2008年09月01日

W.A.S.P.「THE HEADLESS CHILDREN」

わすぷ.JPG

ろぼこっぷ?.JPG
9月に入り、四季の中で一番好きな秋が近づいてきました。
学生の方は、新学期なんでしょうね....
夏休みの宿題は大丈夫だったかなぁ?
なんて、爽やかな問いかけは、このブログでは不必要ですよね(笑)

「宿題」と言う言葉は大人になると、関係ないような気がしますが、
「会議までの資料を来週までに」
「プレゼンテーションが決まったんで、企画書を作れ」
などと言った提出書類作成に追われることもあったりします。

特に毎週放送される番組を制作するスタッフの皆さんは、
それはそれは大変です。
僕のようなナレーターが収録する日、“MA”と呼ばれる作業は、
映像作品の最終仕上げの時です。
ですので、制作スタッフの皆さんは、何日も寝ていない状態なので、
半ゾンビ状態で、スタジオにいらっしゃいます。
過酷な宿題と毎日向き合っているような環境だと言えます。

学生時代、夏休み終盤ギリギリで宿題を終わらせる、一夜漬けタイプだったか、
じっくり夏休みの期間を利用し、ゆとりをもって宿題を終わらせる堅実型か?

この二通りの性格は、社会人になっても変わらないですよね。
なので、どんな職場でも、そんな二通りの人たちが、
日々忙しく仕事をしているんだろうなぁと思います。

僕は正直、勉強が大嫌いで、成績は最悪であり、
宿題も完璧にこなせた事は皆無だったような気がします。
でも「絵」を描くことは好きだったので、
絵を織り交ぜた自由研究や、絵日記などは楽しくしていました。

小学校の頃の夢が、漫画家だった自分なんですが、
先日のキング・ダイアモンド紹介の際、アップさせていただいた、
クラウザーII世の絵も、久々にマウスで描いてみて、
ペンだったら、もっと上手く描けるのに…って思いながらも、
結構ニコニコしながら描いてみました。

「絵」って描こうと思うモチベーションが生まれないかぎり、
なかなか鉛筆やペンが進まないような気がします。
ましてや、マウスで描くことなんて根気と、集中力が必要です。
クラウザーII世を描き終えた時、
この勢いを持続させようと、再度チャレンジしたのが、
今回のSDガンダムのようなロボコップの絵です(笑)

なぜ?ロボコップ?っと言うと、
ただいま、伊藤P氏たちと「シネドラ番外編」と言う
映画コラムを先月から書かさせていただいておりまして、
今日9月1日にピックアップした映画が「ロボコップ」だったからです。
映画がお好きな方は是非、遊びに来てください。

正確に言うならば、“絵を描く”と言うより、
模写する事が好きな自分です。
ですので、一からオリジナル・キャラクターは描けないんです。
オリジナル要素の無い独創性に欠けている、物まねタイプでしょうね。
もともと、声の仕事を志したキッカケも小林克也さんの物まねからだし…。
だからか、「あれっ?あの番組、佐藤君じゃない?」なんてよく言われます。
「いやっ…それ僕じゃありません...」なんて、悲しい返答をしてます。
つまり、僕ならではの確立した声が完成されていないんです。
「絵」同様、僕はそんな人生なのかもしれません。

ポッドキャスティング9月号です。誰かに似てます??

ぐうxoーーー.JPG
さて、9月に入ってのMETAL無頼漢ですが、
今日9月1日のピックアップ・アーティストは結構悩みました。
当初、今週、新木場スタジオコーストで来日公演を控えていた、
GWARを紹介する予定だったんですが、残念ながら来日中止。
あの衣装に、何かトラブルでもあったんでしょうか??(笑)
それにしても、特撮でも、ココまで怖いルックスの怪人はいませんでした(笑)

チェーン草.jpg
色々調べてみた結果、GWARにも負けない強烈な男の誕生日が、
9月4日だと言うことが分かり、彼のバンドをフィーチャーします。
チェーンソーが、レザー・フェイスの次に似合う男、ブラッキー・ローレス。
メタル・ヴォーカリストでは、僕の中ではベスト10に入る男。
彼は9月4日で52歳の誕生日を迎える。
地獄の使者のようだった彼も50歳を超えたんですね....。
そんな彼が率いるバンド、W.A.S.P.(ワスプ)をフィーチャーします。

まずブラッキー・ローレスという男を紐解くと、
彼は、カナダの先住民ブラックフット族の血を引いたアーティスト。
ブロリダに生まれ、ニューヨークへ移住。
ニューヨーク在住時は、ニューヨーク・ドールズの
サポート・ギターとして参加した経歴を持つ。
その時に出会ったニューヨーク・ドールズのベーシスト、
白血病により4年前に他界したアーサー・ケーンと共にカリフォルニアへ。
ケーン自身のバンド、キラー・ケーン・バンドのメンバーとして活動。
しかし、ケーンはニューヨークへ戻ってしまうのだが、
ブラッキー・ローレスは、ロスで活動することを決意。

1976年、後のW.A.S.P.のギタリストとして活躍するランディー・パイパーと、
シスターというバンドを結成させる。
シスター活動時、ステージでは既にブーツから火を出したり、
生きた芋虫を食べたりするパーフォーマンスを展開し、
W.A.S.P.の原点とも呼ぶべきバンドであった。
とにかく、ブラッキー・ローレスの存在は、W.A.S.P.結成前から話題であり、
あのキッスのジーン・シモンズもシスターのステージを観て、
アルバム「Love Gun」の制作に反映させたと言う。

その後も、1979年にサーカス・サーカスと言うバンドを結成。
1981年には、ロンドンというバンドを、現モトリー・クルーのニッキー・シックスと結成。
このロンドンというバンドは、数々のプレイヤーを輩出したバンドであり、
第一期ロンドンにブラッキーとニッキー、
第二期ロンドンには元ガンズ、現ヴェルヴェット・リボルバーのスラッシュ、
第二期の頃は、イジー・ストラドリン、シンデレラのフレッド・コウリーなども参加し、
ロンドン出身のL.A.メタル・アーティストは多いのである。
1990年に活動休止したが、2006年に活動を再開させている。

ロンドンを離れたブラッキーはW.A.S.P.を結成、
ニッキー・シックスはモトリー・クルーを結成する.....

わすぷB.JPG
残虐メタル・アーティスト、W.A.S.P.の誕生が1982年…。
W.A.S.P.と言う頭字語を用いたバンド名。

“We Are Sexual Perverts”

“We Are So Perfect”

“We Are So Powerful”

“White Anglo-Saxon Protestants”

“We Are Satan's People”

“We Are Satan's Preachers”

W.A.S.P.の略は、ファンの間で色々と憶測が勝手に飛び回ったそうだが、
特に、最初の“We Are Sexual Perverts”(我々は性的変質者)は、
メンバー自身も憤慨したそうだ....。
ブラッキー曰く、スズメバチの巣からヒントを得たようなことも述べているそうだ。
まぁ、とにかく強烈な存在だけに、ファンたちの彼らのイメージは増幅するのである。

さて、デビュー当時の彼らのメンバー構成は、
ブラッキー・ローレス、リック・フォックス、ランディ・パイパー、
そしてトニー・リチャーズの4人編成バンド。
1984年に大問題となったシングル「Animal(F**k Like a Beast)」を発表。
何が問題かと言うと、過激すぎるジャケット・デザインであり、
即効発禁ジャケットとしてリリースにブレーキが掛かってしまう。

教育上良くない楽曲.JPG
デビュー・シングルからお騒がせしまくりのW.A.S.P.(笑)
タイトルもR指定だが、ジャケットは、もっとR指定!!!
股間に切れ味鋭そうな回転のこぎりが装着された、
卑猥さと残忍さがダブルで描かれたジャケットである。
そう言えば昨年9月、このデザインのTシャツを、ご用達PGS音楽市場さんの
アーティストとギョーカイ人さんが選ぶこの1枚」で、
選ばさせていただきました。
バリバリの金髪だった自分が懐かしいですふらふら

この楽曲は、1985年に発足された「Parents Music Resource Center」 (PMRC)
日本語で“青少年を有害な音楽から守る団体”ってカンジ?
映画「不都合な真実」で地球環境破壊を訴えた、
元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏の奥様ティッパー・ゴアさんが
設立した団体であり、この団体からW.A.S.P.はレッドカートを提示された。
この団体から、目を付けられた有名な15曲が下記のタイトル。↓
・プリンス/「Darling Nikki」:セックス表現
・シーナ・イーストン/「Sugar Walls」:セックス表現
・ジューダス・プリースト/「Eat Me Alive」:セックス表現
・ヴァニティ/「Strap on Robbie Baby」:セックス表現
・モトリー・クルー/「Bastard」:バイオレンス
・AC/DC/「Let Me Put My Love into You」:セックス表現
・トゥイステッド・シスターズ/「We're Not Gonna Take It」:バイオレンス
・マドンナ/「Dress You Up」:セックス表現
・W.A.S.P./「Animal (Fuck Like a Beast)」:セックス表現、放送禁止用語
・デフ・レパード/「High 'n' Dry(Saturday Night)」:ドラッグ&アルコール表現
・マーシフル・フェイト/「Into the Coven」:悪魔崇拝
・ブラック・サバス/「Trashed」:ドラッグ&アルコール表現
・メアリー・ジェーン・ガールス/「In My House」:セックス表現
・ヴェノム/「Possessed」:悪魔崇拝
・シンディ・ローパー/「She Bop」:マスターベーション

映画「グローバル・メタル」の際にも触れたが、
1980年代は、とにかくメタルは有害な楽曲として罵倒されていた。
有名な話では、1986年、オジー・オズボーン「Suicide Solution」を聴いた少年が
自殺したと主張する少年の遺族が訴訟を起こした事件。
そして、1990年のジューダス・プリーストの「Better By You, Better Than Me」、
この楽曲を聴いた少年が自殺したと遺族が訴訟を起こした事件。

結局、両ケースも言論の自由を侵害するものであり、
立証できるものではないとして棄却されたのだが、
生死に関わる問題までも派生してしまったメタル楽曲において、
上記のような団体が発足しても致し方がないわけであるが、
今もなおロック・バンドたちは、この団体へ挑戦状を叩きつけており、
1993年に開催されたロック・フェス「ロラパルーザ」では、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバー全員が、
全裸フル●ン状態で、口をガムテープで押さえ、
4人の裸体には、P、M、R、Cと書かれ、ステージに仁王立ちした事件も起きた。

とにかく、デビュー早々問題を起こした前代未聞のバンド、W.A.S.P.(笑)
初期メンバーであるベーシスト、リック・フォックスが、
イングウェイを起用したばかりのスティーラーへ加入してしまった為、
ブラッキー自身がベーシストとなり、ギタリストにクリス・ホームズを迎え入れる。
ここから、W.A.S.P.伝説の幕開けである!!!!!

わすぷ黄金期.JPG
1984年記念すべきデビュー・アルバム「W.A.S.P.」(邦題「魔人伝」)を発表。
L.A.メタルならではの鋭利なリフとキャッチーさが印象的な、
名曲「I Wanna Be Somebody」でシーンに衝撃を与えまくった!!!
このアルバムからインスパイアされたアーティストは数多く、
特に、北欧ブラック・メタル・アーティストらのバイブル的アルバム。

1985年発表の2ndアルバム「The Last Command」から、
元スティーラーのロン・キール率いるキールのドラマーだった、
スティーヴ・ライリーを迎え、第二期W.A.S.P.を始動。
マウンテンの「ミッシシッピー・マウンテン」のカバーや、
哀愁漂うハードロック・チューン「Wild Child」、
ブラッキー・ローレスのエッヂの効いたシャウトが印象的な、
トルクフルなロック・ナンバー「Blind in Texas」など名曲揃いの1枚。
教育上良くないバンドが一気にスターダムを駆け上がった。

1986年発表の3rdアルバム「Inside the Electric Circus」では、
デビューからW.A.S.P.サウンドを支えてきたランディ・パイパーが脱退。
ブラッキーがベーシストからサイドギタリストへ....。
ベーシストに、元キング・コブラのジョニー・ロッドを迎える。
バンド・サウンドのクオリティがアップし、レイ・チャールスの
「I Don't Need No Doctor」のカバーや、ユーライア・ヒープの名曲
「Easy Living」のカバーなど、彼らの音楽性の幅広さが伺える1枚。
僕は、このアルバムで彼らを知りました。
「I'm Alive」を聴いて、彼らのファンになっちゃいました。

わすぷA.JPG
1980年前半を怒涛に駆け抜けていったW.A.S.P.
そんな彼らの転換期となったのが、今回のピックアップ・アルバム
1989年発表「The Headless Children」。
この時のメンバー編成は、ブラッキー、クリス、ジョニーの3人編成。
今までのセクシュアリティ、サタニズム要素を一掃させ、
重厚感あるメタリックなサウンドへと変貌させた。
このアルバムから、名ドラマー、フランキー・バネリをゲスト・ドラマーとして迎え、
キーボディストには、ユーライア・ヒープのケン・ヘンズレーを迎える。
また、ギタリスト、クリス・ホームズの恋人であったリタ・フォードも、
バック・ヴォーカルで参加している。
(後にクリスと結婚するが1年で破局…その後ニッキー・シックス
ジョー・リンターナー、トニー・アイオミと付き合うが、
なんと最終的に、あのマイケル・アンジェロ率いるNitroのヴォーカリスト、
ジム・ジレットと結婚した(笑))

そんな豪華なゲストを迎えての通算4枚目となるアルバム
「The Headless Children」には、シングル・カットとなった、
映画「さらば青春の光」でも有名なThe Whoの「The Real Me」のカバーや、
ハードロック王道なパワー・バラード「Forever Free」など、
正統派ハードロック・バンドとしての存在感を出した。

METAL無頼漢のピックアップ・ソングは、
ケン・ヘンズレーの怪しいハモンド・オルガンが素晴らしい楽曲。
オジーの世界を髣髴させる、今までのW.A.S.P.の邪悪さから、
ドラマティックで壮大な、黒魔術的なW.A.S.P.を感じさせるタイトル・トラック、
exclamation×2「The Headless Children」exclamation×2

この曲は、ケン・ヘンズレーのハモンドも最高なんだけど、
僕的には、後半の1分強のクリス・ホームズのスラッシャーなリフと、
ギター・ソロがめちゃくちゃお気に入りポイントです。

asato with metallica.JPG
昨日で、映画「グローバル・メタル」の
プレゼント受付は終了させていただきました。
クイズ難しかったですか??
意外と、「答えは分かりませんが応募させていただきます」
ってメッセージが何通かありました。
クイズの答えは、ポッドキャスティングで紹介しています。
そんでもって、来週のピックアップ・アーティストでもあります。

冒頭でも記載させていただきましたが、
シネドラ番外編」と言う映画紹介コラムに参加させていただいてます。

芸術の秋に、素敵な映画を探している方は、
是非覗いてみてくださいカチンコカチンコカチンコ
映画といえば、最近「オーシャンズ13」を観まして、
マット・デイモンが、エレン・バーキンをメロメロにしてしまう、
“ギルロイ”と言う媚薬が本当にあるのか、
ネットで調べてしまいました(笑)
あるワケないっつうの!!!!
posted by 佐藤朝問 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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