2008年09月08日

VOIVOD「Jack Luminous」

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tokuchan wedding.JPG
昨日、長年お仕事を一緒にさせていただき、
ジョジョ話で盛り上がりながらの酒を交わした、
CMディレクター徳さんの結婚式に出席させていただきました。

今年初の結婚式の出席でありましたが、
何度出席しても、結婚式というセレモニーは素敵です。

新郎新婦の人徳なんでしょう、それはそれは大盛り上がり。
披露宴が1時間もオーバーしてしまう程(笑)

よって二次会のスタンバイが大変でした。
二次会の司会を僕が担当させてもらったんですが、
あまりの演出の多い二次会だけに、
リハ不足により、ちょいドタバタ気味でしたが、
これまた大盛り上がりの二次会で、僕も司会をさせてもらって楽しかったです。

社会人になってから12年目ですが、
結婚式の出席は、司会を承った事も含めると、もう20組ぐらい。
ここ7〜8年は毎年出席しているような気がします。

僕を差し置いて、どんどん、みんな幸せになりやがる!!!!(笑)
まぁ、何はともあれ、徳さん、お幸せに〜♪

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さてさて、鋼鉄話題へ…
今月の20日、21日に毎年恒例のスラッシュ祭り、
「スラッシュ・ドミネーション」が川崎クラブチッタで開催されます。
昨年の「スラッシュ・ドミネーション07」は、
ニュークリア・アソート、デストラクション、アナイアレイター、ネヴァーモアの4組。
今年は、テスタメント、ヴォイヴォド、フォビドゥンの3組。
ベイエリア・クランチの2強と、カナダの技巧派スラッシュの競演。
3アーティストとも大好きなアーティストだけに心踊ります!!!
んなワケで、テスタメントは既に紹介させていただいたので、
今週と来週で、ヴォイヴォドとフォビドゥンをピックアップさせていただきます。

今週は、カナダはケベック出身のヴォイヴォド!!!
アナイアレイターぶりのカナダ出身のバンドのピックアップ。
1982年結成で、元メタリカのジェイソン・ニューステッド参加や、
中心人物“ピギー”ことデニス・ダムールの急死など、
様々な出来事を経て、今もなお活躍中のカナダを代表するバンド。
2006年までに11枚のアルバムを発表し、元祖“SFスラッシュ”であり、
プログレ要素強い、変拍子が縦横無尽に展開される、
難解なスラッシュ・サウンドで、多くのスラッシュ・ファンを魅了している。

今回のピックアップ・アルバムは、1993年発表の通算7枚目となる
「THE OUTER LIMITS」をフィーチャー!!!

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“VOIVOD”(ヴォイヴォド)…凄いバンド名ですが、
語源はスラヴ語で、スラヴ語圏内とされるロシア、ポーランド、
ルーマニア、セルビア、クロアチアなどから生まれた言葉らしい。

強大な権力を持つ君主をヴォイヴォドと呼んでいたそうだが、
ドラキュラ伝説の発祥の地であるルーマニアなどでは、
人喰い戦士をヴォイヴォドと呼んでいたそうで、
そこからヒントを得て、バンド名にしたらしい....

そんな、権力と残忍性と攻撃性を感じさせるバンド名の彼らは、
デビュー当時の80年代初頭は、ゴリゴリのスラッシュ・メタル・バンド。

リード・ヴォーカルのスネイク、ギターのピギー、
ベースのブラッキー、ドラムのアウェイの4人編成でバンドを結成する。

ヴォイヴォドの発祥の地、カナダ、ケベック州は、
ご存知、カナダ国内で唯一、公用語がフランス語という特殊な文化圏。
先日、滝田洋二郎監督作「おくりびと」がグランプリを獲得した、
「モントリオール国際映画祭」が行われる場所としても有名であり、
昨年、佐藤琢磨選手が6位入賞の偉業を成し遂げたカナダGPの開催地でもある。

カナダの華やかな催し物の開催地であり、
フレンチ・カナディアンによる様々な文化が交錯する地で、
彼らはNWOBHMや70年代のハードコア・パンクなどからインスパイアされ、
ヴォイヴォドのサウンドが生まれた。

特殊な文化圏に生まれた彼らの本名は、
スネイクは、デニス・ベランジェ(Denis Bélanger)
ピギーは、デニス・ダムール(Denis D'Amour)
ブラッキーは、ジャン・イヴ・テリオー(Jean-Yves Thériault)
アウェイは、ミシェル・ランジュヴァン(Michel Langevin)
読むのが非常に難しい名前ばかりなので、
彼らはラモーンズのように??バンド内でのメンバー名を持っている。

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初期ヴォイヴォドの作品は、子供の落書き??
はたまた電話していると、話しながら、ついメモ帳に何気なく描いてしまった、
奇妙な落書きのような、滑稽なジャケット・デザインのヴォイヴォド。
1stアルバムから、このデザインを担当しているのが、ドラマーのアウェイ。
そんなアウェイが、“ヴォイヴォド”をバンド名に提案したらしい。

1984年、記念すべき1stアルバム「War and Pain」を発表したヴォイヴォド。
荒削りなリフとダークな世界観、そしてスネイクのデス・ボイスで、
当初のサウンドは、かなりブラック・メタルに近い世界観。

1986年発表の2ndアルバム「Rrröööaaarrr」。
ツェッペリンの最高傑作「Led Zepplin IV」も
本当のアルバム名が読めなかったが、
彼らの2ndアルバムは表記されているのに読めない!!!(笑)
ルルルォオオアアアアウァァーー!!!っかな??
名曲「Fuck Off and Die」や「Ripping Headaches」が収録された1枚。
王道なスラッシュ・ナンバーもあれば、
ヘッドバンギングしようと思ってもしずらい、
奇奇怪怪なヴォイヴォド・ワールドが展開し、
当時はB級スラッシュ・アーティストとして君臨していた。

1987年発表の3rdアルバム「Killing Technology」から、
ピギーのギターが、かなり前面に押し出されてきて、
金属的、メタリックなサウンドを展開したヴォイヴォド。
70年代ハードコア・パンクを髣髴させるメロディ・ラインと
ピギーの不協和音な予測不可能なギター・プレイが、
後のプログレ要素強いヴォイヴォドへのキッカケなのかもしれない。

PRC.JPGヴォイヴォドを知ったキッカケは、
TBSで毎週日曜の深夜放送されていた、
伝説の番組「PURE ROCK」でした。
「ヤング・ギター」元編集長、山本隆士さんが、
マスターとして営む「ピュア・ロック・カフェ」に、
伊藤政則氏、キャプテン和田氏が訪れ、
カウンターに座りながら、
お薦めのバンドなどを紹介した番組。
うじきつよしさんが声を務めていた、
ド派手な猫のマスコット、ガスの兄貴、
そして英語が堪能な菊池君、
あと、故野本礼三さんが声を担当した、
ゴミのおっさんのマペット・キャラも、
「PURE ROCK」ならではの不思議な構成(笑)
この番組で、ヴォイヴォドの「Killing Technology」のシングル・カット
「Ravenous Medicine」を紹介したのが、ヴォイヴォドとの出会いでしたね。
まぁ、この時14歳だった僕にとってヴォイヴォドの魅力は、
全然解りませんでしたけどね(笑)

1988年発表の4枚目のアルバム「Dimension Hatröss」。
プロローグとエピローグの2部構成となったコンセプト・アルバム。
アルバム最後には、「バットマン」のテーマ曲のカバーが収録。
キング・クリムゾンっぽいサウンドへと移行し、
デビュー6年目の貫禄が漲る珠玉の1枚かもしれない。

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1989年、大手レーベル、MCAと契約。
通算5枚目となる「Nothingface」を発表。
よあふき.JPGビルボードのアルバム・チャートに、
チャート・インしたヴォイヴォド最大のヒット作。
また、ピンク・フロイドの1967年発表のデビュー作、
「The Piper At The Gates Of Dawn」
邦題「夜明けの口笛吹き」に収録されている、
「Astronomy Domine」(邦題「天の支配」)を、
原曲の世界観を忠実に再現し、
ヴォイヴォドのプログレの世界観の第一歩がココから始まったかもしれない。

コード進行における“ディソナント・コード”。
そう、日本語で言う不協和音が確立されながらも、
今までのヴォイヴォドで聴かせてくれた荒々しさが排除され、
物悲しさとサイケな世界が伝わる楽曲が、この頃から生まれてきている。

TT.JPG
また、「Nothingface」発表の1989年には、アナイアレイター「Alice in Hell」、
エクソダス「Fabulous Disaster」 クリーター「Extreme Aggression」、
メタル・チャーチ「Blessing in Disguise」、オーバーキル「The Years of Decay」、
テスタメント「Practice What You Preach」
など、“テクニカル・スラッシュ”と言う新たなムーヴメントが生まれた頃である。

そして、MCA移籍第二弾であり、通算6枚目となる「ANGEL RAT」が1991年に発表。
ヴォイヴォドと同郷のハイテク集団、ラッシュのアルバムを多く手がけてきた、
名プロデューサー、テリー・ブラウンがプロデュースを担当。
ベーシスト、ブラッキーがキーボードを担当するなど、
収録曲は、かなり鍵盤が目立ってくる。
それだけに、かなり聴きやすいアルバムかもしれない。

変なの.JPG
そして、やっと今回のピックアップ・アルバム「THE OUTER LIMITS」。
1993年に発表された、「X-FILE」??って思わせる変なジャケット。
左のジャケットは、懐かしい赤青の3Dメガネが付属されている
3D立体ジャケット??仕様のアルバムであり、右のアルバムが通常盤。

この変な??アルバムから、長年ヴォイヴォドのリズムを刻んでいた、
ベーシスト、ブラッキーが脱退し、3人編成となったヴォイヴォド。
その為、ピギーがギターのみならずキーボードとサウンド・エフェクトを担当。

この流れだと、ヴォイヴォド失速を辿るのか?
っと思ってしまうが、これが恐ろしいほど素晴らしいアルバム。
ヴォイヴォドのファンの間でも、間違いなく最高傑作と呼ばれているのでは??
最高傑作と呼ぶメタラーは、スラッシュも好きで、プログレも好きな、
メタル追求型かもしれないけど、とにかくバラエティに富んだ1枚。

moapf.JPG今回の「THE OUTER LIMITS」でも、
ピンク・フロイドのカバーに挑戦している。
バルベ・シュローダー監督の1969年映画、
ヨーロピアン・ヒッピーを描いた作品
「モア」のサウンドトラックを担当した
ピンク・フロイドの楽曲「The Nile Song」をカバー。
彼らがピンク・フロイドを敬愛しているかが伺える。
そして、その勢いは「THE OUTER LIMITS」に
遺憾なく発揮されており、プログレ度が数段にアップ。
当然、テクニカル・スラッシュ色も申し分ナシ!!!
スネイクのヴォーカルも素晴らしい。
とにかく、捨て曲が1曲もない今作だけに、
1曲に絞るのが難しかったですが、
やはり、一際存在感が出ていたのが、トータル尺17分26秒と言う、
まさに、プログレならではの長尺ナンバー!!!!

exclamation×2「Jack Luminous」exclamation×2
17分間のナンバーなのに飽きさせない構成で、
プログレ色溢れていて、かつ変調を効かしながらスラッシュ・モードへ、
ザクザク引きずりこむ流れは、最高です。
故ピギーのギター・テクが素晴らしく、彼の他界が悔やまれる。

LLS.JPG
10分以上のナンバーと言うと、今思い出すのが上記6曲。
☆ドリーム・シアターの7部構成楽曲「A Change of Seasons」。23分6秒
☆キング・クリムゾンの2部構成楽曲「Moonchild」。12分13秒
☆ボストンの4部構成楽曲「Walk On」。10分23秒
☆アイアン・メイデン「Rime of the Ancient Mariner」。13分34秒
☆ガンマ・レイ「Heading for Tomorrow」。14分31秒
☆イエス「Heart of the Sunrise」。11分27秒
他にも、ロック史に残る壮大な長尺ナンバーは多い。
っが、やはりトラックに分かれた構成となる楽曲が多く、
1曲そのまま10分以上というのは、なかなか無いもの。
ガンマ・レイの大名曲「Heading for Tomorrow」も途中、失速気味となり、
ダレてしまう構成だが、今回のヴォイヴォド「Jack Luminous」は、
終始ドラマティックにスラッシュ&プログレッシヴが展開されます。

apu wear voivod.JPG
ヴォイヴォドの付録である3Dメガネを、愛猫にかけさせました(笑)
このコの顔にピッタリな小っちゃいメガネなんですよね。
なんだか、この赤と青のアナグラフ式3Dメガネも懐かしいアイテムですよね。
でも調べてみると、3Dメガネ着用で楽しむブログがあったりしました↓
http://yaplog.jp/yap_3d/
僕が、このメガネで思い出すのが、
ファミコン・ソフト「とびだせ大作戦」や、映画「ジョーズ3」、
ディズニー・ランドでしか観られなかった、
マイケル・ジャクソン主演映画「キャプテンE.O.」かなぁ.....
さんでぃ.JPG
う〜ん....懐かしい。
posted by 佐藤朝問 at 23:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
普通は設計を包む中で、よく異なる材料の組合せに関連します。コピーブランド風格の似ている材料の組合せをいっしょにいて、比較的に簡単で、風格は一致していることができて、しかしにぶいことの、変化をもたらしやすい不足する。コピーブランドの異なるでしょう風格の材料が組み合わせる時、よく変わる効果を形成しやすくて、しかしその時でなかったを組み合わせて、乱雑だやすいです。だから異なる材料の組合せの中で、軽重の区別があって、手抜かりなく周到になることができません。コピーブランド
Posted by コピーブランド at 2014年02月17日 16:36
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