルが、
ロバート・プラント極似のハイトーンだった。

今回のピックアップ曲は、8分強の大作バラードであり、
ツェッペリンの名曲「天国への階段」を髣髴させます。
1992年リリース、長尺ナンバーばかりで、
かつ大半がブルージーなナンバー収録の6thアルバム「PSYCHO CITY」の
8曲目に収録されているexclamation×2「Love Is A Lie」exclamation×2をフィーチャー。

美しいピアノ&マークの泣きまくったギターから始まる....。
情緒溢れるジャックのヴォーカルは、ロバート・プラントそのもの。
8分もある大作だけど、後半の2分間はゲイリー・ムーアの名曲
「Still Got The Blues」の世界観を髣髴させる、
マークの涙腺ゆるみまくりのギター・ソロが堪能出来るたらーっ(汗)

asato with def leppard.JPG
うるう年の貴重な1日をありがとう....

今月は、いっぱい泣いたなぁ....

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2008年02月22日

Queensrÿche「Last Time in Paris」from O.S.T「The Adventures of Ford Fairlane」

ラジー賞サントラ.JPG

acdc goods.JPG先日、Movie'Rock盟友伊藤P氏と、
シアターN渋谷でレイトショーのみ公開、
AC/DCのライヴ・フィルムを観に行った。
DVD「PLUG ME IN」を特別編集した、
ココでしか観られない作品。
なんとAC/DCのグッズを持っていけば、
整理券をもらえて、作品鑑賞が可能。
おまけに無料なんだよねわーい(嬉しい顔)
大画面でアンガスを堪能出来ちゃう。

伊藤P氏は、大学時代、軽音サークルでAC/DCのコピーをしていた頃の
青春の汗臭さと思い出が詰まったキャップを持参!!
使い古しさが超GOODでした。ツバの裏が緑なのがヴィンテージ級(笑)

さて、僕もAC/DC Tシャツコレクションから1枚を着ようと思ったが、
仕事帰りに、中野ブロードウェイで、オモロイAC/DCグッズ探索...
結果は、AC/DCの「BACK IN BLACK」の栓抜き(笑)

18時に整理券が配布され、上映は21:20....
約3時間の空きがある....当然飲みに行ってしまう二人....ビール
映画の話題からロックの話題....雷雷
行った居酒屋が18時から20時までドリンク半額!!!
生ビール→酎ハイ→ホッピー、もうガンガン...あっという間の3時間(笑)

さて上映開始まで数分....
勢いあまって、館内でもスーパードライ!!!(アンドおにぎり)
名曲「BACK IN BLACK」と共に、フィルムがスタートした。

今回のフィルム・コンサート「BAD BON BOOGIE」は、
初代ヴォーカリスト、ボン・スコットの追悼イベント(命日2月19日)

若かりし、アンガス&ボン・スコットの白熱のステージが堪能できる....。
途中、AC/DCを子守唄に、眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)っとなってしまったが、
ボン・スコットの偉大さ、そして、我々のリアル・タイムAC/DCの頃の楽曲も
存分に吟味できたイベントでございました。どんっ(衝撃)
鑑賞後、二人で「Whole Lotta Rosie」を口ずさみまくり!!

このイベント本日までです!!
観ていない方は、是非早退して、アンガス走りで渋谷へゴー!!!

さてさて、METAL無頼漢本編に戻って、
開催が危ぶまれていた第80回アカデミー賞が、来週月曜に開催決定!!
コーエン兄弟監督作「ノーカントリー」が有力だとか??
すっかり「X-MEN ファイナルディシジョン」でファンになった、
エレン・ペイジが主演女優賞にノミネート黒ハート

そんな注目が集まるアカデミー賞…
そんでもって忘れてならないのが、アカデミー賞授賞式の前夜に開催される、
ゴールデンラズベリー賞こと「ラジー賞」!!
年間最低映画を決める、ノミネート側にとって不名誉?な歴史ある祭典(笑)

ってなわけで今回のMETAL無頼漢のピックアップは、
見事、1990年第11回ラジー賞、最低作品賞に選ばれた、
名作「クリフハンガー」を手掛けたレニー・ハーリン監督作品
「フォード・フェアレーンの冒険」のサウンドトラック
O.S.T「The Adventures of Ford Fairlane」
をピックアップしたいと思います。

乗るかい?.JPG
おおおっ、デヴィッド・リンチ監督作「ワイルド・アット・ハート」の
ニコラス・ケイジも真っ青なロケンロールな風貌の主人公、フォード・フェアレーン(笑)
設計ミスしてしまったターミネーターのようにも見える(笑)

この男、劇中では音楽業界を中心に依頼を受ける探偵さんなんだよね。
濱マイクシリーズのようなカッコ良さが微塵も感じられないフォード役は、
サタデーナイト・ライブ出身のアンドリュー・ダイス・クレイ。

えっ誰?

っと当然思ってしまう....
もう、その時点で、この映画が日本で成功しなかったかが伺えちゃいます(笑)
海賊版CDを巡る裏音楽社会を皮肉っていたので、セリフなどが、
当時の音楽事情のゴシップが織り交ぜられ非常にマニアックなんです。

調べてみると、サタデーナイト・ライブ時の彼の芸風は、
男尊女卑をモットーとした差別的発言が売りだったみたい...。
まぁ、ある意味ロックンロールなお騒がせ芸人だった。

そんな役者を起用する映画なんだから、当然ながら?
映画の内容はLAメタルそのもの(笑)金髪美女ぞろぞろ出てるしたらーっ(汗)
F※※※、A※※、S※※※などR指定ワードテンコ盛りたらーっ(汗)
笑えるのが、モトリーのヴォーカリスト、ヴィンス・ニールが、
この映画に出演しちゃっているわーい(嬉しい顔)
そのヴィンス演じる、ロック歌手、ボビーがステージ上で急死することから、
映画の物語が始まっちゃうので、ヴィンスはちょい重要キャラ(笑)

そんでもって、「エルム街の悪夢」のフレディ演じる、
ロバート・イングランド演じる、謎の殺し屋とのお馬鹿な攻防戦が勃発!!

レニー・ハーリン&ジョエル・シルバーという、
ハリウッド屈指の爆発エンターテインメンターが作り上げた映画だけに
サントラも爆走&軽快なロック・チューンが収録されている。

収録曲でヒットしたのはビリー・アイドルの「Cradle of Love」
ビリー史上最大のヒットチューンであり、グラミーにもノミネート。
因みに、この曲のPVの監督は、あのデヴィッド・フィンチャー。

当然の如くモトリーも「Rock'N Roll Junkie」を提供。
映画のオープニングで、ヴィンスがギラギラの衣装を着て、
この曲で空から、ステージへ舞い降りる....
そんでもって苦しそうな表情で、突然倒れちゃう....(笑)
因みに、この映画のヴィンス率いるバンドはモトリーではなく、
ブラック・プレイグというバンドで、なんとドラムはランディ・カステロexclamation

渋いのでは、ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラが
ジミヘンの「The Wind Cries Mary」(邦題「風の中のマリー」)をカバー。

さて、METAL無頼漢のピックアップは、なかなかの隠れ名曲ではないか?
シアトルの雄、クイーンズ・ライクexclamation×2「Last Time in Paris」exclamation×2
まず最初に、クイーンズ・ライチなのか?ライクなのか?
僕はライク派なので、クイーンズ・ライクにしましょ。
クイーンズ・ライクの紹介は、いずれオリジナル・アルバムの紹介を、
ココでさせていただくと思うので…ふらふらふらふら

ご機嫌な世界観を誇る「フォード・フェアレーンの冒険」のサントラで、
かなり浮いた存在となっている、この曲。
2003年に彼らの4thアルバム「Empire」のリマスターが発売された際、
この「Last Time in Paris」が追加収録された。
そんなワケで、確かに「Empire」時代のクイーンズライクが堪能できる楽曲。
とは言え、サントラでしか聴けなかったナンバーとは思えない、
ジェフ・テイトの伸びやかなヴォーカルと、ツェッペリンの「カシミール」を
髣髴させるドラマティックなメロディ・ライン。
この曲のプロデューサーは大名盤「オペレーション・マインド・クライム」
そして「エンパイア」のピーター・コリンズ。
パープルの「Woman from Tokyo」を髣髴させる、異国で味わった
不思議な出来事を綴ったストーリー性溢れるナンバー♪

10年以上、サントラでしか聴けなかった貴重な楽曲だった事は間違いないがく〜(落胆した顔)

映画「フォード・フェアレーンの冒険」公開時は、
ハードロック・アーティストを起用したサントラが多数出ました。
METAL無頼漢では、時折サントラもピッアップしますんでヨロシク♪

asato with run to the hill.JPG
せんちねる長岡さん、ありがとー!!
そして朝までご苦労様ふらふら
アイアン・メイデン横浜公演終了後、
横浜で朝まで、ノン・ストップメタル談義ビール
頼んでおいたツアーTシャツに大感激黒ハート
今回のツアーTシャツ、かなり凝ってましたよね。
フロントは、今までのアルバム・ジャケットだけど、
バック・プリントには、シングルのジャケットが施されてます。全9種類!!
買ってきてもらったのは、フロントは「Number of the Beast」で、
バックは「Run to the hill」!!!重宝させていただきますひらめき
posted by 佐藤朝問 at 00:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

IRON MAIDEN「Caught Somewhere in Time」

人体解剖??.JPG

apu with rage against the machine.JPG「ズバリ!!そうでしょ!!」っと
花輪クンの物真似をしちゃいそうな程、
僕のグラミー予想全て的中に、
ちょい嬉しかったです。
まぁメタル部門なんて、
誰も注目しなかっただろうけど...もうやだ〜(悲しい顔)
それにしても先週の幕張メッセでの
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン....
もう、死亡遊戯状態でした…がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)
8年ぶりの来日exclamationザックの復帰exclamation
期待していたファンが会場にドドッと集結!!!
前列だったんですけれども、もうモッシュの嵐だし、
汗臭い男が僕の周りにウジャウジャ....
ボーっとしていると逆に怪我してしまうので、
35歳親父の限界のスタミナをフルに使って暴れてましたよ(汗)
それからの2〜3日は体中が痛くて痛くて....
明らかに筋肉痛じゃなく、ド突かれまくった後遺症です。

いやぁーザックの魂の叫び、奇々怪々なトム・モレロのトリッキーなプレイ!!
もう無理ーー!!死んじゃうよーって叫びながらも目に焼き付けましたふらふら

さてさて今日は、今晩パシフィコ横浜 国立大ホールでライヴを控えている、
NWBOHMの帝王、アイアン・メイデン様の紹介をさせていただきます。
今はメタルを卒業した、過去のメタラーでさえも、
メイデンに関しては、思い出の曲があるのではないか??

先週&昨日と、ナレーションをさせていただいている、
テレビ朝日系列「STREET FIGHTERS」では大学生バンドの紹介をした。
その中で、先週の東大のフュージョン・バンドのギタリストのTシャツが、
恥じらいもなくアイアン・メイデンでしたね〜ダッシュ(走り出すさま)
いいねぇ、若いのにロックT、それもメイデンのTシャツとは!!
好感度アップでございました。

そんな老若男女?ワールドワイドで愛されているアイアン・メイデン。
ベストアルバムを除く、オリジナル&ライヴ・アルバムは計19枚!!
王者の貫禄と、他の追随を許さない圧倒的な世界観を誇る楽曲。
「無敵」の二文字が似合う彼らは、今もなおメタル・シーンで加速し続けているむかっ(怒り)

えでぃ.JPG多くのメタラーを虜にした名曲が凝縮された、
彼らの発表してきた数々のアルバムには、
ご存知、エディが描かれている。
メタル・アートワークの第一人者、
ディレク・リッグス氏が生んだ、
アイアン・メイデンの怖いマスコット(笑)
マスコットと言うよりも、シンボルに近い、
メイデンを支えてきた大事な凶暴ゾンビ(笑)
ディレクは、2ndアルバム「Killers」から、
12thアルバム「Brave New World」まで手掛けた。
彼の名デザインを拝めるのは、
シングルやライヴ・ビデオでも
オリジナル・デザインを手掛けている。
左記のバイクにまたがるエディは、
ライヴ・ビデオ「MAIDEN ENGLAND」のデザイン。
うちにプレイヤーは無いのに、「MAIDEN ENGLAND」のLDジャケットを飾ってます。
そんなアイアン・メイデンの各作品の世界観を比喩した、エディのレパートリーも、
メイデン・ファンは楽しんだハズである。

さて今晩と明日の彼らのツアー「SOMEWHERE BACK IN TIME WORLD TOUR 08」。
巨大なエディがステージを支配すること間違いナシである。
だって、「鋼鉄の処女」、「キラーズ」、「魔力の刻印」、「頭脳改革」
「パワースレイヴ」、「サムホエア・イン・タイム」、「第七の予言」
初期の7作品からチョイスされたセットリストなんだしぴかぴか(新しい)
横浜と幕張の伝説2DAYS…心待ちにしていたファンは多かったハズ。

今回のMETAL無頼漢、上記7作品の中から、
「SOMEWHERE IN TIME」をチョイスさせていただいた。
実は、このアルバム賛否両論作品....。
ブリティッシュ・スタイルを崩し、シンセサイズド・ギターを起用した
アイアン・メイデンの実験的要素が強いアルバムなんだよね。
あと裏ジャケットにメンバーのイラストがあるのも笑える…

ちょい悪オヤジ??.JPG
改めて、アイアン・メイデンとは何ぞや?って紐解くと、
かたくなに、ヴァージンを守りきる処女集団である....寒いね(すいません)
バンド名の由来となる「鋼鉄の処女」は、中世ヨーロッパの拷問器具。
ロビンマスクがジャンクマンにジャンククラッシュされたような、
痛い痛いじゃ済まされない恐ろしい器具。

そんな、おっかない器具がバンド名の由来となった、
アイアン・メイデンはベーシスト、スティーヴ・ハリスを中心に、
1975年のクリスマス、イギリス・ロンドン東部のレイトンで結成。
ハリスは、映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」や「狂っちゃいないぜ」など、
数々の名作を手掛けたマイク・ニューウェル監督の初期作品「鉄仮面」から
バンド名を思いついたんだとか…
因みに「鉄仮面」の主演は、名作「将軍(SHOGUN)」で三浦按針を演じた、
名優リチャード・チェンバレン。 

さて1stアルバム「鋼鉄の処女」がリリースされたのが1980年…
1975年結成から、1stアルバムまで幾度のメンバー・チェンジを経てきており、
苦難、葛藤、模索の5年間が続いていた....。
その5年間を経てきているのは、ハリスとデイヴ・マーレーの二人...。

二人の試行錯誤が続く中、ヴォーカル、ポール・ディアノでの
デビュー・アルバム「鋼鉄の処女」を発表した。
ディアノは名曲「Running Free」などを手掛けているんだよね。
この年、キッスやジューダス・プリーストなどのツアーに参加し、
徐々に人気を獲得していき、エイドリアン・スミスが加入する。
収録曲「オペラの怪人(Phantom of the Opera)」は、
ブラックサバスの名曲「Children of the Grave」からヒントを得た。

2ndアルバム「Killers」では、エドガー・アラン・ポーの
「モルグ街の殺人事件」からインスパイアーされた、
「Murders in the Rue Morgue」などハリスの文芸面も垣間見れた。
ハリス節バリバリの名曲だよね黒ハート

そして3rdアルバム「魔力の刻印」こと「The Number of the Beast」から、
オンザ眉毛のブルース・ディッキンソンの登場なんだな。
収録曲「吸血鬼伝説(Children of the Damned)」は、
ジョン・カーペンター監督作で、故クリストファー・リーヴの遺作であり、
カーペンター駄作と称された「光る眼」の原作「呪われた村」から
インスパイアーされた作品。

「NUMBER OF THE BEAST」は、ハリスが、
ダミアンの静かなる暴走が印象的な、
映画「オーメンII」を観て作り上げた異色作。

「Run to the Hills」では漫画「デビルマン」で印象的だった
“カスター将軍のインディアン虐殺”の映画版とも言える
1970年の衝撃の問題作「ソルジャー・ブルー」(DVD化されていない)から、
インスパイアーされたテーマ性深い楽曲。

とにかく、サタニック、人種問題とテーマ性強い作品だっただけに、
宗教的にも、メディア的にも物議を醸し出した問題作であり、
最高傑作かもしれない。

続く4thアルバム「頭脳改革」では、
宮本武蔵にインスパイアーされた「鋼鉄の殺人鬼(Sun and Steel)」。

デヴィッド・リンチ監督作で有名な「デューンー砂の惑星ー」の原作に
インスパイアーされた「惑星征服(To Tame a Land)」。
(映画の音楽担当はTOTOでしたよね...コレまた素敵です)
映画では主演のカイル・マクラクランのライバルを演じたのは、
サイバー・ジャンキーな姿のスティング(笑)
昨日、一昨日のポリスのライヴも行きかったですもうやだ〜(悲しい顔)

続いては、ナイチンゲールで有名なクリミア戦争を題材にした
「明日なき戦い( The Trooper)」。(MEGADETHやKASABIANも題材に。)

「クエスト・フォー・ファイア」は、初期クリント・イーストウッド出演作品
「荒鷲の要塞」の原作がモチーフされていたりと…
スティーヴ・ハリスを含め、彼らの博識さが伺える。
このアルバムから現ドラマー、ニコが正式メンバーに。

1984年に5thアルバム「パワー・スレイヴ」では、
バングルスもビックリなエジプトをイメージしたジャケット。
このデザインの題材としては、ディッキンソン作「パワースレイヴ
〜死界の王、オシリスの謎〜(Powerslave)」からではないか?
この曲は、エジプトの神話「ウジャトの目」からインスパイアーされている。

「ホルス神は、悪魔セトの策略に引っかかり、命を落とした父親オシリス
神の仇を取るべく戦うが、その時、セトに眼をえぐり取られてしまう…
しかし、母イシス女神の魔法で失った眼は蘇り、見事にセトを倒し、
エジプトの平和を取り戻した…
この神話が元となり、ホルス神の眼「ウジャトの目」は、
再生する魔力を持つ眼だと信じられている。」

ディッキンソンは実はロンドン大学の史学科出身なので、
古代文明、神話を勉強していたんだろうなぁ....因みに僕も史学科(笑)

名曲「撃墜王の孤独(Aces High)」のPVでは、
チャーチル首相のスピーチから始まる....
第二次世界大戦でのドイツ空軍とイギリス空軍の制空権争い
「バトル・オブ・ブリテン」が題材に。

環境問題、核保有、テロ....
まるで地球が今抱えている問題を示唆していたかのような、
“世界終末時計”を題材にした
「悪夢の最終兵器(絶滅2分前)(2Minutes to Midnight)」

怖いねー.JPG
余談かもしれないけど、上のアルバム・ジャケットは、
CD化されているのかな?ミニLPで発売されたライヴ盤「MAIDEN JAPAN」。
右のアルバムが正規盤なんだけど、左は世にも恐ろしい、
エディがポール・ディアノの首を持つ、貴重なベネズエラ盤(汗)
コレは超ーーーー貴重で、僕はeBayでも探してます。

そして、やっと今回のアルバム、6thアルバム「サムホエア・イン・タイム」。
1986年にリリースされた今作。
僕のメイデン・デビューは、このアルバムだった....。
当時聴いた印象と、今の印象は一緒で、僕の職業的表現で言うならば、
一音一音がクリアにしっかり奏でられている、
言わば、「滑舌の良い楽曲」と言う印象なんだよね....(分かりにくい?)
ジャーマンっぽさも感じたり、アメリカ西海岸を髣髴させる爽やかさ、
そしてスペーシーな浮遊感を感じさせる楽曲陣に心射抜かれたあせあせ(飛び散る汗)

警告白ニキビ?.JPG
↑クリックして、改めて、このアルバム・ジャケットを見てみると、
ディレク・リッグスの遊び心が満載なんだよね....。
生粋のメイデン・ファンなら、ニヤリとしてしまうポイントが多い。
まるで「ウォーリーを探せ」を楽しむかのように、目が釘付け(笑)

まず、ジャケットの第一印象、映画好きなら誰でも思う
「ブレードランナー」の世界観…。
昨年末にコレクターズ・エディションが発売されたSF映画の金字塔である。
ヴァンゲリスのテーマ曲と共に噴煙が立ち昇り、
ネオンがひしめく、サイバーパンクな「ブレード・ランナー」の
オープニングを連想してしまうジャケットだよね。
そう言えばスコーピオンズの「Rhythm Of Love」のPVも、
「ブレードランナー」っぽいんんだけど、
どちらかと言うと「トータル・リコール」っぽいんだよね...エロいし(笑)

「ブレードランナー」が大好きな方ならご存知、
「強力わかもと」のネオン広告....
コレに通ずるのが、“浅田彰”“玉井”“警告白ニキビ”という日本語が、
「サムホエア・イン・タイム」のジャケットには散りばめられている。
特に“浅田彰”の三文字は、のど飴で有名な「浅田飴」の
間違いかと思っていたんだけど、
実は浅田彰さんという社会思想家であり哲学者の方がいらっしゃって、
恐らくハリスか、メンバー誰かが、浅田氏の「構造と力」に
感銘を受けてのジャケット・ワーク起用なのでは....?

他に面白いのが、WESTHAM7 ARSENAL3というサッカーの試合結果(笑)
ハリスが大のウェストハム・サポーター!!
(因みにスティーヴ・ハリスは元ウェストハムのユース出身)
特に東ロンドンのウェストハムにとって、西ロンドンのアーセナル、
チェルシー、トッテナムはライバル中のライバル(笑)
イライジャ・ウッド主演映画「フーリガン」は、ウェストハムのフーリガンのお話。

ブルース・ディッキンソンが収録曲に関わっていない理由は、
フェンシングに打ち込みすぎたから...などなどトリビアが多すぎる
今回の「サムホエア・イン・タイム」....(笑)
そろそろピックアップ曲を紹介すると、
是非とも今日のライヴでも見せて欲しい、アルバムのオープニング・チューン!!
exclamation×2「Caught Somewhere in Time」exclamation×2

静かで壮大、そんでもって近未来の世界観を感じるナンバー。
でも「荒野」、「地平線」などの乾いた世界観も似合う。
7分弱の、まさにスティーヴ・ハリスらしい大作です。
オープニングに相応しい浮遊感漂う心地よさの裏には、
賛否両論の原因とされるシンサイズド・ギターの音色があるわけだ。

シンセサイズド・ギターを紐解くと、ローランド社から発売された、
Roland GR-500というギターが元祖なようだ。
いち早く、このギターの可能性を試したギタリストが、チャック・ハマー。
彼はルー・リードのツアーに参加した際に、シンセサイズド・ギターを使ったらしい。
その後、ルー・リード、デヴィッド・ボウイのアルバム楽曲でも起用。
そんな新たな名機に、ジミー・ペイジやラッシュのアレックス、
パット・メセニーなども愛用したそうだ。

このアルバムからメイデンを知った僕にとって、
シンセサイズド・ギター&ベースの起用は吉なのか、凶なのか、
っと言えば、吉なんだよね。吉じゃなく大吉わーい(嬉しい顔)
この頃、いち早く近未来の世界観を打ち出したクイーンズ・ライクとは、
一線を画したアイアン・メイデンならではの近未来の世界観。

静かに始まるイントロから、メイデンらしいリフが始まる....
この時点で、メイデンのメンバーが、ステージ前で、
華麗なる協奏曲を弾きまくる姿が思い浮かびます。
現メイデンは、ヤニック・ガーズも含めトリプル・ギターなんだもんね!!!
キャー!!!かっこいいだろうな。
デイヴのソロから、エイドリアン・スミスのソロへ....
特にスミスのソロで魅せる、後半のタッピングが涙モノ。
そして、ハリスの暖かく激しい、フィンガー・ピッキングとは思えない、
存在感抜群なベース音が大きく支配している....。

「ブログ、長すぎ!!!」
っとよく言われます....(汗)
勘弁してくださいもうやだ〜(悲しい顔)
今回のメイデン、書くのに3日間費やしました(笑)

asato with iron maiden.JPG
さ〜て今日はメイデンのライヴ行ってきます!!!
っと言いたいんだけど、仕事で行けない!!がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)
ダフ屋で買ってまで行こうと思ったのに....
是非、ブログを見て下さっている方で、今日明日行った方は、
ライヴの感想など、お寄せください。
posted by 佐藤朝問 at 14:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

GAMMA RAY 「AS TIME GOES BY」

ガンマレイ.JPG
さて、3日後の2月11日にグラミー賞の授賞式が控えております。
今年はフー・ファイターズとボン・ジョヴィが、
それぞれ3部門ノミネートしており、ロック好きには嬉しいかぎりです。
なんと言ってもフー・ファイターズは年間最優秀レコード&アルバムの
トップ2部門にノミネートしており、一昨年のグリーン・デイの快挙を超えそうです!!
METAL無頼漢としては、やっぱハードロック&ヘヴィメタル部門に注目したい。
因みにヘヴィメタルの部門がグラミーに登場したのが1990年…。
この部門の歴史を紐解いていくと非常に面白い。
栄えある第一回1990年のメタル部門受賞は、メタリカの「ONE」。
この年メタリカと受賞争いをしたアーティストにドッケンもいた(笑)
その後の91年、92年もメタリカが受賞とV3を獲得....。
93年は、デイヴ・ムステインの心届かず、なんとナイン・インチ・ネイルズがぁ!!
NINがメタル部門ノミネートってのがメタル・ファンは憤慨度200%だよね。
まぁ、90年以降はメタル氷河期であり、メタル人気の低下が伺えるかのように、
その後はサウンド・ガーデン、スーサイダル、ホワイトゾンビ、
今月来日を控えているレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどが、
ノミネート・アーティストとして顔を出してきており、
2000年以降は、TOOL、KORN、スリップノットなどもノミネート。

グランジ・ムーヴメントからオルタナティヴ....
パンテラの登場による、ラウドシーンの進化....
ミクスチュアとは一線を画した、スーサイダル、レイジの存在....

もう、ヘヴィメタルというジャンルが飽和化してしまい、
なんでもかんでもメタル・アーティストとして呼ばれてしまってきている。

でも今年のメタル部門ノミネートにクローズアップしてみると、
スラッシュ勢が占めており、「メタル」らしくなったんじゃない??
僕なりな今年のグラミーの予想?思い入れを下記にて検証してみたひらめき

オジー.JPGベスト・ハードロック部門
☆「Sweet Sacrifice」:Evanescence
☆「The Pretender」:Foo Fighters
☆「I Don't Wanna Stop」:Ozzy Osbourne
☆「Sick, Sick, Sick」
:Queens Of The Stone Age
☆「The Pot」:Tool
ベスト・ハードロック部門は、メタル部門よりも
1年早い89年からで、第一回はジェスロ・タル。
93年からレッチリ、ストーン・テンプル、
サウンドガーデン、パールジャム、スマパンと時代を象徴した顔ぶれだった。
昨年は、僕も大好きなウルフマザーが受賞。
さて、今年のノミネート陣を見てみると、我らの帝王オジーお爺ちゃんがノミネート!!!
やっぱ個人的にはオジーに受賞して欲しいね。
ザックとオジーの王道なサウンドで、少々つまらない楽曲だけど、
帝王の威厳&意地を見せて欲しい!!!
TOOLはグラミー常連バンドだけに、TOOL優勢かと思うけれども、
やっぱフー・ファイターズが最有力だよね。
それにしても上の写真、変な写真だなぁ(笑)

キングダイアモンド.JPGベスト・メタル部門
☆「Nothing Left」:As I Lay Dying
☆「Never Ending Hill」:King Diamond
☆「Aesthetics Of Hate」:Machine Head
☆「Redemption」:Shadows Fall
☆「Final Six」:Slayer
シャドウズ・フォールってバンドは、
ここ何年のメタル部門常連バンドだけど、
めちゃくちゃカッコイイねぇ!!!
昨年の受賞者スレイヤーも貫禄のノミネート!!
スレイヤーの凄いところは、時代に迎合しない
一環としたスレイヤー・ワールドを貫いている。
でも個人的には、元祖クラウザーII世こと、キング・ダイアモンドの健闘を応援したい!!
マーシフル・フェイト派の自分ではあるが、
今回のキング・ダイアモンドの懐かしさ溢れるノミネート曲に乾杯ってカンジ黒ハート
ドゥームなリフが印象的なアーティストが多いだけに、
スレイヤーの連続受賞が濃厚のような気がします。

ラッシュ.JPGベスト・ロック・インストゥルメンタル部門
☆「The Ecstasy Of Gold」:Metallica
☆「Malignant Narcissism」:Rush
☆「Always With Me, Always With You」
:Joe Satriani
☆「The Attitude Song」:Steve Vai
こんな部門もあるんだね....。
この部門は歴史が深く、1980年から。
第一回はポール・マッカートニー&ウィングスの名曲「ロケストラのテーマ」。
その後は、ジェフ・ベック、クラプトン、サンタナ、メセニー、レイボーンなど、
大御所ギタリストの顔が目立っていた。
異例?なのがケミカル・ブラザーズが、98年に「Block Rockin' Beats」で受賞。
さて、今年は上記のアーティストの他に、
なんとブルーズ・スプリングスティーンもノミネートされております。
メタリカのエンニオ・モリコーネに関しては、
応援したいんだけど、少々疑問が残るんだよね。
ジョー・サトリアーニは随分古い曲がノミネートされているんだけど、何故?
この部門は、過去イエス、ポリス、フロイドなども受賞しているので、
今年はラッシュに受賞して欲しいですね。
でもブルース・スプリングスティーン最有力じゃないかな。

結果はいかに?!

ってなカンジで、いつも通りのブログに戻って、先週のハロウィンと
ジョイント・コンサートで今日からツアーが始まるガンマ・レイをピックアップ。

kaihann.JPG先週かなり興奮気味でハロウィンを綴ったので、
カイ・ハンセンの動向は省略しますが、
とにかくハロウィンを脱退したカイ・ハンセンの、
新たなバンドが今回のガンマ・レイ。
左記の写真はガンマ・レイのデビュー・アルバムの
初回パッケージ・デザイン。
ガンマ・レイではなく、カイ・ハンセンなんだよね。
カイ・ハンセンのカムバックを大々的に表した、
レコード会社の戦略的要素が伺えちゃいます(笑)

元々ギタリスト、兼ヴォーカリストだったカイだけに、
ヴォーカリスト発掘のレーダーはピカイチだったハズ。
結果ハロウィンのマイケル・キスクは堂々たる存在感と働きを魅せた。
そして今回のガンマ・レイでも、その先見力が発揮され、
80年代に活躍していたタイラン・ペイスのヴォーカリスト、ラルフ・シーパースを起用。
そしてデビュー・アルバム「HEADING FOR TOMORROW」を1990年にリリース。
ハロウィン全盛期を髣髴させる極上なメロディーと、
ラルフの驚異的なハイトーン・ヴォーカルを武器に、僕たちメタラーを、
一瞬にして虜にさせてしまった名盤中の名盤exclamation
アルバム後半に10分以上の大作を収録するところなんか、
ハロウィンのアルバム構成と全く一緒だった(笑)

先週のハロウィンもマイケル・キスク時代をフィーチャーしたように、
やっぱラルフ在籍こそが僕のガンマ・レイなのだ。
今回は意表ついて2ndアルバム「Sigh No More」をピックアップ。
このアルバムも先週のハロウィン「Pink Bubbles Go Ape」同様、
問題視されてしまった賛否両論のアルバムなんだよねもうやだ〜(悲しい顔)

ガンマ線.JPG
今日から始まったツアーのハロウィンの現ヴォーカリストは、
ピンククリーム69のアンディ・デリス。
ガンマ・レイは初期ハロウィンのように、カイ・ハンセン自らがヴォーカリスト。

ちょい話が変わるんだけど、
社会人になって、30歳を迎える頃ぐらいになると、
だんだん職場への不満が募ってくる頃である....。
一番の理由が「会社は、俺をあまり評価してくれていない!!」
給料の事や、手当ての面、昇給の面、休みの事、役職…etc
一生懸命働いているからこそのストレスと葛藤なんだよね。
ただ、この辺のストレスが溜まると、時折いけない方向に動き出す人間が、
僕の周りには何人か存在した....。

酒の場で上司に噛み付いたりする事は、僕もいっぱい経験してしまったが、
学生時代の友人で無断欠勤した奴がいた....。

「俺がいなければ、会社は困るに決まってる…」
そいつなりのアティテュード…ストライキを試みたつもりなのであろう....。

確かに最初は、会社は彼がいない事により問題は生じるであろう....
でも、それは彼が思うよりも、意外と早く会社は立ち直れるものである。
会社組織というものは、案外そんなものかもしれない....

何が言いたいかって言うと、「バンド」というのも一組織であり、
「なんだか、泣けてくる…」ってウルフルズの歌詞が身に染みる
会社組織と同じような気がします....。

マイケル・キスクとラルフ・シーパースって実は解雇されたメンバー。
多分ね、二人とも納得いかなかっただろうし、
心のどこかに、「俺がいないんじゃダメになるぜ、きっと…」
って思ったんじゃないかな....。(ラルフは転職活動がバレちゃった(笑))
確かに、最初はファンから不安がられただろうけれども、
結局ハロウィン&ガンマ・レイは今もなお活躍しちゃっているんだよね。
(ラルフはプライマル・フィアで伸び伸びとマッチョに活動しているけど…)

ただね、「ハロウィン」や「ガンマ・レイ」という母体に対して、
どうして好きなったのか?って考えるとヴォーカリストの存在が、
僕にとっては大きいんだよね....。
バンドの成長と共に音楽性が変化していくのは、寂しい気はするけれども、
好きなバンドのヴォーカリスト交代は、音楽性の変化よりも嫌な事件もうやだ〜(悲しい顔)

“音楽性の不一致”という王道なメンバー分裂を筆頭に、
バンドって徐々に空中分解になりがち....
その苦悩は「メタリカ 真実の瞬間」で理解したつもりだけど、
バンドの黄金期って、メンバー全員の極上の一体感があり、
その化学反応が一枚のCDに反映されたわけだから、
バンドの母体が持続していても、特にヴォーカルが違うんじゃ、
認めたくても認められないのが、僕の本音なんだよね....違うかな(汗)

だから好きだったラルフ在籍のガンマ・レイの曲をフィーチャーしちゃうってワケ。

2ndアルバム「SIGH NO MORE」からのピックアップ曲は、
邦題「時の流れのままに」(嘘)exclamation×2「AS TIME GOES BY」exclamation×2

このアルバムは、ガンマ・レイ?って思わせるほど、
ブリティッシュ臭さや、アメリカンっぽさなど、
ジャーマン節が垣間見えない、ある意味ガンマ・レイの器用さが光る。
でも、全体的に迷いがあるなぁ...って思わせてしまう面もふらふら

カイ・ハンセンらしさが光る2曲目の「RICH AND FAMOUS」に、
ちょいキャッチー過ぎるなぁ…正直に言うなら“ハロウィン崩れ”?
って感じてしまっていた僕に、安心感を与えてくれた3曲目のこの曲。

Do you believe in justice?
という鋭いリリックから始まる「AS TIME GOES BY」。
大名盤1stアルバム「HEADING FOR TOMORROW」では味わえなかった、
新たなガンマ・レイの幕開けを感じさせた疾走感と哀愁さを併せ持つ曲。
ツイン・ギターのソロの間で聴かせる、
ウリ・カッシュのドラムワークが、鳥肌モンです。
ラルフもハイトーンを前面に押し出さず、
ソリッド感あるヴォーカルを聴かせてくれる。
でもサビは、うおおおおおって思っちゃうほどのハイトーンを、
キッチリ聴かせてくれますわーい(嬉しい顔)

asato with fishmans.JPG
最近、mass of the fermenting dregsって女性2人編成のバンドが好きです。
あっ邦楽なんですけど…
SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERを、
初めて聴いたときの衝撃に近いものを感じちゃいましたグッド(上向き矢印)
すごい音はアンビエントなのに、声が超カワイイ♪
今日下北のSHELTERでライヴなんだけど、仕事で行けませんもうやだ〜(悲しい顔)
10日はRAGE AGAINST THE MACHINEを楽しんできます。手(チョキ)
正直ポリスも行きたかったなぁ....。がく〜(落胆した顔)

来週はアイアン・メイデンの紹介を予定してるんだけど、
大御所バンドなだけに、選曲とココでの綴りに不安を感じちゃいます。
posted by 佐藤朝問 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

HELLOWEEN「The Chance」

ハロウィン.JPG
2008年も早いもので2月に入りました…。
今月から、このMETAL無頼漢と、キャンシステム&SPACE DIVAの
コラボレーション放送がスタートしちゃいます。
これもディレクターのサイトウD君を含め、
多くの方々に支援していただいた結果でございます。
先月は、各関係者の皆様との宴を設けさせていただきましたが、
まぁ、とにかく話題がロックロックの嵐でしたね....

さてさて2月も来日ラッシュですね....
まずビックリはダイアモンド・ヘッド初来日公演が、今月17日に控えていること....。
このブログの影響力なのか??(んなワケ無い(笑))
METAL無頼漢の第二回目で紹介しただけに、
なんだか不思議な驚きが僕を包みました....。
来日情報を掴んでさえいれば、タイミング的に今月紹介したかったふらふら

そして来週8日からハロウィン&ガンマ・レイのカップリング・ツアー
「HELLISH ROCK 08」が福岡から始まる!!!!
福岡、広島、大阪、名古屋、東京の計6公演の大サービス・ツアー!!
ってなワケで、今日はハロウィン、来週はガンマ・レイをピックアップひらめき

僕世代にとって、ハロウィンはジャーマン・メタルの登竜門であり、
メタル愛を加速させてくれたアーティストかもしれない。
「あの曲」=「あの頃」で考えるならば、ハロウィンを聴いただけで、
走馬灯のように我が青春時代が蘇ってくる....。
アニメや特撮ヒーローの主題歌を髣髴させる、男心をくすぐるキャッチーさで、
メタル命野郎の琴線に触れまくった、愛さずにいられないバンドだっただけに、
少々ブログを綴るのが恐れ多くて仕方がない....。

なんと言っても、僕の青春時代を彩った彼らの名作「守護神伝」2作品。
聴きまくりまくりまくりまくった(笑)
メタル全盛期だった、あの頃、多くのかっちょ良いバンドがいたのに、
飛びぬけてハロウィンが好きだったのが記憶にある....
何故なのか??鳥肌が立ってしまうほどの叙情的旋律か??
それも大きな理由かもしれないが、ヴォーカル、マイケル・キスクの
伸びやかなハイトーン・ヴォイスが一番のハロウィン愛加熱の原因かも。

中心人物、カイ・ハンセンこそがハロウィンの礎なんだけど、
僕にとってはキスクこそがハロウィンなんだよね....
だからこそ、カイ&キスクの黄金期に「守護神伝」が生まれたのだろう...

しかし、カイはハロウィンを去り、ガンマ・レイを始動....
ハロウィン・ファン騒然のカイ脱退劇…さてハロウィンの動向は??
遠目で見るならば、ギタリストが一人抜けただけなんだけど、
やっぱカイ・ハンセンの存在が大きかった事を物語ってしまったのが、
今回の「PINK BUBBLES GO APE」の発表....
賛否両論の嵐が飛び交い、まさにシャアの名セリフじゃないけど、
若さゆえの過ちで、聴いてもいないのに、駄作だと勝手に思っていた当時の自分...。
って言うか、ジャケットが明らかに損している(笑)

しかし、このアルバム、完成度が非常に高い1枚である.....

はろうぃぃん.JPG
ハロウィンのデビューは1984年…
カイ・ハンセンを中心に、ドイツ、ハンブルグで結成。
名曲「Victim of Fate」を収録したミニ・デビュー・アルバム「HELLOWEEN」を、
翌年の85年にリリースし、同年にフル・アルバム「Walls of Jericho」を発表。
カイ・ハンセン&マイケル・ヴァイカートが作り上げる楽曲陣は、
今で言うジャーマン・メタルらしさが微塵も感じられない、
攻撃的でスラッシャーなゴリゴリなメタル・サウンド!爆弾
そんでもって、発狂した水前寺清子さんのようなカイの超ハイトーン・ヴォーカル(笑)
「こち亀」第一巻のデフォルメされていない不良警官全開の両さんのように、
初期ハロウィンも男っぽいメタルを展開していた(笑)

そして前述にも述べたマイケル・キスクを新ヴォーカリストとして迎える。
当時若干18歳のヴォーカリスト、マイケル・キスクの起用は、
ハロウィンのサクセス・ストーリーの始まりだったに違いない....。
おまけにキスクは、メロディー・メイカーとしての才もあり、
ハロウィン・ファンに愛され続けている楽曲を発表している。
ちょいブラッド・ピット似?でブロンドヘアーの貴公子、キスクの
冴え渡るハイトーン・ボイスと稀代のメロディー・メイカー、
カイ・ハンセン&ヴァイキーの楽曲が相性抜群!!!
この連携スタイルが贅沢に凝縮されていたのが、
1987年&88年にリリースされた「Keeper of the Seven Keys」こと、
「守護神伝」第一章&第二章である手(チョキ)手(チョキ)

1991年にGUNSが「Use Your Illusion」2作品を同時リリースした。
両アルバム合わせて計30曲!!怒涛のガンズワールドを満喫できる....
っが、全曲捨て曲ナシとは正直言いにくいんだよね。
「守護神伝」は同時リリースではないので状況が違うんだけど、
「守護神伝」2枚は捨て曲が無い、珠玉の名曲が凝縮されている。
ランニング・ワイルドのように全曲同じに聴こえてしまうような事も無く、
王道のハロウィン節を保ちながらも、1曲1曲に存在感があり、
とってもバーサタイルな面を兼ね備えている。

この2枚により彼らは80年代後期メタル・シーントップの座に…
しかし、その後の90年代のメタル氷河期を暗示するかのように、
カイ・ハンセン脱退劇を迎えてしまう....。

1991年…新ギタリスト、ローランド・グラポウを迎え、
今回のピックアップアルバム「Pink Bubbles Go Ape」がリリースされた。
前述でも述べたように、無敵の「守護神伝」シリーズ後だっただけに、
このアルバムは、賛否両論!!いや、否定派のほうが当時多いのでは??

原因1:ジャケットのアートワーク
原因2:1曲目の肩透かし
原因3:全体的にポップな曲構成

甘い物を食べた後に、コーラを飲むと、コーラの味がしないのと同じで、
「守護神伝」の味に慣れてしまっただけに、ハロウィンの味がしない....
非常に表面的な解釈で、「Pink Bubbles Go Ape」は撃沈状態であったがく〜(落胆した顔)

このアルバムを買った理由は、「Kids Of The Century」の為…(汗)
後に僕が、このアルバムを聴き直したのは、実は社会人になってから…ふらふら
音楽の受け皿が広くなった時だっただけに、新鮮な驚きを感じたんだよね...
荒々しさは欠けてしまったかもしれないけど、
とってもハッピーなハロウィンの一面を垣間見えるアルバムかも。

さて、BURRN!!の現編集長広瀬氏69点という辛口評価が下された
「Pink Bubbles Go Ape」から僕がピックアップした曲は、
11曲中の10曲目収録のexclamation×2「THE CHANCE」exclamation×2

作曲は新メンバー、ローランド・グラポウであり、
とってもジャーマンな旋律の「THE CHANCE」。
でもね、ここまで判りやすいジャーマン節の楽曲って、
それまでのハロウィンって無かったと思うんだよね....
確かにジャーマン・メタルの金字塔と呼ばれる彼らだけど、
「守護神伝」まではメロディックではあっても、
ちゃんと重厚なメタル・サウンドを奏でていたような気がする。
後にハロウィンのDNAを継承したドイツや北欧出身のアーティストが現れ、
綺麗な楽曲をシーンに残してきたからこそ、
「THE CHANCE」の魅力を再確認出来たような気がする。
言わば、時代を先取りした“早すぎた曲”ではないか?!

とにかく、マイケル・キスクのヴォーカルが絶品ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
特撮シリーズの主題歌のような楽曲なだけに、
パワフルさと歌唱力を要求されてしまう「THE CHANCE」。
巧みなツイン・ギター・ソロが終わった後のキスクの伸びやかなシャウトは、
現ヴォーカリストのアンディにも不可能もうやだ〜(悲しい顔)
フェイク無しの彼のシャウトは何度聴いても寒気モンですたらーっ(汗)

The chance you got comes never twice
Do your best, do it right

チャンスは2度は訪れない....
ベストを尽くせ!躊躇するな!!!

勇気付けられる歌詞だよねどんっ(衝撃)どんっ(衝撃)

asato with poison.JPG
昨日は冷凍餃子のニュースが駆け巡っていたね....
冷凍食品なんて、一人暮らしの定番なだけに、
独りで食べて、体調崩しちゃったら助けてくれる人がいなくて、
パニくっちゃうよね....がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)
そう言えば、学生時代、冷凍ピラフ「ホットワン」を
1回で、全部食い尽くした思い出がありますふらふら
posted by 佐藤朝問 at 03:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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