2008年06月29日

THUNDERHEAD「LIFE IS ONLY A GOODBYE」

雷頭.JPG

リフ似.JPG
我らがサザンオールスターズが6月25日に30周年を迎えた。
しかし、残念ながら来年からは無期限活動休止も宣言してしまった。
老若男女、幅広い世代から愛されているサザンだけに、
活動休止宣言で、寂しい気持ちになったファンも多いのでは??
ただ、サザンの活動休止は、今から22年前の1986年にもあった。
1988年の活動再開までの間は、桑田さんはソロ活動、KUWATA BANDでの活動と、
サザンとは違ったアーバンな桑田さんの世界を表現し、
活動再開後のサザン作品の奥行きさに磨きをかけた経緯だったかも。

往年のサザン・ファンにとって、こういったヒストリーを知っているだけに、
サザンオールスターズ、更なる進化の為の休息と捉えているかも。

さてMETAL無頼漢的にサザンを検証すると、ある曲が思い浮かぶ。
1995年に発売された、サザン通算35枚目のシングル「マンピーのG★SPOT」。
放送禁止ギリギリではないかと思う、桑田さんらしいエロティックな楽曲。

この曲のイントロを聴いたハードロック・ファンは、
あれっ?なんか、このリフ聴いた事あるような…??って思ったに違いない。
1982年に発売されたナイトレンジャーのデビュー・アルバム
「DAWN PATROL」に収録されている「Penny」にそっくりなんだよね。
そっくりと言うより、ほぼ一緒なんだよね(笑)
サザン×ナイトレンジャーってピンと来ないだけに、奇妙な偶然である。

まぁ、あの曲は、この曲のオマージュ、パクリとか言われてしまうのは、
仕方がない話なんだけど、「マンピー〜」と「Penny」のイントロは、
かなり王道なロックンロールなリフだけに、合致してしまうのもうなずけてしまう。
●'z以外で、この曲とあの曲は似ています!!!って情報あったらお待ちしてます(笑)

さて、早いもので、6月も終わります。
2008年の下半期が始まりますね....早いなぁ....
今日6月最後のアーティストは、ドイツ出身のサンダー・ヘッドをピックアップ。

1989年のデビュー・アルバムから解散までに9枚のアルバムを発表。
80年代後期デビューだけに、ドイツ出身と言うだけで、
ハロウィンっぽいのか?アクセプトっぽいのか?ブラインド・ガーディアンっぽい?
っとメロディックで攻撃的なサウンドを連想されがちだったが、
しいて言うならば、スコーピオンズらしい、ドライブ感溢れる、
非常にスタンダードなハードロック・バンドである。

そんな彼らの91年発表の3rdアルバム「Crime Pays」をフィーチャー。

TH.jpg
サンダーヘッドが、なぜジャーマンらしくないのか?
その要因としては、フロントマンがアメリカ人だからなのかも....

まず、テッド・ニュージェント・バンド、
そしてゲイリー・ムーア・バンドで活躍していたチャーリー・ハーンが、
ジャーマン・メタルの古豪、ヴィクトリーで活躍していた。
そのチャーリーが新生ヴィクトリーを生もうと、
新しいヴォーカリストを探していた事から始まる....。

チャーリーは、ニューヨークのローカル・バンド、
Thrillzでヴォーカルを務めていた、テッド・バレットに
ヴィクトリーの新ヴォーカリストとして参加する事を打診する。
快く引き受けたテッドは、はるばるドイツのハノーバーへと向かう。

っが!!!
いざ、ヴィクトリーと一緒にセッションしてみると、
ヴィクトリーのメンバーは、テッドのヴォーカル・スタイルに難色。
結局、テッドはヴィクトリーのメンバーになれなかったもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

ヴィクトリーのベーシスト、ピーターの世話になりながら、
テッドはハノーバーに2週間滞在。
そこで、自分に合うバンドを探すことになる....。

最初は、なかなかテッドが気に入るバンドは見つけられなかったが、
あるパブにて、ヘニー・ウォルターと出会い、意気投合する。
そして、ヘニーの幼馴染で、それぞれバンド活動をしていた、
オーレ・ヘンペルマン、アレックス・スコルティと共に、
サンダーヘッドの前身バンドを結成することとなる....。
異国においても、テッドのバンド結成への想いが通じた結果である。

この頃は、まだドラムのアレックスは別プロジェクトに在籍していたため、
当初は、テッド、ヘニー、オーレの3人編成で楽曲を制作していた。
1988年、アレックスが正式にバンドに加入し、サンダーヘッドが誕生。

THA.jpg
そして、1989年にドイツのレーベル、インターコードと契約し、
念願の1stアルバム「Behind The Eight Ball」を発表する。
この作品は、Thin Lizzyなどのエンジニアを担当した、
Will Reid Dickがプロデューサーとして関わった。

ソリッド感溢れる、ヘニーのギター・サウンドと、
キッスのポール・スタンレーを髣髴とさせるテッドの
エモーショナルでパワフルなヴォーカル…。
ジャーマン・メタルと言うジャンルには当てはまらない、
小細工無しの直球ストレートなハードロック・バンドとして人気を博した。

ちょい似.JPG
ただ、彼らのベーシック・スタイル的なハードロックは、
88年デビュー同期のスコットランド出身のThe Almightyと比較されがちだった。
2000年に突入してから、ダットサンズ、ジェットが大ブレイク。
両バンドもオーソドックスなロックンロールを奏でるバンドであり、
かつ、ニュージーランド、オーストラリアという、
お国柄も近いと言うこともあって比較されていたような気がする。

さて、デビュー・アルバムの成功により、ユーライア・ヒープ、
そして認めてくれなったヴィクトリー、はたまたモーターヘッドなどと
ジョイント・ツアーを行い、確実に知名度を上げていった。

1990年に、2ndアルバム「Busted At The Border」をリリース。
AC/DC、アイアン・メイデンのエンジニアなどで知られる、
トニー・プラットをプロデューサーに迎えた作品であり、
初期シカゴの名曲「25 or 6 to 4」、邦題はご存知「長い夜」のカバーなどを収録した
サンダーヘッドの器用さが伺える秀作。
このアルバムにより、アメリカ、イギリス、そして日本に単独公演を敢行。

勢いが止まらないサンダーヘッドは1991年、
今回のピックアップ・アルバムとなる「Crime Pays」を発表。

独鋼鉄九十一.JPG
1991年と言えば、METAL無頼漢にて1月のランニング・ワイルド、
2月に紹介したハロウィン&ガンマ・レイ、
それぞれのピックアップ・アルバムが、すべて91年発表作品。
特にジャーマン・メタルを牽引するべき二大巨頭、
ハロウィンとガンマ・レイが発表した各アルバムは、
正直、ファンから親しまれる完成度とは言えなかったような気がする。
調べてみると、アクセプト、ブラインド・ガーディアン、デストラクション、
ソドム、クリーターなどは、ちょうど91年は発表しておらず、
デストラクション以外は、翌年1992年に、それぞれアルバムをリリースしている。
1992年には、フェア・ワーニング、エドガイなど、
後のジャーマン・メタルの主人公とも呼ぶべきバンドがデビューしている。

そんなハロウィン&ガンマ・レイが失速気味だった1991年に、
サンダーヘッドは熟練味を増した3rdアルバム「Crime Pays」をリリース。
91年リリースのジャーマン・アーティストでは、
ライバルとも呼ぶべき、サージェント・フューリーや、ピンククリーム69、
そして歴史あるランニング・ワイルド、ボンファイヤーなど。

なかなかの強敵が91年にアルバムをリリースしているわけだが、
その中でもサンダーヘッドは、サウンド的にかなり差別化が効いており、
特にこの作品にて、イギリスで大ブレイクを果たすこととなる。

1989年デビューからの2年間で培ってきた経験と、
揺ぎ無い直球勝負の正統派ハードロックが「Crime Pays」には凝縮されている。

2ndアルバム「Busted At The Border」でシカゴのカバーに挑戦した彼らは、
今回のアルバムでは、セレクトが憎いねぇーって思わず言ってしまいたくなる
アーティストのカバーに挑戦している。

mntrs.jpgロニー・モントローズを中心とした、
アメリカン・ハードロックバンド、
モントローズのデビュー・アルバム
「Montrose」に収録されている、
「Space Station #5」を
サンダーヘッド流にカバーしている。
ご存知、モントローズの初代ヴォーカリストは、
サミー・ヘイガーであり、
ブルージーな歌声のテッドによる、
モントローズは、聴き応えがあります。
ガンマ・レイも1stアルバムで、ユライア・ヒープのカバーなどをしていて、
ジャーマン・アーティストとは言えど、70年代ロックが礎となっている事が伺えます。

そんなサンダーヘッドの「Crime Pays」からのピックアップ・ソングは、
これまた非常にブリティッシュ臭いイントロが印象的な、
exclamation×2「LIFE IS ONLY A GOODBYE」exclamation×2

ホワイトライオンの「Broken Heart」のイントロを髣髴とさせる、
物悲しいアルペジオ&ストリングスから始まり、バラードなのかな?
って思っていたら、ドラマティックに、エッヂの効いたハード・ロックへと変貌。
ミドル・バラードと言うジャンルではないんだけれども、
オン・エア楽曲にバラードが無くなってきたので、
締めの曲らしく、6月オン・エア楽曲のラストチューンとして選びました。
この曲はアコースティック・バージョンも出してほしかったです手(チョキ)

asato plays bowlling.JPG
先週のカキコミ、まずは、せんちねる佐渡さん、
朝までメタル飲み、ご苦労様でした。
ボン・ジョヴィ「Without Love」のギター・ソロを居酒屋内で、
鼻歌歌いまくりでしたね(笑)
ただ、ホワイトライオンは、上にも書きましたけど、
「Broken Heart」と「Lady of the valley」ですよ。
超大作「LIGHTS AND THUNDER」は大好きですよ。8分ぐらいあるよね...
確か「Lady of the valley」の話から、
ブルーマーダーの「Valley Of The Kings」の話に変わっちゃって、
「〜と言えば」ってカンジでノン・ストップ鋼鉄トークでしたね(笑)
プリーストの新作は、まだ聴いていません....。
ノストラダムスかぁ....出来れば、ちょい危険だけど、バンド名の由来である
“ユダ”についてのコンセプトにすれば良かったのにね...
まぁ、恐らく発禁作品になっちゃうだろうけど…

伊藤Pさん、先日はありがとうございました。
まさかまさかのインギーで、故クリス・オリヴァを観たんですね...
さてさて、まぁ、今回のストーンズ誌のランキングは、
伊藤P氏へ投げかけた情報みたいなものなんで、
熱いコメントをもらって嬉しい次第です。

まぁイングウェイは、まず無いでしょう!!(笑)
ジョン・サイクスは、Thin Lizzyと言う偉大なる壁のせいでは?
まぁホワイトスネイクに留まっていれば、
もしかしたら入っていたかなぁ....まぁヴァイも入っていないしね。

確かに、「TOTO W」でグラミーを獲得したルカサーが入っていないのは疑問…。
そう考えると、チャートを賑わしたバンドのギタリストは、あまりいないね。
だからジョー・ウォルシュもいないのかも。
もしかして、イーグルスも産業ロックとして考えられているのかなぁ...
ローウェル・ジョージ、エディ・コクラン!!!!
おおおっ伊藤P氏の世界だねぇ....さすがだ(笑)
84位にエディ・コクランが入っているけど、セッツァーがいないんだよねもうやだ〜(悲しい顔)
って言うか、ホワイトストライプスを推しすぎはどうかなぁ??
まぁ、カッコイイんだけどね。

ってなワケで写真は本日僕のどすこいボーリング!!!
シャッタースピード全然無い僕のカメラでの撮影....
どんだけスローな投げをしているんだ僕はっ!!!(笑)
撮影してくれたPIVのKさん、お疲れ様でしたわーい(嬉しい顔)
まだまだ梅雨っぽい季節....
そんな時はボーリング楽しいですよパンチ
posted by 佐藤朝問 at 19:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しまった・・・
エディ・コクランはランクインしていたか・・・
完全に見落としていた・・・

インギーはアメリカではきっと「オデッセイ」が新譜だと思われているに違いない。
エリカ・マルムスティーンとペットのデブ猫はいまどうしているのだろう。
ペットって飼い主に似るよね。

あっ、朝ちゃんも猫飼ってたね・・・
ひょっとして・・・

イーグルスは産業ロックというか、
自分たちの音楽は産業の上に成り立っているロックであることを、
「ホテル・カリフォルニア」で自認したんだよ。

歌に込められた思いやメッセージよりも、商売が優先ってね。

“1969年からスピリットをおいておりません”

という歌詞がそれを示している。

中産階級出身で、カウンターカルチャー崩壊後、「Take It Easy(気楽に行こうぜ!」ってデビューしたイーグルスが、気が付いたら金まみれで気楽に行けなくなっちゃったって感じ?

あっ、ここメタルのサイトだった・・・
Posted by 伊藤P at 2008年06月30日 19:23
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