2008年09月15日

FORBIDDEN「R.I.P.」

禁断.JPG

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本日敬老の日…午前中の仕事を終えて新宿駅へ。
1日4本しか運行しない、小田急あさぎり号に乗って、
僕の田舎である静岡県沼津市へと行きました。
静岡県へ向かう旅といえば、「鯛飯弁当」を食しながらの旅が理想。
っが…!!!!
残念ながら売り切れだった為、
久しぶりに、横浜名物、崎陽軒の「シウマイ弁当」を買いました。

王道の白俵型ご飯と、シウマイと鮪の照り焼、唐揚げ。
そして崎陽軒ならではの筍煮。
この筍煮が、小さい頃嫌いでしたね。
絶対食べませんでした(笑)

シウマイ弁当とは言えど、「和」が基調となった名物弁当に、
今では至福の時間を過ごせるようになった自分…
味覚の変化を経て大人になった事を感じてしまったような気がします。

asato with gp.JPG今年で97歳を迎えた僕の祖父。
いやいや、最近すこぶる元気になっていて、
孫としても安心でございます。
とにかく、僕が幼少の頃は厳格な祖父であり、
色々な面で怒られた思い出があります。
とは言え、お小遣いやお年玉をくれて、
この歳になっても、あの頃の祖父であります。
午前中の現場が赤坂だったので、
「とらや」の羊羹を敬老の日のお祝いに持参。
照れながら「ありがとう」っと言ってくれました。
「最近景気はどうだ?」っと会うたびに尋ねる祖父ですが、
「あっ....あ、けっ…景気ねぇ...まーまーかな」っと返す自分。
ぶっちゃけ祖父は、僕の仕事をあまり理解していません(笑)
また、ちょっと前まで金髪で、ロックTシャツ着て仕事していることも
当然祖父は知りません…。きっと…たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

すらっちゅ.JPG
さて、今週土曜日開催の5周年を迎えたスラッシュ・ドミネーション。
先週のヴォイヴォドに続き、今週はフォビドゥンをピックアップ。

このブログを始めてから、改めて“METAL”と言う音楽を探求していったワケだが、
今更ながら、“METAL”の奥深さ、そしてジャンルの広さを感じてしまった。
そして、結論で言うならば、“時代錯誤”な音楽であり、
暑苦しい存在で、カッコ良さを見出しずらい音楽である事も否めないのである。

このブログで、もっと僕が簡潔にまとめなければいけないのに、
ついつい、熱くなって書いてしまうが故に、
更にMETALへの拒否感を募らせてしまう方も、かなり多いようだ(笑)
この流れにより、現役メタラーを窮地に追い込んでしまっているようで、
最近は申し訳ない気持ちになってしまっている。

過去、メタルを聴いていた若者が、徐々に音楽の好みが変わっていき、
持っていたメタルのCDをガンガン、中古CD屋へ売り飛ばし、
メタルを卒業し、大人へとなっていっている。
こういった流れは非常に多く、よってメタラー人口は減少していった。

別に、この流れに意義申すとは僕は言いません…。
音楽そのものに興味を無くしてしまっている人間も僕の周りには沢山いるので、
そんな方たちよりかは、音楽の趣味が変わっても、
“I LOVE MUSIC”のポリシーを持っているならば素敵だと思います。

“I LOVE MUSIC”と言うより、“I LOVE ROCK”な方に、
かなり贔屓してしまう自分ですが、そんな洋邦問わず、
ロックを愛する方たちにとって、METALと言うワードは、
眉をひそめてしまう響きなんだろうけど、
不思議とスラッシュに関しては、皆認めている感があるような気がする。
前述で触れた、メタルCDを売ってしまい、メタルを卒業してしまった人も、
ハロウィンは売っちゃったけど、メタリカやアンスラックスは売らずに、
自宅のCDラックに保管している…って方が僕の周りには多い。

それだけ、スラッシュと言うジャンルは、
メタルのジャンルの中でも、色褪せないカッコ良さを兼ね備えたジャンルなのかも。
だからなのか、今もなお現役を貫いているスラッシュ・バンドが多い。
ライヴ熱がすっかり失せてしまった自分も、
スラッシュ・アーティストの来日だけは行きたくなる。

ボン・ジョヴィ、エアロスミスのようなミーハー感が無く、
孤高の存在感が漲っているのがスラッシュ・アーティスト。
邦楽ロック・シーンにおいてB'zが認められていないのに対して、
マキシマム・ザ・ホルモンの人気度は絶大である。
チャートを賑わすアーティストを毛嫌うロック通が、
世代関係なく多い日本のシーンを振り返ってみれば、
スラッシュが「METAL」と言う枠を飛び越えて、支持されているのが
うなずける様な気がしてならない.....。

さて、そんなスラッシュ・シーンにおいて、アンスラックスの際に触れた、
メタリカ、スレイヤー、メガデス、アンスラックスのスラッシュ四天王と、
もうひとつ欠かせないのが、“ベイエリア・クランチ”と呼ばれた、
サンフランシスコを拠点に生まれたベイエリア・スラッシュ・アーティストの存在。

エクソダス、テスタメント、デス・エンジェル等を中心に生まれた、
メタリカの成功に触発されたムーヴメントである。
そのムーヴメントで、独自の存在感を出し、
ベイエリア・クランチを代表するアーティストとなったフォビドゥン。

今回は彼らの1990年発表の2ndアルバム
「Twisted into Form」をフィーチャー。
frbddn.jpg
先日のW.A.S.P.の際にも触れたのだが、
とにかく、アメリカ西海岸出身のアーティストは、非常に横の繋がりが強い。

ベイアエリア・クランチが生まれたキッカケも、
エクソダス出身のカーク・ハメット、そして故クリフ・バートンが、
交流のあったエクソダス、テスタメント、そしてデス・エンジェルたちと、
サンフランシスコ近郊で、精力的にライヴを展開しながら、
互いに自主制作のデモ・テープを評価し合うようになってからの事。
各バンド、独自の世界観を持ちながらも、共通のロック・スピリットを見出し、
メタリカの1stアルバム「Kill'Em All」のヒットをキッカケに、
ベイエリア・クランチ・ムーヴメントを始動させたのである。

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上記のような年表を作ってみたんだけど、改めて、メタリカの1stアルバム
「Kill'Em All」が偉大な1枚だと言うことが解る。
1983年の同年発売であるスレイヤー、ヴェノムは、デビュー当時は、
サタニック要素強いビジュアルと音楽性であり、
スラッシュ・アーティストのカテゴリーとしては微妙な存在。
クロスオーバー・スラッシュのスーサイダルも1983年デビューであり、
あのパンテラも、メタル・バンドとして83年デビューである。

デイヴ・ムステインを解雇し、エクソダスのギタリストであった
カーク・ハメットを起用し、1stアルバムを発表したメタリカ。
って事は、エクソダス自身、非常に長い歴史を持ったバンドなんだけど、
メジャー・デビューしたのはメタリカのデビューから2年後の1985年。
同年、悔しい思いをしたデイヴ・ムステインのメガデスがデビュー。

そして、メタリカが既に頂点を極めてきた1980年代後半から、
テスタメント、デス・エンジェル、そして今回のフォビドゥンがデビューし、
スラッシュが産声を上げてから4年の歳月を経てベイエリア・クランチは誕生した。

スラッシュの土台が築き上げられ、
1980年代後半はスラッシュ・アーティストが大活躍した時期。
攻撃的なリフと社会問題を説いたリリックで、
スラッシュ・アーティストの存在感が絶大となり、
METAL=THRASHとなっていった中で、フォビドゥンは異色な存在感であった。
スラッシュ・バンドならではのツイン・ギター編成バンドだが、
ヴォーカリスト、ラス・アンダーソンのハイトーン・ヴォーカルにより、
他のスラッシュ・バンドのサウンドよりもソリッド感が生まれている。
メタル・チャーチのヴォーカリスト、ロニー・マンローの声にも似ているんだけど、
ラスには、伸びやかな高音シャウトがある!!!!

frbddnA.jpg
フォビドゥンはサンフランシスコで、1985年に結成。
初期メンバーは、ヴォーカル:ラス・アンダーソン、
ギター:クレイグ・ロシセーロ、ベース:ジョン・テジオ、
ドラム:現テスタメントのドラマーであり、
エクソダス、スレイヤーのドラマーとしても活躍したポール・ボスタフ。
そして、サイドギターには、現マシンヘッドのフロントマンであり、
ベイエリア・クランチ・アーティスト、ヴァイオレンスのメンバーでもあった、
ロブ・フリンがフォビドゥンの初期メンバーであった。

当時のバンド名はフォビドゥン・イーヴル(FORBIDDEN EVIL)。
このメンバー構成で1985年から2年間活動していた。

VLNC.JPG
後にヴァイオレンスのメンバーとなったロブ・フリンは、
サウンド・メーカーとしての才能もあり、1988年に発表された
フォビドゥン記念すべきデビュー・アルバム「Forbidden Evil」には、
ロブが関わった楽曲が3曲も収録されている。

ロブ脱退後のフォビドゥンは、新ギタリスト、グレン・アルヴェライス、
ベーシストにはマット・カマチョを迎え、バンド名もフォビドゥンに改め、
1988年にメジャー・デビューする。

88thrash.JPG
1988年は、スラッシュ・メタル・アーティスト全盛期であり、
カーカス、ナパーム・デス、デスと言った、デス系、グラインド・コア系も、
メタル・シーンに欠かせないジャンルとして確立された年でもある。
また、パンテラもフィル・アンセルモを新ヴォーカリストに迎え入れ、
パワー・メタル、スラッシュ・メタル要素を取り入れ、徐々にその存在感を出していった。
クリフ・バートンを亡くしたメタリカは、ジェイソン・ニューステッドを
新ベーシストとして迎え入れ、「…And Justice for All」を発表。
翌年の1989年に、初のビデオ・クリップ「ONE」がMTVでオン・エア。

1990年、フォビドゥンは、今回のピックアップ・アルバム「Twisted into Form」を発表。
グレン・アルヴェライスが脱退し、新ギタリスト、ティム・カルヴァートが加入。
アコースティック・ギターを起用したインスト・ナンバーを散りばめ、
コンセプト・アルバムのような構成に仕上がった彼らの大成功を収めた秀作。
シングル・カット「Step by Step」では、
ザクザク感溢れるスラッシュ・ナンバーでありながらも、
キャッチーなメロディ・ラインで、フォビドゥンを代表するナンバーとなった。
アルバム収録曲のほとんどを、ギターのクレイグ・ロシセーロと、
ドラマーのポール・ボスタフが関わっており、
テクニカル要素濃いナンバーが収録され、聴き応え十分な仕上がり。

このアルバムから、METAL無頼漢ピックアップ・ナンバーは、
7分を超えた大作ナンバーexclamation×2「R.I.P.」exclamation×2
「R.I.P.」とは、「RUST IN PEACE」の略であるのだが、
1990年と言えば、メガデスの最高傑作「RUST IN PEACE」も発表された年であり、
もしかすると、メガデスと差別化を図るために、タイトルを「R.I.P.」にしたのかも。

ラスの攻撃力増したハイトーン・ヴォイスと、
ティム&クレイグのツイン・ギター構成から放たれたヘヴィなリフが、
アンビエントな世界観を生み、インテレクチュアル・スラッシュな仕上がり。
ベイエリア・クランチ勢の中でも、このような楽曲を発表したバンドは、
フォビドゥンだけかもしれない。
今回はアルバム「Twisted into Form」の魅力の一つである、
アコギ・インストナンバー「Spiral Depression」とリミックスして放送されてます。

boze asato with seikimaII.JPG
夏休み明けの三連休、どんな休日でしたか??
僕は、今めちゃくちゃ首が痛いです(笑)
土曜早朝から釣りに行き、痛恨の釣果ゼロで終わり、
そのまま、釣りの帰りに飲み会に合流し、
カラオケで、SEX MACHINGUNSをヘドバンしながら歌いまくり!!!

飲んだ勢いでのヘッドバンキングなので、
腰を使わず、ひたすら首を振りまくってしまい、
案の定、首が悲鳴を出してしまいました(笑)

さてさて、もしWOWOWに加入している方いらっしゃいましたら、
明日から始まる音楽番組「RO15」観てください♪
真夏の祭典「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」と年末の祭典「COUNTDOWN JAPAN」。
この二大フェスのファンにお届けする、スペシャル・プログラムです。
第一回目のアーティストは木村カエラちゃんです。
ロック大好きスタッフに囲まれながら、ナレーションをさせてもらってます。
是非、観てくださいね♪
はぁ…首が痛えーーーっ
posted by 佐藤朝問 at 23:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ども、2度目の書き込みです。
あれから毎日チェックしています。最近好みのバンドがよく取り上げられているので嬉しいです。(笑)

先日メタリカの新譜買いました。ヘヴィっでなかなかいいんですが、10曲という少なさにもしや・・・と思って聴いたら・・・。
曲、長〜い!
でも「St Anger」より解りやすいような気がします。

HMVのHPでメタリカのバイオグラフィー見てたら、ジェイソンのくだりで「変態スラッシュメタルバンド、VOI VOD」と書かれていました。


Posted by DANZIG at 2008年09月23日 00:32
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