2008年07月29日

TYGERS OF PAN TANG「TAKE IT」

TOPT.JPG

冷やしちゅーか.JPG
ちょっと最近暑すぎですたらーっ(汗)たらーっ(汗)
連日の30度過ぎの猛暑ですが、体調とか大丈夫ですか?
あっ、FUJI ROCKに行って来た皆様、ご苦労様でした。あせあせ(飛び散る汗)

夏の風物詩と言えば、我が日本には「冷やし中華」があります。
自炊しない一人暮らしの野郎にとって、「冷やし中華」や「そうめん」などは縁遠いです。
でも、食べたくなりますよね....。
地方によってはマヨネーズをかけたりする「冷やし中華」もあるそうですが、
今回僕が食べたのは、胡麻ダレの「冷やし中華」。
トッピングには王道のキュウリ、錦糸卵、トマト…
うん?!ハムではなくチャーシューがっ!!!!
僕はハムじゃないと嫌なんですよね....。
冬の「お雑煮」もご家庭によってはレシピが違ったりします。
う〜ん、僕の場合は、「冷やし中華」に関しては、ハム派なんですよね。
「お雑煮」の場合は白味噌ベースが僕の好みです。
各文化において、みんなそれぞれ拘りと言うものが構築されているハズ。

「〜と言えば」と言う問いに対して、マニア心に火が付いてしまうのが自分です。
HR/HMで言うならば、「ガンズの名曲と言えば?」っと訊かれたら、
「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」とは言いたくない自分がいます(笑)
「トム・ハンクス主演映画と言えば?」と問われたら、
「フォレスト・ガンプ」ではなく「メイフィールドの怪人」とか言ってしまいそうです(笑)

ただし、こう言った天邪鬼な性格を貫くにあたっては、
やはり、一般的で王道なものも、ちゃんと経てこそ言えるものです。
食に対する拘りは別として、音楽なんかは歴史が深いものです。
そう思うと、まだまだ僕は勉強不足な身だと思いますもうやだ〜(悲しい顔)
だから、このブログの内容に“異議申す!!”と言う方は是非、書いてくださいね。

JJS.JPG
さてさて今日7月29日は、レスポール貴公子、ジョン・サイクスの49回目の誕生日。バースデー
週一更新のMETAL無頼漢において、
更新日に偉大なるアーティストの誕生日が重なるのは、
とっても貴重だと思います。
んなワケで今日は、ジョン・サイクスのお誕生日を祝して、
1980年から82年と言う短期間、ジョン・サイクスが在籍していた
NWOBHMの代表格タイガース・オブ・パンタンをフィーチャー!!!!
タイガース・オブ・パンタンは30年の活動歴を誇り、現在も活動中。
かなりのメンバー・チェンジを繰り返しながらも、
今年5月にはニュー・アルバム「Animal Instinct」を発表し、
今もなおNWOBHMの魂をシーンに発信し続けている。むかっ(怒り)

M.O.R.JPG今年9月にスウェーデンで開催される
モンスターズ・オブ・ロックにて、
メイン・アクトとして登場する、
タイガーズ・オブ・パンタン。
彼らの人気はまだまだあるようです。

とは言っても、やはり彼らが最も注目されたのが、
ジョン・サイクス在籍時代。
ジョンは、タイガース・オブ・パンタン在籍2年間で
2枚のアルバムに貢献し、
ランディを亡くしたオジー・オズボーンの
オーディション参加を決め脱退してしまう。
その後は、ご存知の通り、Thin Lizzy、ホワイトスネイクへと加入するのだが、
ジョン自体、ちょい可哀想な扱い方をされてしまうんですよね。ふらふら

そんなジョン・サイクスと言えば、やっぱブルーマーダーかな…って迷いましたが、
古典メタルから最近遠のいていたんで、タイガース・オブ・パンタンにしました。
そんなジョン・サイクス加入後のタイガース・オブ・パンタン、
2ndアルバム「SPELLBOUND」をフィーチャー!!!

TOPTA.jpg
タイガース・オブ・パンタン…
なかなかユニークなバンド名です。
このバンド名の由来を紐解くと、ロック・シーンの新たな一面が垣間見えます。ぴかぴか(新しい)

先日最終章が発売された「ハリー・ポッター」や、「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」、
「ナルニア国物語」など、海外のファンタジー小説が映画化されることにより、
日本のみならず世界中で話題を独占してきている。カチンコ
調べてみれば、上記のような、ファンタジー冒険劇のような作品はまだまだ数多くある。
そんな作品群の中で、世界中で愛されている古典作品が、
イギリスのファンタジー小説家、マイケル・ムアコックによる、
ファンタジー冒険作品「エターナル・チャンピオン」と呼ばれるシリーズ作品。ひらめき

ec.JPG1961年に誕生した「エターナル・チャンピオン」。
永遠に転生を繰り返すことを宿命づけられた戦士の、
壮大なるファンタジー・アドベンチャー作品。
読んだことが無いので曖昧な表現なんだけど、
いにしえからの血統を引き継ぐジョースター家の
末裔たちが繰り広げる「ジョジョの奇妙な冒険」に、
少しばかり通じる作品のような気がする。
この「エターナル・チャンピオン」は、
調べてみると日本でも多くのファンがいる。

おまけに、この小説の表紙イラストは、「ファイナル・ファンタジー」でもお馴染み、
あの天野嘉孝氏によるもの。(ヤッターマンのキャラ・デザインも、天野氏)

その「エターナル・チャンピオン」シリーズの中に、
「エターナル・サーガ」と言う作品があり、
この作品内に、魔術師の島であり、難攻不落の海上基地、パン・タンが登場する。
そして、その島に進入してきた者を、無敵の力でねじ伏せる、
タイガース・オブ・パンタンと呼ばれる最強騎士団が存在する。
どうやら、このキャラクターからインスパイアーされ、バンド名にしたんだそうだ....。

今年の2月に紹介したアイアン・メイデンを振り返ってみても、
NWOBHM出身のバンドは、文学的要素が強いイメージがある。
今回のタイガース・オブ・パンタンもNWOBHMシーンの重要なバンドであり、
彼らが「エターナル・チャンピオン」を愛読していることが判る。
他に思い浮かぶのが、活動休止宣言してしまったTOTOのバンド名の由来は、
「オズの魔法使い」に登場するトトと呼ばれる犬の名前からだったりっと、
作品に対するオマージュやリスペクト、
そして洒落をも組み込んだバンド名のバンドは意外に多いかもしれない。
あのブラインド・ガーディアンもスティーヴン・キングの小説や「指輪物語」、
そして今回の「エターナル・チャンピオン」から多大なる影響を受けているバンド。爆弾

僕の大好きな「オレは芋虫♪」人間椅子も、ご存知江戸川乱歩からだよね(笑)

さぁ!!行けぇ.JPG
また、「エターナル・チャンピオン」の著者マイケル・ムアコックは、
モーター・ヘッドのレミーや、クリームのジンジャー・ベイカーらが在籍していた、
サイケデリック・バンド、ホークウィンドとのコラボレーションは有名であり、
またブルー・オイスター・カルトの作詞も手掛けたりするなど、
ロック・シーンにおいても多大な影響力を持った人物だったりする。

トラ!トラ?.JPG
それでは本題に入りまして、タイガース・オブ・パンタンは、
ちょうど30年前の1978年、ヴォーカル:ジェス・コックス、ギター:ロブ・ウィアー、
ベース:リチャード・ローズ、ドラム:ブライアン・ディックの4人で、
イギリス北東のウィットリー・ベイで結成。
ヴェノムやレイヴンなど骨太のNWOBHMバンドを発信してきた、ニート・レコードと契約。
「Don't Touch Me There」、「Burnin'Up」、「Bad Times」3枚のシングルを発表。

1980年に、名プロデューサー、クリス・タンガリーデスの下、
メジャー・レーベルMCAから1stアルバム「ワイルド・キャット」をリリース。
このアルバムは、かなり名盤でありUKチャートでも最高位18位を記録する。18

ブリテッシュ臭さと、パンキッシュな耳残りよいリフ…
とってもライヴ栄えするナンバーを武器に、タイガース・オブ・パンタンは、
精力的にステージ・パフォーマンスを展開。

TOPT3.JPG
「ワイルド・キャット」の成功により、サクソンの「Wheels Of Steels」ツアーに同行。
このステージにて、ストリートファイターと言う3ピースバンドで活躍していた、
ジョン・サイクスをギタリストに迎え、音域を厚くしたのである。
また、イギリス最大の野外フェス、レディング・フェスティバルにて、
ホワイトスネイクのサポート・バンドとしても登場する。
そのレディング・フェスでの成功後、ヴォーカリストのジェス・コックスが脱退。
ペルシアン・リスクのヴォーカリスト、ジョン・デヴァレルを迎え、
ロブ&ジョンのツイン・ギター編成の新生タイガース・オブ・パンタンが始動。ダッシュ(走り出すさま)

そして1981年、2ndアルバム「SPELLBOUND」が完成。
ジェス・コックスとは違い、デヴァレルは伸びやかなヴォーカルの持ち主。
また1stアルバムで聴かせてくれた、小細工無しなロックから脱皮し、
ドラマティックな構成の楽曲が増え、NWOBHMらしいヘヴィ・メタルを確立していく。

81nwobhm.JPG
これまた1981年は、NWOBHMは激戦イヤーでございます。
この年にレイヴン、ヴェノム、プレイング・マンティスがデビュー。
妖艶なガール・スクールはこの年の「Hit and Run」は歴代最高のヒットを記録。
結局、タイガース・オブ・パンタン満を持しての2ndアルバムは、
1stアルバムの最高位18位までには届かず、UKチャート33位止まり。33
デフ・レパードも同じく2ndアルバムである「High'n'Dry」も、
1stアルバムほどの売り上げには及ばなかったんだよね。
1981年でイギリスで最も売れたのは、メイデンでもなく、プリーストでもなく、
新ヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナーを迎えたレインボー。

虎檻.jpg皮肉にもタイガース・オブ・パンタン最大のヒット作は、
ジョン脱退後の4thアルバム「The Cage」。
ただ、ジョン・サイクスはシングル・カットとなった
ジェリー・リバー&マイク・ストラーのカバー曲
「Love Potion No.9」と「Danger In Paradise」の
2曲にはレコーディング参加している。
まぁ、このアルバムが彼らにとって、
最後の脚光を浴びた作品になってしまう....

今回のMETAL無頼漢のタイガース・オブ・パンタンのピックアップ・ナンバーは、
2ndアルバム「SPELLBOUND」と同年に発売されたライヴ盤
「Live at Nottingham Rock City」では1曲目に収録されており、
彼らのライヴのオープニング・ナンバーとなっていただろう楽曲。
「SPELLBOUND」の2曲目収録exclamation×2「TAKE IT」exclamation×2

とにかく、この「SPELLBOUND」捨て曲が無いんだよね.....
めちゃくちゃカッコイイ、アルバムなんですよ。
1曲目の「Gangland」からノックアウトなんですよ。
ジョン・サイクス節の重みあるレスポール・サウンドが爆発!!!
でも、とっても正統派な「TAKE IT」を選ばさせていただきました。
この曲は十代だった頃の思い出が蘇ってしまうナンバー(笑)
あとね、ツイン・ギター構成で、ジョンとロブの交互で聴かせる
掛け合いギター・バトルが楽しめるナンバーでもあります。
ただ、圧倒的にジョン・サイクスの巧さが引き立っちゃってます(笑)

asato with whitesnake.JPG
ふぅ....7月も終わりますね....
今月は本当に色々あって、思い出深い初夏かもしれません(笑)
今回のFUJI ROCK08、忌野清志郎さんの病気療養と言う、
思わぬハプニングに、プライマル・スクリームが大トリを務めたそうですが、
清志郎さんの一刻も早い回復を願うばかりです。
思えば、清志郎さんのRCサクセションを知ったキッカケが、
1989年のNHK「ジャスト・ポップ・アップ」のクリスマス特番。
この番組で、ジュンスカとユニコーンのジョイント・ライヴで、
「雨あがりの夜空に」を楽しそうに演奏していたのを観た時でした。
「パチパチ」や「B-PASS」、「バンドやろうぜ!」とかを読んでいた頃…(笑)
もう、約20年前の思い出なんですね.....たらーっ(汗)
BUCK-TICKの今井さんの真似して、左目の下に「BT」って入れたり、
大槻ケンジさんの真似して左目にマジックで雷を入れたりしていた16歳(笑)

さぁ、サマソニはもうすぐですよ!!!!るんるんるんるん

posted by 佐藤朝問 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

CONTRABAND「GOOD ROCKIN'TONIGHT」

どんばらとんこ.JPG


ナレーター歴8年において、遂にメタル作品のCMナレーションが実現!!!
それも、巨人メタリカァァァ!!!雷雷
それはそれは、嬉しかったですよ〜るんるんるんるん
ディレクターのTさん、ユニバーサル・ミュージックのBさん、
オペレーターのSさん、先日大変お世話になりましたもうやだ〜(悲しい顔)
今回僕がCMナレーションさせていただいた、メタリカの作品は、
ミッション・メタリカ・プラチナム」。

この作品は、待望のメタリカ、ニュー・アルバム「デス・マグネティック」発売前の、
ファンへのスペシャル・プレゼント作品。
「ミッション・メタリカ・プラチナム」を手に入れた者のみが、
パソコンのディスクドライブに入れることによって、
メタリカ特別サイト「Mission Metallica」に、アクセスすることが可能!!
アルバム制作中のドキュメント映像や、最新&秘蔵ライヴ音源等が、
次々と公開され、その一部はダウンロードすることもできるんだとか!!
メタリカ・ファンは是非、僕のCMナレーションを聴いてから買ってくれ!!(笑)

先週から、CMはオン・エアされているので、
ご覧になった方も、もしかしたら、いらっしゃるかもしれないけど、
名曲「BATTERY」をバックにナレーションさせていただいたんだから、
収録中はアドレナリン全開でしたよ!!!
マイク前で、微妙に首振ってましたしね(笑)

また現場で、興奮しっぱなしだったのが、メタリカのロゴが、旧ロゴに戻った事!!
もう目をキラキラさせながら、「このロゴ、サイコー」って言いまくり!!もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
メタリカのロゴは上記のブログパーツに表示されているロゴじゃないとね。
僕の膨大なメタリカTシャツも、このロゴのみです(笑)

さてさて、そんな興奮度はまだまだ続きます。
今週のMETAL無頼漢、先週の「テネイシャスD」に続き、映画とのコラボレーション。
それも、ジャッキー・チェンとジェット・リーの夢の競演作、「ドラゴン・キングダム」。

毎度ながら、伊藤Pさんのお陰で、上映前に映画を拝見させていただきました。
伊藤Pさんの言葉を拝借させていただくと、まさにこの競演は、
アントニオ猪木とジャイアント馬場の戦いである。
実現不可能だった、香港を代表する世界的アクション・スターの新旧激突!!!

そんな来週公開の話題作「ドラゴン・キングダム」に因んだ、METAL無頼漢チョイスは、
アルバム一枚のみの夢の競演バンド、コントラ・バンドをフィーチャー。
M.S.G.のマイケル・シェンカー、L.A.GUNSのトレイシー・ガンズ、
ヴィクセンのシェア・ペダーセン、ラットのボビー・ブロッツァー、
そしてシャーク・アイランドのリチャード・ブラック。
この5人たちによる、ハッピーでソリッド感溢れるナンバーを詰め込んだアルバム、
1991年発表の「CONTRABAND」をフィーチャー。

ジャッキー・チェンをマイケル・シェンカー、
ジェット・リーをトレイシー・ガンズに例えた新旧ギタリスト・バトル!!!
フライングVとストラトキャスターのバトルが幕を開けるぜぇぇ!!!

DK@.JPG
このお借りした、ツーショット写真!!!
もう、ゾクゾクしませんか??
この二人が相見えると言うことは、決してドン・フライと高山選手の、
ボコボコ・バトルのようにはならないと誰もが思うハズ。
そう、華麗で激しく、筋肉隆々なバトルではない、しなやかな戦いである。
獰猛な野獣が取っ組み合いをするのではなく、
「蹴る」、「かわす」、「防御」、「飛ぶ」の華麗なるコンビネーション・ブロー。
マーシャル・アーツの最高峰である二人にしか描けられない、
最高のクンフー・エンターテイメントを是非、劇場で体感して欲しいですむかっ(怒り)

DKA.JPG
その映画「ドラゴン・キングダム」は、タイム・トラベル冒険活劇。
舞台は、カンフー映画オタク青年ジェイソンが住む、アメリカはボストン....。
ジェイソンは、中国人の老人が営む、マニアックな品が並ぶ質屋に足しげく通い、
掘り出し物のクンフー作品を集めていた。
ある日、その質屋で、ジェイソンは金色の長い棒を発見する....
この棒について老人に問うと、この棒は売り物ではなく、
受取人が来るまで、その質屋が代々に渡って保管していたモノだった。
質屋を後にしたジェイソンは、彼を的にしていた不良集団に絡まれる。
そして、質屋へ強盗するための共謀を要求させられる。
気の弱いジェイソンは、不良集団と共に質屋へ行き、
質屋は不良集団に店内を物色され、荒らされてしまうことに…。
その光景を見た老人は、例の棒を使って彼らに立ち向かうが、
老人は、不良集団のリーダーの銃に打たれてしまう....。
銃に撃たれた老人は、ジェイソンに、金色の棒を持ち主に返して欲しいと、
棒をジェイソンに託す事に…。

不意に銃を撃ってしまった不良集団のリーダーは、
口封じの為に、棒を持って逃げるジェイソンを追いかける....。
ついに、ジェイソンはビル屋上で、集団に追い詰められ、
ビル屋上から突き落とされてしまう…。

突き落とされた瞬間、ジェイソンは時空へタイム・トラベルしてしまう。
目を覚ましたジェイソンが見た光景は、なんと古代中国....。
状況を把握できないジェイソンは、突然黒い兵士たちに狙われてしまう。
ジェイソン、危機一髪という時に、酔いどれの男が現れる.....
ジャッキー・チェン演じる、酔拳の名手ルー・ヤン....
ジャッキーらしい、ひょうきんで華麗なる酔拳で兵士たちを一蹴。
そして、ルーはジェイソンの持つ金色の棒を見たことにより、
伝説の棒「如意棒」だと言うことを悟り、
ジェイソンが腐敗した古代中国を救う、選ばれし男だと確信する。

ちゃうちゃう!!.JPG「如意棒」の持ち主は、偉大なる賢人孫悟空であった。
しかし、古代中国を牛耳る悪の将軍、ジェイドの卑劣な手により、
孫悟空は、呪いをかけられ石化されてしまっていたのだ。
そして、その呪いを解き放つには、
その如意棒を石化された孫悟空の元に、
運び込まなければならない....。
また、この作戦を成功させない限り、
ジェイソンは元の現代の世界へも戻れないこととなる…。

DKB.JPG
ルー・ヤンと共に、孫悟空解放への旅に出るジェイソン…。
その道中で、志を同じくする投げ矢の使い手の美女、スパロウと出会う。
そして「如意棒」の秘密を知る、ジェット・リー演じる謎の僧侶、
サイレント・モンクと遭遇することとなる…彼は敵なのか?味方なのか?
そして、孫悟空の呪いを解き放つことが出来るのか??
壮大なる冒険絵巻が繰り広げられていくのであるぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

成龍.jpg我らの英雄、ジャッキー・チェン!!!
1954年4月7日生まれの、今年54歳!!!
観る者を飽きさせないエンターテイナー。
70年代から2000年以降まで、
出演作品は実に70本以上!!!
まさに、スーパー・ヒーローである。
50過ぎとは思えないほどの、
軽やかなジャッキー・スタイルは健在!!

李連杰.jpgそして、今や世界的スター、ジェット・リー。
1963年4月26日生まれの、今年45歳。
映画「リーサル・ウェポン4」で、
本格ハリウッド進出したのが10年前。
その時でも既に35歳であり、
並外れた身体能力と、
少林拳を軸とした流麗なスタイル。
今作で、ジェット・リーの二面性も楽しめます。

約一回りの歳の差がある二人…。
調べてみると、二人共に4月生まれのAB型(笑)
天才肌と呼ばれるAB型を象徴するかのような検証かも…。

大勢の敵に対して、真っ向勝負を挑むジェット・リーに対し、
ピンチピンチの連続により、チャンスを活かすジャッキー…
自分の魅せ方が対極的なのに、“男の美学”がそれぞれにあります。
バンドで例えるなら、MCが一切ない骨太なバンドと、
ステージの演出、パフォーマンスに気を配るバンドのようなものかな。

香港アクション映画を常にリードしていた二人だけに、
彼らのファンは、それはそれは日本は多いのではないでしょうか?
因みに、この「ドラゴン・キングダム」試写会鑑賞後は、
伊藤P氏を含む、香港映画狂が揃いも揃って、夜中の3時まで、
新宿の居酒屋で、男5人映画談義が繰り広げられたっけ(笑)

是非とも香港アクション好きのメタラーのみなさん、
コメントお待ちしております。
そんなオフ会なんかも開きたいもんね(笑)

こんとらばんど.JPG
それでは本題でございますたらーっ(汗)
ジャッキー・チェン × ジェット・リーの奇跡の競演「ドラゴン・キングダム」に因んだ、
METAL無頼漢的アーティストは悩みましたよ.....。
ミスター・ビッグかなぁ... 初期ブルー・マーダーかなぁ...
マザーズ・アーミーかなぁ... マニック・エデンかなぁ...
ダム・ヤンキースかなぁ.... いやいやELPかなぁ...とかね。
そんな中で、ひらめいたのがスティーヴ・スティーヴンズ、
テリー・ボジオ、トニー・レヴィンの「Bozzio Levin Stevens」にしようと、
当初決めていたんですが、歴史あるテクニシャン3人の競演は、
夢の競演ではあるんだけど、“新旧競演”という名目とずれているかなって思いました。
後日、来月来日公演を控えているマイケル・シェンカーの楽曲を考えた時、
僕のCDラックで見つけたのが、今回のコントラバンドだったんです。
各バンドで活躍しているプレイヤー5人が集結し、一バンドを組む。
これだけでも夢の競演だし、かつマイケルとトレイシーの
ダブル・ツイン・ギターを思い浮かべたら、ジャッキーとジェットの
新旧競演に結びつくような気がして、彼らをピックアップしてみました。

砲神話女狐鼠鮫島.JPG
スーパー・バンド結成におけるエピソードは、5月に紹介したエイジアでも触れたけど、
実に様々な経緯があったりします。
とは言え、上記のように、今回のコントラバンドに参加したバンドのロゴを見ても、
「HR/HM」と言う共通項があるにしても、実にバラエティに富んでおり、
なんとなく合致点が無いアンバランスさも感じてしまいます。
特に浮いているのが、やっぱマイケル・シェンカーである。
シャーク・アイランドを除く他の3バンドは、
LAメタルの看板を背負う、ビジュアル的バンドであり、
荒削りさとポップさが融合したサウンドを発信してきたバンドでもある。
そんなバンドの中で、往年のHR/HMシーンを牽引してきた、
重鎮マイケル・シェンカーの参加は、
ファミレスで、酒好きがパフェを食べているような違和感を感じます(笑)
この4バンドとの競演だったらジョージ・リンチの方が合うのでは?って思いますよね?
でも、この違和感こそが夢の競演?はたまた異色の競演、コントラバンドであり、
今回のピックアップに相応しいような気がします。

ウィッグ?.jpgこの競演のキッカケの大きな理由が、
マイケル・シェンカーが、
今までのマイケル・シェンカー・グループから、
現サバイバーのヴォーカリストである、
ロビン・マッコーリーと組んだ、
マッコーリー・シェンカー・グループでの、
MSG名義として活動したのが挙げられる。
この時のMSGにマネージメントを担ったのが、
レフトバンク・マネージメントと言う事務所。
実は、この事務所にL.A.GUNS、ヴィクセン、
ラット、シャーク・アイランドが在籍していたんだよね。
だから、事務所内で結成されたバンドなんで、「福耳」みたいなもんかもね(笑)

バンド結成の発端は、1990年、RATTのMTVアンプラグドの出演が決まった時…
ギタリスト、ロビン・クロスビーが体調不良を訴え、
急遽ゲスト参加としてマイケル・シェンカーがロビンの代役で参加。
マイケル・シェンカーとウォーレン・デ・マルティーニの
華麗なアコギ・セッションは伝説となった。
(この時の「Way Cool Jr.」のアンプラグドは後に発売された、
ラットのベスト盤にも収録されている。)
同じ収録日でヴィクセンもMTVアンプラグドに参加しており、
ラットのサウンドに、難なく適応できるマイケル・シェンカーの勇姿を観た、
ヴィクセンのシェア嬢が、コントラバンド結成を促したんだそうです。

CTA.jpg
1991年にコントラバンド結成....。
トレイシー・ガンズのL.A.GUNSは、
同年の1991年に3rdアルバム「Hollywood Vampires」をリリース。
今までのLAメタル・エッセンスを省いたロックンロール色を強めた作品をリリース。
ボビー・ブロッツァーのRATTは、
1990年に名匠デズモンド・チャイルド・プロデュースによる、
通算5枚目のアルバム「Detonator」により、新たなラットの魅力を確立。
実力派リチャード・ブラック率いるSHARK ISLANDも、
1990年に、3rdアルバムで名盤の「Law of the Order」をリリース。
紅一点シェア・ペダーセンのヴィクセンも、
1990年にウォーレンも参加した名盤「Rev It Up」をリリース。

確固たる実力と地位を兼ね備えた4人とマイケル・シェンカーが競演し、
コントラバンドは、HR/HMの枠に捕らわれない自由奔放なサウンドを発信した。
記念すべき、デビュー・アルバム「CONTRABAND」からシングルカットされたのが、
アルバム1曲目に収録されている「All The Way From Memphis」。
僕が高校3年生の時に、この曲のPVを始めて観た時は衝撃的でしたね。

PV出演のマイケル・シェンカーを始めて観たのが、実はコントラバンド(笑)
前かがみで弾くマイケル・シェンカーのリズミカルで正確無比なテクニック、
そして攻撃的でザクザクしたトレイシーとのギター・ソロ合戦!!!
ジャッキーとジェット・リーの一撃を食らわそうとするせめぎ合いと重なります。

接吻私愛別離.JPG個人的にL.A.GUNSってバンドが大好きです。
そのL.A.GUNSの「核」と呼べるのが、
やはり、トレイシーの存在だと思います。
ギタリストとしての評価は、
いまいちなのかもかもしれないけど、
彼のプレイ・スタイルが好きなんですよね。
そんでもってトレイシーの評価が上がったのが、
今回の「CONTRABAND」と同年に発表された
前述でも触れたL.A.GUNSの「Hollywood Vampires」の
シングル・カットされた「KISS MY LOVE GOODBYE」。
陽気なパーティー・チューンなんだけど、
この曲で聴かせるトレイシーのギターが凄い。
特に曲終盤での長いギター・ソロ!!!
僕の琴線は、ギター・ソロで終わる楽曲なのよね....
遊び心満載なソロ構成で、エッヂが効きまくっていて最高です。
この楽曲で得たギター・テクが、コントラバンドのサウンドにも反映されていて、
マイケル・シェンカーと極上の対比が生まれています。

そんなコントラバンドのピックアップ・ナンバーは、
B面のオープニングを飾るようなナンバーで、アルバム6曲目収録の
exclamation×2「GOOD ROCKIN'TONIGHT」exclamation×2

MSGの大名曲「Armed and Ready」を髣髴とさせる、
マイケル十八番のロックン・ロールのリフに
ラットのサポートにより得た“RATT'N ROLL”のエッセンスがミックスされ、
これまたL.A.GUNSの大名曲「Sex Action」で聴かせてくれた、
パンキッシュで、鋭利なLAメタル・サウンドのトレイシーの持ち味が、
うまくシンクロして、思わず踊りたくなってしまうような、
ロカビリー色溢れる、スウィング・ロック構成のナンバー。
ブルージーな歌声のリチャード・ブラックとの相性も抜群で、
ハードなブライアン・セッツァーってカンジですよ。

asato with rolling stones.JPG
今朝、蝉の鳴き声を聞きました。
猛暑続きの連休明けの今日ですが、お元気にしてますか?
明後日24日が土用の丑の日らしいですが、昨晩一足早く、うなぎを堪能し、
ロケットスタートのような2008夏を満喫しています。
さてさて、今回の映画「ドラゴン・キングダム」。
僕ら世代は、やっぱジャッキー映画が大好きな世代です。
特に石丸博也さんが吹き替えするジャッキーの勇姿を、
テレビで何度も観た記憶があります。
「声優」に詳しくない人でも、石丸さんには思い入れがある人は多いみたい。
ただ、クリント・イーストウッド=山田康夫さんじゃないんですよね。
多分映画にハマり始めた時に、あまりクリント作品を観なかったからなのかも。
この話題で盛り上がるのが、トム・クルーズの吹き替えは誰がベストか?
僕は、故鈴置洋孝さんなんですよね....
現在、ジェット・リーの吹き替えを多く担当しているのが、
我が事務所の偉大なる声優、池田秀一さんです。
因みに僕のジェット・リーのイメージは飛田展男さんなんですけどね。
posted by 佐藤朝問 at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

TENACIOUS D「THE METAL」

big pig get pick.JPG

テネイシャス@.JPG7月中旬です…。暑いです晴れ晴れ
すっかり、夏らしい季節になりましたが、
体調などは崩していませんでしょうか??
唐突ですが、僕は8月生まれであり、
俗に言う“夏生まれ”です。
ただ、僕の場合は8月下旬生まれであり、
小学校の頃などは、
夏休みのせいで、単独の誕生日会を、
友達を呼んで行うことが出来ませんでした。
なので、だいたい7月の今ぐらいに、
7月生まれの友達と合同で誕生日会などを、
何回か開いてもらった記憶があります。
そんな誕生日会の思い出で、
なんとも自分勝手な自分の思い出があります。
小学校5年生のときに、佐藤家で合同誕生日会を
開くことになり、友達何人かを我が家に呼び、会を催しました。
当然ながら、僕のお袋は、友達の為に、料理やお菓子などを用意してくれたのですが、
普段なかなか食せないパーティー料理が我が家のテーブルに並んだ時、
誕生日会に来た友人何人かが、それらをモリモリ食べている姿を見た自分は、
「お母さん!! もう、みんなに料理をあげないでよ!!!」
っと↑の写真の少年のような顔で、母親に怒りのメッセージを投げてしまいました。
↑の少年のように、ギターを持ったロン毛で、
ブラックサバスのTシャツを着ていたようなガキではなかったですが、
とにかく、ワガママな馬鹿なガキでしたので、
パーティの趣旨を理解せず、自分だけ楽しめれば良いと思っていたからこその、
母親へのナンセンスなシャウトを発してしまったんだと思います。たらーっ(汗)
とにかく、その頃からB型っぽいと言うか、
ある意味、メタラーっぽい性格があったんだと思います。あせあせ(飛び散る汗)

そんな性格は30歳過ぎても改善はしておらず、
色々な場所で迷惑行為をしまくる僕を知る友人たちは、
誰もが「オマエは、風貌も含めてジャック・ブラックみたいだ!!」
っと呼ばれるようになってきた自分でございますふらふら

よくわかんない前フリではありますが、
今回のMETAL無頼漢は、来週7月26日に公開するジャック・ブラック主演映画
「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」の魅力を、僕なりに紹介し、
映画のサントラであり、ジャック・ブラックのバンドでもある「テネイシャスD」の作品、
「THE PICK OF DESTINY」をフィーチャー!!!

テネイシャスA.JPG
来週公開映画を、いち早く観させていただけた事により、
METAL無頼漢 × テネイシャスDのコラボレーションが実現ひらめき
これも、伊藤Pさん、そして配給会社プレシディオさんのK山さんのお陰です。

さてさて、この映画「テネイシャスD」!!!
METAL無頼漢を読んでくださっている方は、マジ必見です。パンチ
ジョークやギャグと言うのは、人ぞれぞれ笑うポイントが違うと思います。
また琴線に触れなければ、笑うことすら出来ない場合も…。
ただ、古典メタルをリアルタイムに感じてきた世代の方は、
やはり「ドリフ」や「ひょうきん族」、そして「みなさんのおかげです」などがあり、
シンプルでストレート、それでいて、めちゃ体を張った笑いを経たと思います。
また上記3番組、当時はそれはそれは卑猥でしたよね(笑)
今じゃ放送が出来ないかも?って思ってしまうほどです。
そんな、何でもお構いなしな加速力あったお笑いが好きだった我々に、
クリティカル・ヒットな映画が、今回の「テネイシャスD」かもしれない。

覚えてますか?.JPG
おまけに「テネイシャスD」は、終始ロックエッセンスが物語を彩っており、
お馬鹿ロック・ムービーと言うカテゴリーに間違いなく位置づけられる。
振り返れば、お馬鹿ロック・ムービーと呼ばれる作品で、
メタル・アーティストがサウンドトラックに参加した作品は、
どれもがアクション・コメディ、SFコメディなどの、
程よいB級臭い作品が多かったような気がする。

上記の作品で振り返ると、シュワちゃんの「ラスト・アクション・ヒーロー」を除くと、
今ではすっかり、ハリウッドを代表する役者に成長してしまったアクター達の
駆け出し時期の作品ばかりである。
「ビルとテッドの地獄旅行」のキアヌ・リーヴス、
「ウェインズ・ワールド」のマイク・マイヤーズ、
「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のジョン・レグイザモ、
「原始のマン」のブレンダン・フレイザー、
「ハードロック・ハイジャック」は、ブレンダン・フレイザーとアダム・サンドラー。
正直、公開時期の日本では、話題作と呼ばれる映画ではなかったような気がする。
理由としては、プロモーションに重要な看板役者が不在であり、
日本人に馴染めないアメリカン・ジョークが多かったからでは??
まぁ、後に前述の役者たちは、出演作品に恵まれながらも努力して、
今の地位を築いてきたワケなんだけど....。

テネイシャスB.JPG
その過去の作品と比べると、今回の「テネイシャスD」は、
ジャック・ブラックと言う名前により、期待感が募ってしまう。
ジャックの虜になったキッカケが、「ハイ・フィデリティ」なのか?
「スクール・オブ・ロック」なのか?「ホリデイ」なのか?
っとジャック・ブラック・ファンへの入門経緯は、皆バラバラだと思う。
っが、様々な作品で魅せてくれた彼の熱いパフォーマンスにより、
皆彼に夢中になっていたんじゃないかな....
こんな書き方をすると、一辺倒な演技しか出来ないように思われてしまうが、
ジャック・ブラックの演技は、観客との距離を縮めてしまう庶民的なオーラがあり、
「スラムダンク」の桜木花道を見ているかのような、
社会に染まり、身動き出来ない大人の男性に活力源を与えるパワーを感じる。ぴかぴか(新しい)

AV.jpg毎回フル充電完了のような演技を魅せてくれた、
ご存知、ジム・キャリー。
彼もハリウッドを代表する怪優であり、
コメディ・ジャンルのみならず、
幅広い作品で、才能を開花した一人。
ジムとジャックは共通項が多いような気がするが、
僕個人的な考えでは、ジム・キャリーは、
器用すぎるが故に、スクリーンで騒がしい!!(笑)
そんなに毎カット、ギャグを盛り込む必要がない!!
って思ってしまうんだよね...。
彼の演技は「タイムボカン」シリーズを連想させてしまう。

テネイシャスD.JPG
そんな、ジャック・ブラック主演映画「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」、
タイトル通り、ロックで成功するために、伝説のギター・ピックを探しにいくと言う、
なんとも、ロック好きにはたまらない作品である。

厳格な家庭で育ったジャック・ブラック演じるJBは、
ロックに生きるために、少年時代に家出をし、いざ夢の都ハリウッドを目指す...。
っが、ハリウッドの場所を知らない彼は、アメリカ国内にある、
ハリウッドと呼ばれる街を転々としてしまい、
本家本元のハリウッドに到着したときは、かなり歳を重ねてしまっていた。
ようやく、ハリウッドに着いた彼は、フォーク・ギターを巧みに操る、
ストリート・ミュージシャン、カイル・ガスと巡り合う。

カイルに弟子入りを志願するジャック…。しかし、あっけなく却下…。
その夜、“「雨に唄えば」を唄う暴徒”、そっくりな集団に、ジャックは袋叩きされるのだが、
間一髪、そこを通りかかったカイルに助けられる。

テネイシャスC.JPG
助けられたジャックは、カイル・ガスの元で“ロックの真髄”を学ぶ事に…。
しかし、徐々にカイルのイカサマ・ロッカーの本性が露呈されてくる...。
実は、カイルはプロのロッカーでもなく、無職で家賃が払えない、
ロン毛のカツラを被った、情けないハゲのロッカーだった(笑)
その事実を機に、形勢は大逆転…今度はジャックがカイルに、
自らのロック・スピリットを伝承させていく事となる。

そして、その運命の出会いから、ジャックとカイルは、
お互いの尻に刻み込まれた「TENAC」「IOUS D」の二つを合わせて、
「テネイシャスD」と言うユニットを組み、二人協力し合いながら、
ロックのサクセス・ストーリー、そして本来の目的である“家賃を稼ぐ”事を、
お互い歩むことを決意する。ダッシュ(走り出すさま)

ピックのおかげ?.JPG
彼らは、早速新人バンドのオーディションに参加するも撃沈…。
自分たちを模索していた時、たまたま読んでいたローリング・ストーン誌の表紙に、
奇妙な合致点を発見してしまう....
ランディ・ローズもアンガス・ヤングもエディ・ヴァン・ヘイレンも、
頂点を極めたギタリストたちは、同じピックを使っていた事に!!!

雷こっ…このピックはなんじゃぁぁぁぁ!!!!雷

ココから彼らの伝説のピックを探しに行く冒険活劇が始まっていく!!!
子供でも楽しめそうな冒険活劇なんだけれども、
それはそれは、お馬鹿な構成で、終始、卑猥極まりない内容だけに、
ジャック・ブラックの魅力が光まくるロック・ムーヴィーってカンジ。
そんな「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」には、
多くのアーティストたちがスクリーンで大暴れしている。

テネイシャスE.JPG
まずは、「I would do anything for love」(邦題「愛にすべてを捧ぐ」)で、
90年代に奇跡のカムバックを果たした、重鎮&巨漢ミートローフが、
ジャックの父親を演じ、少年ジャックの部屋に飾ってある、
ロック・ポスターをバリバリ剥がしまくる厳格な親父を熱演(笑)

そして、ジャックの部屋のドアに隠れていたために、
親父に剥がされずに残ったポスターが、ロニー・ジェイムズ・ディオ!!!
ポスター内のロニーは、ロック道を貫くことを、少年ジャックに、
ロニーならではの伸びやかなシャウト・ヴォーカルで訴える。
そんなロニーの熱演と言うより熱唱も、この映画で楽しめてしまう。
そして、↑の写真のヘヴィ・メタル節ガンガンのモンスターは、
あの伝説のバンドのドラマーであり、現在ではFの付くバンドの
フロントマンとして大活躍のアーティストが熱演している。
因みに、このクリーチャー・デザインは、日本が世界に誇るアーティスト、
スクリーミング・マッド・ジョージ氏が手掛けている。
また、映画のクライマックスに登場する、伝説のピックが保管されている場所には、
ロック・ファンにはたまらないマテリアルが続々と登場する。

テネイシャスF.JPG30度を超える真夏日が続く昨今にて、
是非とも涼しい映画館で、
灼熱のロック・ムーヴィー「テネイシャスD」を
堪能することをお奨めします。
そして、今回のピックアップ・アルバムである
サウンドトラックも必聴!!!
劇中で流れるジャック&カイルの
ロック・アンセムが、すべて収録されており、
サントラと言うよりも、
テネイシャスD、一枚のアルバムである。
もともとジャック・ブラック、カイル・ガスは、
ティム・ロビンス主催の劇団所属であり、
その出会いをキッカケに、テネイシャスDが誕生した。

ジャックとカイルの歳の差は6歳も離れているのだが、
ディープ・パープル、ブラック・サバスなど、お互い経てきた音楽により意気投合し、
“ロックに歳の差なんて関係ない”と言う勢いと、極上の化学反応が起こり、
テネイシャスDはCDデビューより先に、テレビ番組でデビューし、
お下劣な内容でコアなファンを獲得していったのである。
HF.jpgそのテレビ番組のタイトルも、
映画と同じく「テネイシャスD」だったのだが、
この番組のファンであったジョン・キューザックが、
ジャックに「ハイ・フィデリティ」の出演を依頼し、
ジャック・ブラックの個性が輝き始めたのである。
僕は、この映画めちゃくちゃ好きで、
これを観る度に、i-podを買うのは止めよう…
って思ってしまうほどなんだよね(笑)
ジャックがボブ・ディランを薦めるシーンはサイコー。
かなり自分と重なってしまいます(笑)

そんな根っからの音楽バカであるジャックとカイルが奏でる楽曲は、
完成度もとても高く、そして自分たちのルーツをちゃんとリスペクトしている。
リスペクトしているからこその「皮肉」だったり「比喩」が存在している。
邦盤には2曲ボーナス・トラックが収録されていますが、
テネイシャスD渾身の15曲を収録したこの作品の中でも、一際輝いていたのが、
exclamation×2「THE METAL」exclamation×2(邦題「メタルは死せず」)
この最高のタイトルであるナンバーをピックアップしました。

最高のメタリックなリフをバックに、
ジャックの“メタル愛”感じずにいられない最高のリリックがこだまする!!
音楽を含めて、カルチャーと言うのは、必ずリバイバル・ムーヴメントが起きるもの。
過去の産物が、なぜか現代に親しまれると言う不思議な流れ…。
この先、もしかするとケミカル・ジーンズだって流行かもしれない?!(笑)
そんな情報過多な世の中において、ロックの細分化も著しく枝分かれしてきた。

自然界における「食物連鎖」に例えて、「ロック連鎖」と言うものを挙げるならば、
間違いなく頂点は、ビートルズだったり、チャック・ベリーだったり、
プレスリーだったりするわけだが、
ロック生誕50年を踏まえると、その連鎖の順番がどんどん変化している。
そして、HR/HMは、どんどん底辺へと追いやられているような気がする。

しかし!!! HR/HMはシーンにしぶとく存在している…。
このブログの立ち上げの意図も、ソコにあるような気がする。
「ヘビメタさん」、「ROCK FUJIYAMA」や「デトロイト・メタル・シティ」など、
各メディアにおけるHR/HM復興には、いささか不満がある方も多いかもしれないけど、
間違いなくリバイバルの兆しを感じずにいられない.....。

いやっ! オレは昔も今もメタルを愛し続けている!!!
っと胸張って言えるファンがいるならば、この「THE METAL」は聴くべきである。
パンクにも、ニューウェイブにも、グランジにも制圧出来なかった、
鋼のようなメタル・ミュージック…。
まさに、メタルは死せず…
そんなメッセージを投げかけるジャックのお馬鹿だけど、カッコいい雄姿を、
映画「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」で楽しんでください!!

asato with M.O.D..JPG
暑いですね…。
「ランボー」に続き、いち早い映画情報をさせていただきました。
あまり詳細に触れませんでしたが、全貌は映画館で確かめてみてください。
ベン・スティラー、ティム・ロビンスの怪演も笑えますヨわーい(嬉しい顔)
もうすぐ、夏のボーナスの時期ですよね?
この映画を観てから、ちょい出費してハメを外すのも良いのでは??
そんな起爆剤になる映画ですよ爆弾爆弾
う〜ん、この映画の宣伝ナレーションの若本さんも最高でした。

あっ「テネイシャスD」のヒステリック・グラマーのコラボTや、
スクリーミング・マッド・ジョージのデザインTシャツなど、
ロックTも続々登場します!!!要チェックです
詳細は:http://www.tenaciousd.jp/news/news.html
posted by 佐藤朝問 at 01:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

CACOPHONY「WARRIOR」

ーにぉふこか.JPG

きんにくまん.JPG
さてさて7月第二週目です…。
先週末は本当に暑かったですよね....夏本番ってカンジです。
さて、もうご存知だと思いますが、キン消し世代の僕らにとって、
とても興味深い情報が飛び交っております。
まず、「キン肉マン」が、今年生誕29周年なんです。
この話を、各現場などで、興奮しながら話すと、
「はぁ?29周年、なんで、そんな中途半端なの?」って言う人もいれば、
「おおっ29(ニク)に因んでいるんだ」っと勘が鋭い人と別れました。
因みに僕は、前者でありましたが、後者の方はIQが高いのでは?って思いましたね(笑)

そんな29周年を迎えた「キン肉マン」!!
なんと「キン肉マン コンプリートDVDボックス」が今年末に発売される。
DVDボックスって最近では、映画やアニメなど幅広いジャンルで発売されていますが、
コレの凄いところは、復刻版キン消し418体が付いてくる!!!

古典メタラーの方で「キン消し」にハマった方は多いのでは??
「キン肉マン」と「メタル」と言うのは、魅力のとりつかれ方が一緒のような気がします。
「週刊少年ジャンプ」黄金期の作品は、それはそれは登場キャラが多彩で豊富。
特に「キン肉マン」に登場する数々の「超人」に僕らは惹かれました。

HR/HMシーンも、個性的なバンドがシーンを賑わし、
ヴォーカリスト、ギタリスト、ベーシスト、ドラマー、キーボディストそれぞれが、
キン肉マンたちの必殺技のように、他を圧倒させるようなパーフォマンスを繰り広げる。
非常に近いような気がしてなりません....
小学校4年生で「キン肉マン」に夢中になり、中学から「ハードロック」にハマった自分…。
10歳から13歳への成長過程において、初恋を経験し、
そして漫画から音楽の魅力にハマっていった僕のような方多いと思います(笑)

さて、そんな話題沸騰の「キン肉マン コンプリートボックス」、
完全予約限定生産であり、予約締め切りが、来週の13日日曜日!!!
定価は100500円!!!!!
紛れもなく“大人買い”と呼ぶに相応しい金額であります。

照れるガンダム.jpg因みに左のミニスカお姉さんと並ぶガンダムは、
身長150センチの1/12機動戦士ガンダムのプラモ。
品川庄司の品川さんが購入した事でも知られる、
マンモス・クラスのガンプラ!!!
コチラは定価35万円!!!!!!
オリンピック・イヤーである今年、
夏のボーナス商戦時における
プラズマTVの売り上げが話題となっていますが、
調べて見ると、最新型ではないにせよ、
37型プラズマTVは、10万円を切っています。
ガンダムの35万円を考えると、
シャープAQUOSのハイビジョン、52型が買えちゃう(笑)
物欲激しい自分ではありますが、この領域には、やっぱ手が出せませんね.....
って言いながらシャア専用携帯使っている自分ですけど....

さてさて本題に入りまして、
今じゃすっかりお茶の間の人気者になった我らがマーティー・フリードマン。
日本語が上手いヘヴィメタ兄ちゃんみたいな扱いをされていますけど、
偉大なるギタリストである事は、ココを読んでくださっている方はご存知だと思います。
そのマーティが、明日7月8日の大阪 心斎橋Club Quattroを皮切りに、
東名阪3DAYSのジャパン・ツアーを敢行する!!!!

BL?.jpgワシントンDC出身の今年46歳、
日本のアイドルを好み、流暢な日本語を喋る
ロン毛のアメリカ人、マーティお兄さん。
チョコと激辛ラーメンが好きな彼が、
バラエティ番組などで紹介される際は、
「全世界で1000万枚を売り上げた、
ヘヴィメタ・バンド、メガデスのギタリスト」
…みたいな、歯がゆい紹介テロップがよく出ます。
確かに、彼の存在を一躍有名にしたのは、
メガデスに加入してからです。
マーティ在籍時のメガデスは、まさしく黄金期。
あのデイヴ・ムステインも心底彼に惚れてました。
いやっ…惚れるってそう言う意味じゃなくて(笑)
←の写真、デイヴのハニカミが不気味(笑)
マーティと同じくメガデスに加入したドラマー、ニック・メンザもテクニシャンであり、
デイヴ、デイヴィット、マーティ、ニックと言う、「キン肉マン」で例えるなら、
ジャンクマン、ザ・ニンジャ、アシュラマン、サンシャインみたいな、最強4人衆(笑)

デイヴ・ムステインが提唱する「インテレクチュアル・スラッシュ」が、
上記の4人編成で、ようやく完成したのはないだろうか?

平和と18.JPGとにかく、マーティの驚異的なテクで、
僕たちがノックアウトされたのが、
歴代メガデス・ナンバーでも群を抜いて、
名曲と呼ばれる「Holy Wars」と「Hanger18」の2曲。
この曲で魅せるマーティの調べは、
攻撃性と疾走感を保ちながらも、
クラシカルで、どことなくオリエンタルなフレーバー。
あくまでもデイヴよりも前には出ずに、細部なところに、
マーティならではの発想で生まれたギミックが、
随所随所に仕掛けられている。
このマーティの存在により、メタリカ、アンスラックス、
スレイヤーの3バンドには表現できない、
唯一無二のメガデス・ワールドが生まれたような気がする。
事実、マーティ参加後のメガデス作品は、
プラチナ・ディスク獲得の快挙を果たす。
だから、マーティを紹介する際は、“有名バンドにいたギタリスト”で済ます事は、
ハッキリ言って許せない事なんだよねちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)
まぁ、こんな事は、みなさん共感している事だと思うんで、
こんなに熱くならなくてもイイんだけど…たらーっ(汗)

そんなマーティをMETAL無頼漢でピックアップするには、
メガデスではなく、やはり、このバンドじゃないか??
ジェイソン・ベッカーとの驚異のツイン・ギター・バンド、カコフォニー!!!
ぶっちゃけ言いますと、ようやく、このブログにB級メタルが出ました(笑)

イングウェイを発掘し、早弾きギタリストを、こよなく愛する仕掛け人
シャープネル・レコード、マイク・ヴァーニーの下に生まれたカコフォニー。
3年間と言う短い期間でのバンド活動だったカコフォニーの、2ndアルバムであり、
ラスト・アルバムとなってしまった「Go Off!」をピックアップ!!

不協和音.JPG
カコフォニー(Cacophony)…聴きなれないワードだけど、
ちゃんと、英語の単語として存在しており、意味は「不快な音」。
さぞかし、デスメタルな不快なサウンドを奏でるバンドなのかと思いきや、
北欧とは違ったクラシカルなギター・サウンドを武器にしたバンド。

とは言え、シャープネル(正式にはシュラプネル?)・レーベルのバンドは、
商業的に成功したバンドは、皆無に等しく、
僕のような早弾きギタリストが好きなマニアや、
ギター・キッズにしか知られていないバンドばかりだったような気がする。

目が怖い.JPGシャープネル・レーベルが生んだギタリストでは、
チャステイン、トニー・マカパイン、グレッグ・ハウなど
マニアの間では知られている超絶ギタリスト…。
ただ、今回のマーティ、ジェイソン・ベッカー同様、
スターダムに駆け上がったギタリストもいる。
現UFOのギタリストとして活躍するヴィニー・ムーア、
レーサーXのポール・ギルバートはミスター・ビッグ、
皮肉にもミスター・ビッグ2代目ギタリストであり、
何気にポイズンのギタリストでもあったリッチー・コッツェン。
彼らもシャープネル秘蔵っ子だった....。
ギタリストではないけれど、シャープネル時代の
初期レーサーXのドラマー、スコット・トラビス。
ご存知の通り、ジューダス・プリーストの「ペインキラー」の
激しいドラミングは彼である。
そんなテクニシャンを抱えたレーベルなのに、
なぜか売れなかったんだよね(笑)
僕の意見では、まず音が悪いっ!!!!(笑)
バンド全体の音を考慮せず、
ギターをフィーチャーし過ぎなので、
リズム隊の音がほとんど聴こえないので、めちゃ軽い!!!
そして、後にカコフォニーで触れるけれども、
ヴォーカル・トラックはサイテーなんだよね(笑)
って言うかヴォーカリストに重きを置いていなさ過ぎ(笑)
再結成後のレーサーX、ジェフ・マーティンは、デビュー時に比べて格段に良くなった。
故カール・アルバート加入前の、ヴィニー・ムーア在籍のヴィシャス・ルモアーズは、
ヴィニー・ムーア一人舞台のひどいアルバムだったなぁ....

もう、この流れで言うと、カコフォニーのアルバムも、
マーティとジェイソン・ベッカーのミラクル・ツイン・ギターは最高なのに、
もう、ヴォーカルとサウンドは最悪なんだよね....。

音速協奏曲.jpg←が、カコフォニー記念すべきデビュー・アルバム。
その名も「Speed Metal Symphony」!!!
1987年発表作品なんだけど、もう、このジャケからして、
バンドとしての機能は無視しまくっている。
BOOWYの「BEAT EMOTION」とは明らかに違う(笑)
パガニーニなどクラシックを学んでいたベッカーと、
ハワイと言うバンドで活躍していたマーティを、
贅沢にも一バンドにしたマイクの戦略丸出し(笑)

このデビュー・アルバムは、アルバム・タイトル通りのクラシカル早弾きナンバーばかり。
ただヴィニー・ムーア、トニー・マカパインの楽曲に似ているので、
みーーんな同じに聴こえてしまいがち....。
中学生の時は、この手のナンバーが大好きだったので、
夢中で聴いていた思い出があるけれども、
今聴くと、懐かしんだけれども飽きが来てしまいます。
このアルバムでマーティはベースも担当している。

そんでもって、今回の2ndアルバム「GO OFF!」。
檻に入ったマーティとジェイソン・ベッカーのフォトショット。
加速力つき過ぎたギタリストを封印しているってカンジ。
前作に引き続き全8曲、終始マーティとジェイソンの早弾きバトル!!!
だけど、楽曲構成的には、前作に比べるとバンド・サウンドになってきている。
攻撃的なナンバーから哀愁漂うバラードなどバラエティに富んでいる。
ガッカリなのが、ヴォーカリスト、ピーター・マリノが下手なんだよねふらふら
あと、前作に比べてクラシカル要素強いナンバーを欠いたせいか、
ビビっと来るナンバーが少ない。とにかく、マーティVSジェイソンを楽しむしかない(笑)

岐路.JPG
このアルバムでカコフォニーは解散…。
ジェイソン・ベッカーはデヴィット・リー・ロスの新ギタリストに。
マーティは前述通りメガデスの新ギタリストになり、
お互い一線で活躍するバンドへと巣立っていく....。
っが...ジェイソン・ベッカーはデヴィッド・リー・ロスの
アルバム・レコーディング中に、不測の障害に見舞われてしまう...
病名は「筋萎縮性側索硬化症」…。
左手、左足の筋肉が異常に萎縮し、筋力低下進んでしまい、
レコーディング最後の段階では、ギターも弾けず、
立つことも容易でなくなってしまう。
現在も闘病中のジェイソン・ベッカーは、今月の22日で39歳を迎える。

B級メタルと、バカにしたカンジで紹介してしまった自分だけど、
ジェイソン・ベッカーの思わぬ悲劇を考えるならば、
カコフォニーの作品は感慨深いものがあります。
カコフォニー・デビュー時は、マーティ25歳、ジェイソンは、なんと18歳!!
彼らの初々しく、そして疾風の如くギターを弾きまくる時代を、
この曲で感じて欲しいです。
今回のピックアップ曲は、当時の日本盤と輸入盤では、
若干曲名が違うんだけど、exclamation×2「WARRIOR」exclamation×2をピックアップ!!

何度も言いますが、とにかくマーティとジェイソンのギターが早すぎます!!!
でも、このナンバーはトルクフルなリフも全編を覆い、
スラッシュ系バッキングが印象的です。
後半の同旋律の驚異的な早弾きユニゾン!!!
スウィープなどを絡めた、二人の変則的ピッキングから織り成す
激しくもエキゾチックな展開が楽しめます。
ただ、ヴォーカルは強烈に最悪です(笑)

asato with randy rhoads.JPG
7月早々、いろんな事があった佐藤です。
まず、サイトウD君と伊藤P氏の、めでたい話がありましたね....
いやいや、お二人とも良かったですねムードムードムード

さてさて、冒頭で「キン肉マン」の話題から“大人買い”の話題になりましたが、
僕も、馬鹿な大人買いの勢いで、ロックTシャツの数がヤバイ事になってますたらーっ(汗)
そんな何年も掛けて集めた、ロックTコレクションを紹介したブログ、
「ロックTシャツノ調べ」が、明日で100枚目の紹介に突入します。

もうパジャマ化しちゃっているロックTを持っている方多いと思います。
そんな、センスのないロックTシャツを集める事により、
結構な出費をしちゃっているんですよね。
「ヴィンテージ」なんて言うと、カッコいいですけど、
単なる暑苦しいデザインの古着ですからね(笑)
とは言え、ストリート・ファッション誌や、先月の日本版ローリングストン誌でも、
大々的にロックTをフィーチャーしていて、なんだか価値観が変わりつつあります。

また、ヒステリック・グラマー、ナンバーナイン、ラッド・ミュージシャンなど、
ドメスティック・ブランドのロック・コラボレーションや、
ブッティスト・パンク、トランクショーといった、海外ブランドも
精力的にロックのコラボ・アパレルを販売しています。

是非、今夏はロックTを久々に着てみませんか?
そんな情報も僕のブログには載せていますんで、ヨロシクです♪
rock Tee Blog.JPG
posted by 佐藤朝問 at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

RAGE「BETWEEN THE LINES」

例示.JPG

商売道具.JPG
早いですね....もう7月ですよ....
振り返れば、ブログ漬けだった2008年上半期だったような気がします。
さて、毎度ながら月初めのブログではポッドキャスティング更新です。
「ポッドキャスティング」と言う、まだまだ浸透しきれていないメディアに、
試行錯誤しながらも、今日で4回目の更新をする事が出来ました。

アドリブの弱い自分なので、収録前に原稿を作っています。
上の写真のように、だいたいA4紙が3枚ぐらい…。
そして、かれこれ5年以上の付き合いとなるマイ・ヘッドフォンを耳に当てて、
ほぼ一発録りで作っちゃってます。

とある現場の協力を得ての制作なので、あまり時間が掛けられないんですよねふらふら
だから、最初のうちは非常にぎこちない喋りでしたが、
徐々にトークが和らいだかなぁ…って思ってます。
まぁ、自分自身が演者であり、ディレクターなんで自己満足なんですけど。

英語表記のナレーションは、何かと依頼を頂いているんで、
慣れてはいるんですが、曲名はともかく、
アーティスト名を英語っぽく読むのに苦労しています。
ストラトヴァリウス、アングラ、サヴァタージなんかは、
現地では、どう読まれているのかが、不安なんですよね(笑)

欧州.jpg僕が、この世界を目指したキッカケが、
小林克也さんの「ベストヒットUSA」なんです。
アーティスト紹介、そしてランキングの発表での
克也さんの軽快なトークに、マジ憧れてしまいました....揺れるハート
今でも覚えているのが、「ベストヒットUSA」で
ヨーロッパの「Carrie」が1位を獲得した時だったんだけど、
克也さんが流暢な英語読みで紹介した時、
なんて言ったかがわからなかったんです(笑)

「EUROPE」はヨーロッパとは英語では言いませんよね。
どちらかと言うと、“ユウロプ”って感じです。それも最後のプは、
聞こえるか聞こえないかぐらいのカンジ(笑)
そんでもって「Carrie」もRの発音が良すぎて“キャリー”って聞こえない(笑)

なるべく、英語読みを意識しているんだけど、ちょい厳しいっすよね。
ただ自分でもキレイな発音で読めたのが、ダイアモンド・ヘッドでした(笑)
DIAMONDってダイアモンドとは読まないですよね。
“ダイムン”ってカンジ。これは自分なりに気に入ってます猫
まぁ、無理せずにカタカナ読みで行けば良いんですけど、
僕もカッコ付けたいんで、勘弁してくださいもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)


さて本題に入ります....
今週末7月3日の大阪 心斎橋クラブクワトロから、名古屋、東京の3DAYSを控えている、
一昨日のサンダーヘッドに続き、ジャーマン・メタルの重鎮レイジをピックアップ。
今年の2月に発売された「Carved in Stone」まで、
実に18枚もアルバムをリリースしている、ジャーマン・メタルの実力者!!

あらら.jpg1986年に1stアルバムが発表され、
レイジとしてのバンド活動は今年で22年目…。
堂々たる貫禄を兼ね備えたバンド。
←は、現在のヴォーカル、ピーヴィの姿。
太ったスコット・イアンではありません(笑)
このお姿を見ても、22年の歴史を感じさせます。
22年間で発表された18枚のアルバムから、
厳選されたスピード・ナンバーが、
ステージで疾風の如く展開していくのだろう。

そんなレイジのピックアップ・アルバムは、意表をついたわけではなく、
僕は初期のレイジしか知らないんで、このアルバムにしましたたらーっ(汗)
1988年発表のレイジ、通算3枚目のアルバム「Perfect Man」

お昼の時間だよ.JPG
ヴォーカル&ベーシストであるフロントマン、ピーヴィ・ワグナーだけが、
唯一の初期メンバーであり、22年間の活動において、
ギターとドラムが10人も入れ替わっている。
ちょい懐かしい「どんだけ〜?」って思わず言ってしまうほどのメンバー遍歴。
まぁ、各プレイヤーが、レイジのメンバーになりたい!!
って思わせてしまう程の魅力があるんでしょうね。

セルフィッシュ?.JPG
著しくメンバー・チェンジが激しいバンドは、HR/HMシーンでは多い。
以前にも、このネタには触れたけれども、メンバー・チェンジ劇はHR/HMシーン特有。
メンバー・チェンジを繰り返すバンドのひとつの特徴としては、
やはりバンド内に、織田信長ばりのエゴイストがいる。
ソロ名義としてバンド活動しているイングウェイやインペリテリ、
そして最近のリッチー・ブラックモア....。
この3人のバイオグラフィは、それはそれはメンバー・チェンジが激しい。
リスナーは上記3人の世界観、そしてギター・プレイを楽しみにしているだけに、
彼らの野望に賛同する、もしくは従わなければ容赦なく解雇される。
マンネリと呼ばれても関係ナシ、我が道を貫くスタイルに、
他のメンバーは迎合しないと、明日にはポジションを失う可能性がある。

ソロ名義のみならず、メガデスのデイヴ・ムステインや、
アナイアレイターのジェフ・ウォーターズも、
核であり、頭脳であるバンド・リーダーだけに、メンバー・チェンジの指令を
ガンガン下す鬼軍曹のような存在かも....。

ただ、理想像が強い、ただのわがまま野郎なのかと言うと、
そうではないような気がする。
バンドとしての一体感、極上の調和が生まれることを彼らは願っているのでは??
野球やサッカーなどで、監督がスタメンを決めた際に、
その采配がピタリと的中し、勝利に結びついた時のように、
上記のアーティストでも最高の布陣が揃った際は、作品は高評価を得られる。

ふぃる.jpg上記はすべてギタリストであるが、
今回のレイジのリーダー、ピーヴィはベーシスト。
決してビリー・シーンのような
スーパー・プレイを魅せるワケでもなく、
トニー・フランクリンのような、
独自の音色を奏でるプレイヤーでもない。
テクではなく、ベーシストとして、
そしてヴォーカリストとして、
レイジを22年間支えたピーヴィは、
まさに故フィル・ライノットに近いかもしれない。
考えてみれば、Thin Lizzyもメンバー・チェンジが多かった…。
ギタリストが考えたバンド構想よりも、
ベーシストによるバンド構築の方が、
野球のキャッチャーのような、
全体を見渡したビジョンを持っていそう。

さて、そんなピーヴィ達レイジは、バンド誕生までは、
実はドイツのプログレ・メタルの雄、メコン・デルタの初期メンバー。
ベースであるピーヴィ、そしてギターのヨッヘンとドラムのヨルグ、
メコン・デルタの礎を築いたメンバー3人が脱退し、
1984年、レイジの前身バンド、アヴェンジャーを結成する。

ave.jpgアヴェンジャーとしてアルバムを発表するが、
既に同じ名前のバンドが
イギリスでデビューしていた為、
バンド名を変更することに…。
当初のバンド名は「Furious Rage」。
そして短縮して、レイジとなったそうだ。
正直残念な話、今ではレイジって言うと、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなんだけどねたらーっ(汗)

1st2nd.JPG1986年にレイジ名義の1stアルバム
「Reign of Fear」をリリース。
数々のジャーマン・メタルを発信した、
ノイズ・レコードからのリリース。
メコン・デルタ出身なだけに、
難解なメロディー・ラインを奏でる3人だが、
まだ初々しさが感じられ、荒削りさが目立つ作品。
翌年の2ndアルバム「Execution Guaranteed」では、
かなりキャッチーなナンバーが増えてきており、
耳が肥えているメタラーに徐々に浸透していく。
初期メンバーであるドラムのヨルグ・ハンセンは、
レイジ脱退後は、今日までに24のアーティストの下で、
ドラムを叩いたジャーマン・シーンの名ドラマー。
特にアクセル・ルディ・ペルの作品は、
1stから10枚のアルバムにて正式メンバーとして活躍。
そんなヨルグのドラム・プレイは必聴かもしれない。
ピーヴィも初期は、かなりハイトーンであり、
かつ全編フィンガー・ピッキングで、楽曲のリズムを重く刻んでおり、
ベーシスト、ピーター・“ピーヴィ”・ワグナーとしての存在感もある。

そして今回のピックアップ・アルバム「Perfect Man」が1988年に発表。
このアルバムは、数多いレイジ・ファンの間で、
どう評価されているかがわからないんだけど、僕はかなり好きな1枚。

ジイレ.jpg
まず、このアルバムから第一期メンバー・チェンジが勃発。
ギターは現グレイヴ・ディガーのマンニ・シュミット、
ドラムは、クリス・エフティミアディスの3人編成。
この編成で、「Perfect Man」以降、5枚のアルバムを発表し、
メタル・シーン全盛期である80年後期から90年初期にて活動。
まさに、この時期がレイジの黄金期なのかもしれない。

僕的には、マンニのギター・プレイが大好きなんだよね。
だからマンニ脱退後のレイジから、あまり聴いていないんです。

鳥尾.JPG
僕の「Perfect Man」の感想は、ブリティッシュ臭さを感じてしまう。
イギリスが生んだ重鎮3ピース・バンドのモーターヘッド、レイヴンの持つ、
唯我独尊の世界をレイジは、新メンバーで確立したような気がします。
ダウナーなリフと、しっかり印象付けるサビが見事に1曲に組み込まれた楽曲陣が、
「Perfect Man」には収録されていると思う。

なんと言っても名曲「Don't Fear the Winter」は、このアルバムから生まれた。
でも、今回のピックアップ・ナンバーは、この曲を選ばさせていただきました。
ボーナス・トラック前のラスト・ナンバー
exclamation×2「BETWEEN THE LINES」exclamation×2

ゲルマン魂戦隊.JPG
ポッドキャスティングでも言わせていただきましたが、
特撮ヒーローの主題歌かよ!!って思いっきりツッコミたくなります(笑)
ライヴで演奏するものなら、サビはオーディエンス大合唱じゃない(笑)
3人編成だけに、僕的にはサンバルカンのような戦隊ヒーローかも。

ビトウィーーーン
ザーーーーーー
ラーーーーーーーーーーーイン!!!


最後のラーーーインの上がるところなんか、たまんないね(笑)
別にギャグでチョイスではなく、かなりカッコイイ楽曲ですよ。

asato with angra.JPG
今回は、ちょい気持ちが沈んでいるんで…
posted by 佐藤朝問 at 22:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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