2008年10月08日

Carcass「R★★k The Vote」

かぁぁかす.JPG

まぁじゃん.JPG
麻雀です…。
あまりギャンブルをしない自分ですが、麻雀は学生時代から時々していました。
久々の5時間、ぶっ通し麻雀に熱くなってしまいました。
麻雀の5時間って本当にあっという間であり、
こんな調子で、学生時代は、友人宅で徹夜麻雀をしていた思い出があります。
とは言え、麻雀の空気を一切読めない自分ですので、
他の御三人には、僕の捨牌を読めないようで、申し訳なかったです(笑)

まぁぁじゃん.JPG改めて、全自動麻雀卓は便利ですね(笑)
昔は、こたつのテーブルを裏にして、
地道に牌を混ぜ合わせ、揃えたものです。
また点棒も自動計算してくれるし…
棒の重さなのか?センサーなのか?
いやいや、麻雀卓に驚かされっぱなし。
この勢いで、役の点数も計算してほしいです(笑)
あっ、今回の麻雀にて「赤ドラ」の存在を知りました。
自分にもチャンスはありますが、
振り込んでしまったら恐ろしい赤ドラ。
とかく、リーチしまくる自分ですので、
読み合いの緊張感が消えてしまい、
つまらなくしてしまいました(笑)
上の写真で、麻雀をわかる方は、僕の上がった役判りますよね??

さてさて先週に引き続き、「LOUD PARK08」出演アーティスト第二弾は、
グラインドコアの先駆者的アーティストであり、
デス・メタル・シーンを牽引してきた偉大なる、魑魅魍魎バンド、カーカス!!!
CARCASSとは、死骸、残骸、または腐乱死体と言う意味。
こんなバンド名なのだから、当然ながら音楽も強烈極まりないっ!!!

夏が終わるにつれて、至る場所で、セミの死骸を見かけるのも一種の風物詩…(笑)
田んぼなどを走ると、つぶれた蛙の死骸などもあったりする。
意外と身近なキーワードだったりする“死骸”と言う言葉。
でも身近でありたくないのが本心であったりする。

凄惨な事件がニュースで流れ、時折「死体遺棄」事件などと言う言葉が飛び込む。
「死体」と「死骸」と言うのは意味は同じなのだが、
言葉の響き、ニュアンスが違うような気がする。
人間における「死体」は他殺によるもので、
「死骸」は戦争などの犠牲者で、身元の確認が困難なほどの状態なイメージがある。

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僕は20代前半に、とりつかれたかのようにカルト映画にハマった時期がありました。
スプラッターやホラー映画を好んで観ていた悪趣味が加速したんだと思います。
一般的に、カルト映画と言うと、デヴィッド・リンチ監督の「イレイザーヘッド」や、
テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」、パゾリーニ監督の「ソドムの市」、
クローネンバーグ監督の「裸のランチ」と言った難解映画が挙がります。
邦画でも、寺山修司監督「田園に死す」や、橋本忍監督の「幻の湖」など、
ATG系映画は、ほとんどがカルト映画的作りと言えます。

B級っぽさと、監督の頭の中の世界観が暴走し、そのまま反映されたと言う、
まさに「映画」ならではの非現実と現実が交差した作品ばかりです。
そんなカルト映画の醍醐味は、その現実…“奇妙なリアリティ”だと思います。
ジョン・ウォーターズ監督の「ピンクフラミンゴ」は、
どこまでがフィクションなのかが解らないほどのヤバ映画でしょう(笑)

なぜ、こんな話題になったかと言うと、「死骸」という映画的マテリアルが、
カルト映画にはよく登場する事を思い出したからです。
まずは、死体と性交を好むカップルを描いた衝撃作「ネクロマンティック」の監督、
ユルグ・ブットゲライト監督作品「死の王」。
もうひとつは、ピーター・グリナーウェイ監督の「ZOO」。
この二作品の共通項は、物語の軸に、ひとつの死体が登場し、
物語が進むにつれて、その死体が腐乱していくと言う構成。
「死体」→「死骸」へと変わりゆく様が描かれた問題作と言えよう。
「ZOO」は動物の死骸なのだが、「死の王」は間違いなく本物の人間の死体…。
当然ながら、各国上映禁止となった、文字通りのカルト映画。

もうひとつ「死骸」で思い出すのが、カルト映画の金字塔、
ホドロフスキー監督の「エル・トポ」。
ジョン・レノンも愛したと言うカルト映画だが、
この映画で大量のウサギの死骸が使われているシーンがあるんだけど、
砂漠の真ん中に、大量の純白のウサギの死体が転がっているシーンは、
惨いと言う言葉を通り越して、芸術の域に達している…。

「観た」、「聴いた」と言う表面上では判断出来ない奥深さと、
先入観を覆してしまう表裏一体さが、カルト映画にはあり、
そして今回のカーカスにも、そんなエッセンスが備わっているような気がする。

carcassgoroku.GIF
ご存知の通り、初期カーカスの作品は、デス度100%であり、
トイズ・ファクトリーが命名した楽曲の邦題は、どれもが凄い!!!!
あの禁断ムービー「ギニー・ピッグ」のサブタイトルかと思わせる、
笑ってしまうんだけど、なんだか気分が悪くなってしまうタイトルばかり…。
解剖学用語が羅列した、カオスな歌詞をデス声で歌い上げるカーカス。
タイトルとデス声により、初心者は、やはり躊躇してしまう…。
しかし、聴けば聴くほど、完成度の高いメタル・サウンドである。
甘っちょろいハードロックに飽きたメタラーにとって、
彼らの登場は衝撃的であり、メタリカとは違った強靭な存在感に酔いしれたに違いない。
映画産業の飽和化により、カルト映画が生まれ、
支持する者のみに理解してもらえればというサブ・カルチャーの発信と同じように、
固定観念が濃かったメタル・シーンに、新たな風をもたらし、
メタル・ミュージックのポテンシャルの広さを更に拡大させたアーティストである。
彼らの影響力は後のアーティストにも絶大であり、
カーカスが生んだ世界観は、禁断の領域へと進み、“ゴアグラインド”と言う、
メタル内のサブ・カルチャーが生まれた。

カーカスは1985年にデビューし、1995年に解散…。
昨年の2007年に奇跡の再結成し、今年のLOUD PARK08に出演する…。
今回は、1995年解散後に、メジャー・レーベルである、
コロンビア・レーベルから発売されたカーカス最後のアルバムであり、
毒気と破壊力が消え失せてしまった、ファン失望のアルバム
「Swansong」をフィーチャーさせていただきます。

crcss.jpg
とは言っても、スリップノットのようなビジュアルなのか??
血なまぐさいカンニバル・コープスのような出で立ちなのか?
っと思ったら、意外と普通なメンバーのカーカス(笑)
こんな彼らが、ひとたびステージに上がれば、宇宙刑事ギャバンで言うならば、
“暗黒空間へ引きずり込めぇぇ!!!”ってカンジ(笑)
おまけに、デス・メタルと言えば、アメリカはフロリダってイメージだけど、
彼らは由緒あるイギリスはリバプール出身と言うどんでん返しっぷり。

1985年…写真右端のビル・スティアーと、彼の隣のケン・ウォーエンが、
ディスアタックと言うバンドで活動し、
その後エレクトロ・ヒッピーズと言うバンドで活動していた、
ジェフ・ウォーカーとSanjivが2人とバンドを組むこととなる。
この頃、ビル・スティアーは、ナパーム・デスのメンバーとしても活躍。
1987年、バンド名をカーカスと名乗り、デモ作品のレコーディングを開始。
同年にはナパーム・デス衝撃のデビュー作「Scum」がリリース。
アルバム・ジャケットのデザインを担当したのは、ジェフ・ウォーカー。
トータル33分なのに28曲も収録され、ご存知、1秒曲「You Suffer」も、
このアルバムに収録されている。

crcss 3.jpg
ヴォーカリスト、Sanjivが脱退し、3人編成でカーカスは始動。
タイトなスケジュールで、1stアルバム「Reek of Putrefaction」が、1988年完成。
邦題は、「腐乱屍臭」と言う強烈なタイトル(笑)
計22曲、トータル39分…ほとんど2分を切ったナンバーばかり(笑)
ジェフ・ウォーカー、ビル・スティアーそれそれヴォーカルを務めるカーカスだが、
初期作品はビルの低ーーいデス・ボイス!!!
本当に歌詞を歌い上げているのか?っと疑問を持ってしまうほど、
飲みすぎた後に、道端で吐いてしまう際に出てしまう声のような、
もう解読不能なロー・デス・ボイス(笑)
「ジョジョの奇妙な冒険」に欠かせない演出の擬音にも通じます(笑)
ナパーム・デスよりも更なるデス・ワールドを築き上げた1枚である。

iroirometal.JPG
1988年作品は、このブログで多数取り上げています。
それだけ、多くの名盤が生まれた年だった事が伺える。
クリフ・バートンの死を乗り越えて生まれた「…And Justice for All」を軸に、
スラッシュ四天王それぞれが発表した年であり、
ボン・ジョヴィ、シンデレラなどヒットチャートを賑わす名盤も、
1988年には多数発表されている。
そんな中での、カーカス、ナパーム・デスの衝撃のデビュー。
また、インダストリアル・メタルの代表格ミニストリー、
デス・エンジェル、テスタメントなどのベイエリア・クランチ、
大合唱が聴き応え十分なブラインド・ガーディアン、
元祖デス系であるDEATHや、強烈なビジュアルのセルティック・フロスト、
マッスル軍団、マノウォーや、これまたマッチョなミスフィッツ出身の
グレン・ダンジグのソロ作品など、メタル細分化が著しく激しく、
他バンドと重ならない、見事な差別化されたバンドが続々と登場してきた。

スピアー.JPG1991年、カーカス通算3枚目の作品
「Necroticism - Descanting the Insalubrious」。
今作からスウェーデン出身のギタリスト、
マイケル・アモットを迎え、4人編成へ…。
マイケル・アモットと言えば、
スピリチュアル・ベガーズ、
そしてアーク・エネミーを生んだ、
稀代の北欧ギタリストであり、
カーカスを劇的に変えた男かもしれない。
スラッシュ色が色濃く出てきて、
マイケルのギター・ソロが冴え渡る1枚。
そしてギーガーのジャケット・デザインで
有名な4thアルバム「Heartwork」を、
前作から2年後の1993年に発表。
ココから彼らは、フルモデルチェンジ!!!
シングル・カット名曲「Heartwork」は、
後期カーカスを代表するナンバー!!!
当初は、今作収録「Death Certificate」を
ピックアップ・ナンバーにしようと思っていました。
今回のラウドパーク08は、アモット復活のステージ!!!
すげぇーーライヴになるのは間違いナシ!!!!
残念ながら、このアルバムを最後に、
ドラマー、ケン・ウォーエンが脳内出血が倒れ、
そしてマイケル・アモットも脱退してしまう。

メンバー間でのゴタゴタが生まれながらも1994年に初来日公演を実施。
1996年、レーベルとの契約も難航となりながらも、
彼らにとって最後のアルバムとなってしまう5thアルバム「Swansong」が発売。
デビュー当時の魑魅魍魎な世界観は失せ、
マイケル・アモット在籍時のメロディック・デスの世界観も感じられない、
“あの頃のカーカス”を知るファンにとっては、
破壊力と攻撃性を欠いたカーカスを知るキッカケとなった1枚となってしまう。

とは言え、デス・メタルに嫌悪感を持ってしまうメタラーには、
カーカス入門編として楽しめると思うほどのメタル・ナンバーが収録。
ザクザクしたリフが印象的な楽曲が多く、首を振りたくなってしまう。
初期メガデスにも思えるインテレクチュアルな転調などもある。
そんな中で、ピックアップしたナンバーは、アナイアレイターを髣髴させるイントロ
exclamation×2「R★★k The Vote」exclamation×2

今回は、「Swansong」の邦盤のみに収録されているスペシャル・トラック
「DEATH RIDER DA」とリミックスしたメタル無頼漢リミックスです。
いやぁ〜編集のN君の見事な編集により、素晴らしい流れの1曲に仕上がってます。
もともと「DEATH RIDER DA」は、BAY FMの長寿メタル番組
「POWER ROCK TODAY」の午前4時30分からのデス系を流す時間帯の
オープニングを飾るタイトル・コールのような楽曲であり、
ピックアップ・ナンバー「R★★k The Vote」のショート・アレンジのような楽曲。
プロデューサー、コリン・リチャードソンのおふざけシャウトから、
違和感なく、流れるように「R★★k The Vote」へと誘います。

asato with giuffria.JPG
緒形拳さんの訃報、ビックリしました。
最近の緒形さんの演技で印象的だったのが、
山田洋二監督作「武士の一分」でしたね.....
でも、なんと言っても三島由紀夫の生涯を描いた映画、
「Mishima」の緒形さんの演技は凄かった!!!!
この映画は、日本未公開映画なんだけど、
アメリカ在住の友人にお願いして手に入れたレア作品。
あと清原選手の引退、王監督の引退など、
今月はなんだか寂しいニュースが多いです。
世界同時株安も深刻だしね.....。
posted by 佐藤朝問 at 22:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by Maillot Cameroun at 2013年08月06日 00:12
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