2008年10月01日

Mötley Crüe「HOME SWEET HOME05」

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asato with kurando.m.JPG昨晩、久しぶりの会合が開かれました。
アメリカで映画監督として活躍中の光武蔵人氏。
伊藤P氏の紹介で2年前から、
彼が来日の際は宴に参加させていただき、
同い歳の仲、映画談義しちゃってます。
師匠、岡本喜八監督のDNAを受け継ぐ光武氏の
待望の新作
Samurai Avenger:The Blind Wolf
満を持して完成したようだ。
血しぶき全開のド派手なサムライ・アクション!!!
僕や伊藤P氏のツボ押さえまくりの映画であり、
ヘヴィメタル・ムービーと言っても過言ではない!!!
光武氏のHPで最新トレーラーをチェック!!!

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とにかく、尊敬すべき方です。
監督業のみならず、俳優や原案作成、
現地コーディネイトなどもこなす光武氏。
その懐の深さと、監督ならではの視点の広さ、
苦労を重ねてこその現在の光武氏があるんだろうなぁ。
毎度、何かとアドバイス&励ましなどをしてもらってます。
自分のちっぽけさを感じながらも、
何か彼と一緒に仕事が出来る土俵へと進まないと…

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さてさて、国内最大のメタル・フェス「LOUD PARK08」が、
今月の18日、19日の2DAYS、埼玉スーパーアリーナで開催される。
今回で3回目を迎えるラウド・パーク。
記念すべき第一回目の幕張メッセ開催から3年が経とうとしている。
アンスラックス、メガデスを思いっきり堪能したのを覚えている。
昨年の第二回目は、トニー・アイオミ、ディオ、ギーザー・バトラーの
元ブラック・サバスのメンバー再結集グループ、
ヘヴン・アンド・ヘルのステージが話題であった。
そして2008年、またまた新旧豪華な顔ぶれが揃った。
初日の18日のトリを務めるのが、スリプノット。
彼らのステージは、サマソニで何度か目撃したけれども、
“メタル”というジャンルには当てはまらないと思うのは自分だけか??
僕的に初日の注目は、やっぱカーカスとオビチュアリー!!!
この両アーティスト目的のオーディエンスは相当おっかないだろう(笑)
初日の喫煙所の様子が目に浮かんでしまう(笑)
ドラゴンフォースは第一回目のラウドパークでステージを観たけれども、
とにかく、個々のテクニックが凄すぎて、音楽を楽しめなかった(笑)
彼らには、もっと口ずさめるようなナンバーも作ってほしい。
また、元パンテラのヴォーカリスト、フィリップ・アンセルモのプロジェクト、
DAWNも、モッシュ度200%ではないか??!!
あっ、AVENGED SEVENFOLDは、サマソニでパンテラの「WALK」を歌っていたなぁ....

lp08A.gif
そして2日目のトリを飾るのが、我ら世代の青春、モトリー・クルー!!!
また、元ガンズで、現ヴェルヴェット・リボルバーのダフ・マッケイガンが、
ソロ・プロジェクト、DUFF McKAGAN'S LOADEDで出演が決定した。
ダフのパンキッシュな世界は、ガンズの1993年発表のカバー・アルバム、
「The Spaghetti Incident?」で聴かせてくれた、
ダムドの「New Rose」でノックアウトされたファンは多いのでは??
ジョシュ・トッド率いるバックチェリーも再結成し、
パンク・エッセンス満載の泥臭いロック・チューンが武器であり、
モトリーの「アナキー・イン・ザUK」のカバーも有名であり、
メタル、ハードロック、そしてパンクな世界も楽しめるかもしれない。
そして、メタル・シーンの救世主、Bullet For My Valentine。
彼らはウェールズ出身で、ドラゴンフォースはロンドン出身。
ブリティッシュ・ムーヴメントが再燃し、
彼らのお陰により、メタルのカッコ良さが再確認され、
新たなファンを獲得した功績は大きいです。
よって、幅広いメタル・ジェネレーションが集う素晴らしい2日間になるハズ。

んなワケで採り上げたいアーティストが多いんだけど、
デフ・レパード、ホワイトスネイクも控えているため、
今日はモトリー・クルー、来週はカーカスの2アーティストに絞る事に…。

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ジョン・コラビ加入の第二期モトリー・クルー前の、
ヴィンス・ニール在籍のモトリー黄金期を支えた上記6枚のアルバム。
LAメタルの象徴とも言うべき、ショッキングなルックスと、
アルコール、セックス、ドラッグのキーワードを糧に、
リスキーな香りを漂わせ、ひたすらバッドボーイ魂を貫いたモトリー。
ピストルズやクラッシュが築いた“怒り”や“暴動”な反社会的ロック道とは違う、
社会的道徳や常識に反れる事に快感を覚えろ!!!っと言わんばかりの
問答無用の不良スタイルを築いたバンドのような気がする。
まさに「掟破り」と言う言葉が似合う唯一無二のバンド、モトリー・クルー。
現在平均年齢50歳のモトリー・クルーの不良オヤジたちのステージは、
“あの頃”と同じ、楽しく、エロく、そして攻撃的なんだろう。
そうじゃないと、モトリー・クルーじゃないんだし.....。

当初ピックアップ・アルバムは、1stアルバム「Too Fast for Love」
邦題「華麗なる激情」を考えており、
ピックアップ・ナンバーは「Take Me to the Top」に決めていましたが、
さすが、有線放送キャンシステム!!!
素敵なナンバーの音源を所有されていたので、その曲にしました。
その前に、モトリー・クルーというバンドを紐解いてみる。

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先月1日のW.A.S.P.の紹介の際に触れた、
ブラッキー・ローレスとニッキー・シックスが在籍していたロンドンと言うバンド。
ニッキーがロンドンを離れ、Suite19と言うバンドで活動していた
ドラマーのトミー・リーと後にジョージ・リンチ加入前のドッケンの
初代ギタリストだったグレッグ・レオンの3人でバンドを結成。

しかし、サウンドを作っていく内にグレッグが音楽の方向性の違和感を感じ脱退…。
後任ギタリストとして、彼らよりも年上のミック・マーズを迎える。
ミックはホワイトホースと言うバンドで活躍していたギタリスト。
そのホワイトホースのメンバーが、ある時自分たちの事を、
Motley Crew(うさんくさい一団)に因んで、
“a motley looking crew.”っと名乗っていたそうだ…。
そのフレーズを覚えていたミックがバンド名のアイディアとして、
ニッキーとトミーに提案…
最初は“Mottley Cru-”に決めたが、メンバー同士でドイツ産のビールを飲んでいた際に、
Mötley CrüeのOとUの上の
ドイツ語独特の母音の上に付くウムラウト記号を載せようと盛り上がり、
晴れてバンド名“Mötley Crüe”が誕生する.....。

その後、ヴォーカリストを探す3人…
ハリウッドでロック・キャンディ(Rockand)と言うバンドで、
ヴォーカルを務めていたヴィンス・ニールを誘ってみるが、
当初ヴィンスは、彼らのオファーを断った。
しかし、ロック・キャンディのメンバーが他バンドでも活動するようになり、
トミーの最後のオファーでヴィンスもロック・キャンディから離れ、
モトリーのメンバーに入ることを決意する。

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バンドをスタートさせるために、早速アラン・コフマンを
アーティスト・マネージャーとして1stシングル「Stick to Your Guns」を発表。
このシングルはモトリーのメンバーの自主レーベル、レザー・レコード
(Leathür Records)から発売し、同年に記念すべきデビュー・アルバム
「Too Fast for Love」を発表。
収録曲には、名曲「Live Wire」が収録、
思わず手が動いてしまう、カウベルでのブレイクが印象的なナンバー(笑)

ローリングストーンズの「Sticky Fingers」をオマージュした、
ヴィンスのレザー・パンツの腰元のショットのジャケット。
プロデューサーは元アクセプトのギタリストであり、
旧友ドン・ドッケンと共にアメリカ進出した、
後の名プロデューサーとして活躍したマイケル・ワーグナー。
彼の若かりし頃のプロデュース作品である。
1stアルバム発表をキッカケに、カナダ・ツアーを敢行し、
アメリカでも小規模なライヴ・ハウスで精力的にギグを行う。
軽快なロック・チューンと奇抜なファッションで瞬く間に話題のバンドとなり、
1983年にメジャー・レーベル、エレクトラ・レコードより、
再レコーディングによる「Too Fast for Love」が発表される。
リレコーディングのプロデューサーは、クイーンやアリス・クーパー、
チープトリックなどのプロデュース歴のあったロイ・トーマス・ベイカー。

一アーティストとして活躍するモトリーではあったが、
パーソナリティは、どうしようもないトラブル・メイカーであり、
ツアー中に、鋭利なスパイクが付いたファッションとポルノ雑誌を
カナダ・エドモントン空港の入国審査の再に発見され、
危険物とわいせつ物所有により逮捕されてしまったりする(笑)

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1983年に2ndアルバム「Shout at the Devil」を発表。
ビートルズの「Helter Skelter」のカバーを含む全11曲は完成度が高く、
そしてニッキー・シックスのサウンド・メイカーとしての才能が光り始める。
しかし、バッドボーイワールドは加速する一方であり、
ステージ上においても更なる奇抜メイク、そしてプレイメイトを髣髴させる
グラマラスなお姉ちゃんがステージを乱舞するといった演出。
この頃のモトリーのグルーピーは、それはそれは凄かったそうだ(笑)

1984年…
名曲「Tragedy」でモトリーと同期となる1981年に鮮烈なるデビューを飾った
マイケル・モンロー率いるハノイ・ロックスとモトリーに悲劇が起こる。
ハノイは既に5枚のアルバムを発表し、
本格的な全米デビューとなるアメリカ・ツアーを敢行していた。
ツアーを終えたハノイのメンバーはヴィンス宅に集まりパーティーを開催。
相当盛り上がっていたに違いないパーティーの中で、
酒が足りなくなったヴィンスは、ハノイのドラマー、ラズルと共に、
ヴィンスの愛車、フェラーリー・デトマンソ・パンテーラに乗って
酒屋に酒補充に向かった…。
当然ベロベロの状態での運転であり、案の定、車は大事故を起こしてしまう。
この事故により一般人に重症を負わせ、同乗していたラズルは即死。
賠償金270万ドル、30日間の禁固刑等の罪がヴィンスに科せられた。
ドラマーを亡くしたハノイは、全米進出目前にして空中分解…。
この事故の翌年の1985年に解散してしまう…。(2002年に再結成)

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模範囚だったヴィンスは30日間のところを18日間で釈放…。
シャバに戻ったヴィンスはモトリーに戻り、
1985年、3rdアルバム「Theatre of Pain」を発表。
第一弾シングルは、Brownsville Stationの1973年作品
「Smokin' In the Boys Room」を軽快なロック・チューン・アレンジ。
MTV全盛期だった事もあり、コミカルなPVを製作し、大ヒットとなった。
アルバムは、ビルボード・チャート6位と言う快挙。
そして、「Theatre of Pain」から生まれた珠玉のバラード・ナンバー
「Home Sweet Home」は、モトリー・ヒストリーに欠かせない楽曲である。

このナンバーは1991年に発表されたモトリーのベスト盤
「Decade of Decadence」にて、新録ミックスされ
「Home Sweet Home '91」としてハイクオリティとして生まれ変わる。
哀愁漂うピアノのイントロと、ヴィンスの邪悪さが残りながらも、
切ないバラード節で歌い上げ、ミック・マースのトルクフルなギター・ソロが印象的。

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ハードロック・アーティストのバラード・ナンバーで最も有名なのが、
エクストリーム「More Than Words」とMR.BIG「To Be With You」。
両曲とも1990年代に生まれたナンバーであり、チャートでも首位を獲得した。
両アーティスト共、2ndアルバムに収録されたナンバーで、
1stアルバムで培った経験を軸に、熟練されたスキルにより生まれた楽曲と言える。
2曲とも耳残りの良い素晴らしいバラードではあるが、
当時の僕にとっては、そこまで騒ぐほどのバラードではなかったかも。

通称、グラム・メタル、またはヘアー・メタルと呼ばれるアーティストにより生まれた、
80年代の名バラードを経てきてしまったからかもしれない。
・BON JOVI「Never Say Goodbye」
・WARRENT「HEAVEN」
・Ciderella「Don't Know What You Got(Till It's Gone)」
・STRYPER「Honestly」
・POISON「Every Rose Has Its Thorn」
・EUROPE「Carrie」
・L.A.GUNS「The Ballad Of Jayne」
・Enuff Z'nuff「Fly High Michelle」
・Guns'N Roses「Patience」
・WHITE LION「When the Children Cry」
・KIX「Don't close your eyes」
・TESLA「Love Song」
エクストリーム、MR.BIGのような柔らかさと優しさが包み込むような歌ではなく、
切なさと物悲しさが、ヴォーカリストの歌声と
ギターの音色に凝縮されたナンバーが80年代には多く、
そのキッカケを生んだのが、モトリーの「Home Sweet Home」のような気がする。

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今回のピックアップ・ナンバーは、モトリー・クルーと、
ハイブリット・ロックの代表格、リンキン・パークの
激情シャウト・ヴォーカリスト、チェスター・ベニントンとの夢の競演
exclamation×2「Home Sweet Home05」exclamation×2
この夢の競演の実現の裏には、2005年8月末、アメリカ南東部を襲った
ハリケーン・カトリーナにより壊滅してしまった
ルイジアナ州ニューオリンズへの被災者救済プロジェクトとして生まれた楽曲。

1996年結成のリンキン・パークのメンバーたちは、
アンスラックスとパブリック・エナミー競演ライヴに感銘を受けてバンドを結成した、
生粋のメタルっ子育ちと言える。
ヴォーカリスト、チェスターにとって「Home Sweet Home」には、
色々な思い出があったハズだ。
そんな一度きりの競演楽曲「Home Sweet Home05」は、
チャリティー・ソングとしてアルバム未収録のナンバーであり、
PVとステージのみで聴けるナンバーだった。
その貴重なCD化された音源を所有していたキャンシステムに乾杯!!!
ってなワケで、是非今月のラインナップのラストに流れます。
是非、放送も楽しんでください!!!!

asato with queen.JPG
もう、かれこれ2週間ぐらい、地味な風邪を引いてます。
季節の変わり目、そしてお酒の飲みすぎかもしれません(笑)
寒いからこそ、鍋やおでんが美味しいし、そして酒も美味い!!!
こりゃあ、当分直りそうにありません.....。

さてさて、ブログのトップページが変わりました!!!
お忙しい中、ウェブデザイナーS君、デザイナーのM君に、
かなり頑張ってもらいました!!!
50アーティスト突破記念による一挙放送の詳細は、
10月第二週には告知させていただきますので、要チェックです。
もし、今までの50曲で一番好きな歌なんかをコメントしてくれると嬉しいです。

では、みなさん風邪には気をつけてください。
今回は風邪気味のポッドキャスティングです↓
posted by 佐藤朝問 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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