2008年10月29日

Emerson,Lake & Powell「THE SCORE」

E.L.P.JPG

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10月31日は、ハロウィン・デーです。
このタイミングならば、メタル無頼漢としては、
ジャーマン・メタルの雄、HELLOWEENを紹介すべきなんですが、
既に、今年2月のガンマ・レイとのジョイント・ツアーの際にピックアップ済み。
HELLOWEEN「THE CHANCE」
ならば…っと思い、ハロウィンに因んで、とある喫茶店を紹介します。

東京の下町情緒溢れるエリア、通称“谷根千”と呼ばれる、
谷中、根津、千駄木の界隈に、ひっそりとある喫茶店「喫茶 乱歩」。

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喫茶店巡りが趣味の自分としては、太鼓判を推す名店。
千代田線の千駄木駅そばの団子坂と呼ばれる坂の途中にあります。
そう、江戸川乱歩先生の「D坂の殺人事件」の舞台である団子坂…
明智小五郎の推理が光る探偵小説の傑作です。
そんな江戸川乱歩を愛するマスターが営んでいる喫茶店が「喫茶 乱歩」。

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日本における“ハロウィン・デー”と言うのは、
コスプレをしたり、怖い映画が放送される日のイメージがあります。
そんな、日本のハロウィンを意識して、
ミステリアスな空間に、浸りたい方への「喫茶 乱歩」の紹介です。
解像度が低い僕のカメラでは、薄暗い店内をキレイに写せなかったんですが、
ホッと一息出来る空間でもあり、ミステリアスな雰囲気も抜群な「喫茶 乱歩」。

カウンターには怪しい書籍が並び、
店内にはネコのグッズが多く飾られています。
「楽我記帳」と呼ばれるノートには、ココに訪れたお客さんのメッセージ、
ネコのイラストなどがいっぱい描かれています。

ranpoC.JPG気さくなマスターと、ココには良介君がいる。
このお店の看板である、16歳の雄猫、良介。
良介君の専用メガネ?で記念写真。
キレイに写せなかったのが悔しい…。
谷根千エリアは、猫が多いことでも有名。
そんな猫たちの大ボス的存在感が、
良介君には伝わってきます(笑)
はじめて、「喫茶 乱歩」に行ったときは、
彼にご対面出来なかったんですよね。
今年4〜5回ココを訪れてからは、
彼に毎度会えていて嬉しい次第です。
僕も喫茶店を開く事に憧れているんで、
うちの猫も、良介君のような看板猫にしたいです(笑)

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今年の8月から参加させていただいている「シネドラ 番外編」。
伊藤P氏、黄金バットII世さん、スクラッティさんとの、
4人連携の合同映画批評ブログなんですが、
今回僕がピックアップさせていただいた映画が、
江戸川乱歩作品「人間椅子」を大胆にアレンジした映画でした。
是非、そちらのほうにも遊びに来てください♪
【シネドラ 番外編】「エロチック乱歩 人間椅子」

さ〜て、10月最後のアーティストでございます。
10月15日の渋谷C.C.レモンホールを皮切りに、
4日間のジャパン・ツアーを敢行したキース・エマーソン。
ELP名義ではなく、ヴォーカル&ギター、マーク・ボニーラを迎えての
新プロジェクトとしての来日公演。マーク・ボニーラは、グレン・ヒューズや、
デヴィッド・カヴァーディルとも共演経験あるプレイヤー。
今月は、来日ラッシュだっただけに、キース・エマーソン公演は、
涙ながら行くのを断念した方もいらっしゃるのでは??

キース・エマーソンはメタル?ハードロック?
って思いがちですが、今年の5月に紹介したエイジア同様、
70年代、80年代のメタル・シーンを経てきたファンにとって、
キース・エマーソンは欠かす事の出来ないプレイヤーではないだろうか??

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来月11月2日で64歳を迎える、プログレ・シーンを牽引してきた、
キース・ノエル・エマーソンこと、キース・エマーソン。
クラシック理論、ジャズ理論の両ジャンルを兼ね備えながらも、
その身をロック・シーンに委ねた希代の鍵盤アーティストと言えよう。

エマーソンは、イギリスのウェスト・サセックス州ワーシングで生まれ、
主に、ルネサンス音楽、バロック音楽に携わり、
その経験を活かしながら、ハモンド・オルガンなどを起用したサウンドを構築。
その類まれなる才能を活かしながら、数々のバンドを経て、
1967年に結成されたThe NICEにより、彼のプレイに注目が集まった。
そして、彼は、グレッグ・レイク、カール・パーマと共に、
1970年エマーソン・レイク・アンド・パーマを結成するのである。

Keyboards anthem.JPG
僕がハードロックを好んで聴き始めた頃に巡り合えた、
キーボードをフィーチャーした楽曲の代表曲が、
やっぱり、ボン・ジョヴィの「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」のイントロを飾った、
「ピンク・フラミンゴ」と、ジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」かも。
ギター・サウンドとは異なる攻撃性と哀愁さを兼ね備えたキーボード…。
その後、ディープ・パープルでのジョン・ロードのハモンド・オルガンや、
イングウェイや、ハロウィンの「Dr.Stein」の間奏で聴かせてくれたパイプ・オルガン。
“名メタル・ナンバーにキーボードの存在アリ”と言う事を知る。
その後は、ドリームシアターやロイヤル・ハントと言った
テクニカル集団たちのサウンドに酔いしれていったワケだが、
なんと言っても個人的には、キーボード・プレイヤーの存在感が大きく、
バンド・サウンドに極上のアンサンブルとフォーメンションを効かした、
ジャメタの雄、VOW WOWのサウンドが一番僕には思い出深い.....

VWWW.JPG
和製キース・エマーソンと言えば、僕は厚見玲衣さんだと思います。
日本が誇るスーパー・ギタリスト、山本恭司さんと厚見玲衣さんの
ギターVSキーボードの図式は、多くのバンドを、それなりに聴いてきた僕でも、
VOW WOWだけではないかと思ってしまうほどの唯一無二なサウンド。
1985年に発表された2ndアルバム「CYCLONE」収録の「Hurricane」は、
山本恭司さんのソロ→厚見玲衣さんのソロ→山本×厚見ユニゾン!!
このフォーメーションは、いつ聴いても鳥肌モンですよっ!!!!
当然、山本恭司さんのソロも最高なんだけど、
もう厚見玲衣さんのキーボードが素晴らしすぎるっ!!!
そして、VOW WOW最高傑作である、3rdアルバム「III」では、
山本恭司さん×厚見玲衣さんのテクニック乱舞協奏曲満載でした。
僕は、厚見玲衣さんの存在により、キース・エマーソンを聴いた一人です。

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お〜っと勢いあまってVOW WOWについて熱くカキコんじゃいそうでした(笑)
話は戻って、キース・エマーソンですが、The NICE以降、
エマーソン・レイク・アンド・パーマことELPとして始動したのが1970年…。
キング・クリムゾン出身のグレッグ・レイクと、
アトミック・ルースター出身のカール・パーマーの3人。
もともと、キースとグレッグのドラマー候補は、
ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのドラマー、ミッチ・ミッチェル。
しかし、ミッチはバンドには参加しなかったのだが、
逆にジミヘン自身が、キースたちのプロジェクトに興味を持ったそうだ。
そんなニュースを聞きつけたイギリスの音楽誌は、
Hendrix,Emerson,Lake & Palmer、通称“HELP”
っと言うスーパー・バンドが誕生する!!!っと情報が流れたそうだ。
しかし、ジミヘンの急死により、この4人のプロジェクトは夢となった。

そして1970年、デビュー・アルバム「Emerson, Lake & Palmer」を発表。
オープニングを飾った「The Barbarian」邦題「未開人」で、
おどろおどろしい怪しい世界観を出し、
キング・クリムゾンの世界観をも凌駕する、
新たなプログレッシヴ・バンドの誕生をシーンに見せ付けた。
ココにピンク・フロイド、イエス、キング・クリムゾンとの四天王伝説の幕が開いた。

そんな、ベース、キーボード、ドラムと言う変則的旋律を武器にELPは、
1970年から1978年の8年間の活動、
活動休止を経て、1992年から1998年の再結成期間において、
オリジナル・アルバム9枚、ライヴ・アルバム13枚を発表。
70年代と90年代を駆け抜けてきたELPだったのだが、
実は、80年代にも新たなELPが誕生していた。
それが今回のピックアップ・アルバム
「Emerson,Lake & Powell」である。

E.L.P.A.jpg
1970年代に、数々の伝説を残したキース・エマーソン率いるELP…。
そんな彼らが、80年代に再始動しようと決意したのが1985年…。
キースとグレッグは再始動への意気込みを強めていた中、
ドラマーのカール・パーマは、既にエイジアの正ドラマーとして活躍。
カールは、二人のELP再始動のオファーを断ってしまう....。

新ドラマー起用において、Pのイニシャルが付くドラマーで、
ジェネシスのフィル・コリンズ、はたまたビートルズのリンゴ・スターを、
Ringo Parrと言う名前にして、ELPへの参加を要求する予定でもあった(笑)
また、キースの個人スタジオが暴走したトラクターにより破壊された事を皮肉って、
「Emerson,Lake & Plow」にしようか…などとも考えていたそうだ。
因みに「Plow」とは、農耕用と言う意味である。

そんな中で、キースとも親交があった、メタル・シーンの名ドラマー、
コージー・パウエルに、プロジェクト参加を切望....。
ちょうど、ホワイトスネイクを脱退したばかりのコージー…。
快くキースのプロジェクト参加要請にOKサインを出した。

1986年、新ELPとして「Emerson,Lake & Powell」を発表。
今までのELPのプログレッシヴさを継承しながらも、
壮大なシンフォニックな構成のナンバーが散りばめられ、
ダイナミックなドラミングを展開するコージーと見事にハマっていた。

シングル「Touch and Go」は、かなりエイジアっぽいサウンドなんだけど、
やはり、キースの華麗なるキーボードのプレイにより、
確固たるELPの世界観を出したナンバーだと思う。

結果、Emerson,Lake & Powellは、このアルバムのみであり、
商業的にも成功を収められなかった作品…。
しかし、このアルバムの1曲目は、誰しもが耳にした事のある名曲!!!
今回のピックアップ・ナンバーはexclamation×2「THE SCORE」exclamation×2

new japan.gif
「THE SCORE」を聴いて、オッ!!!っと思った方は、生粋のプロレス・ファンかも(笑)
テレビ朝日系列で放送されている、新日本プロレスの番組
「ワールドプロレスリング」のテーマ曲としてお馴染みのナンバー。
闘う男たちのアドレナリン全開となるナンバーと言える。
このナンバーを聴いた新日ファンは、蝶野、橋本、武藤の
“闘魂三銃士”全盛期の名勝負が、頭を過ぎってしまうかもしれない。
この曲は、1986年、FIFAワールドカップ メキシコ大会のテレビ放送の際、
メイン・テーマとして起用されたナンバーでもある。
この大会では、マラドーナ率いるアルゼンチンが、
ベッケンバウワー監督指揮の西ドイツを下し優勝した大会でもある。

「THE SCORE」はトータル9分弱の壮大なるオーケストラレーション楽曲。
インストかと思いきや、ちゃんとグレッグ・レイクのヴォーカルがある。
「ロッキーのテーマ」のように、アスリートたちのハートを熱くしてしまう、
パワフルでダイナミックな高揚感溢れるナンバーです!!!!

asato with testament.JPG
先週の荻窪ラーメン列伝いかがでした??
あと、荻窪と言えば、教会通りにある「さとう コロッケ店」。
大好きなコロッケを片手に記念撮影しちゃいました。

さてさて、伊藤Pさん、コメントどうもです。
なんだか、随分お堅い挨拶からのカキコミに笑ってしまいました。
いやいや、伊藤Pの部屋「デフ・レパード ライヴ・レポ」堪能しました。
デフ・レパードを愛する伊藤P氏の情熱を感じましたよ(笑)

パチーノさん、はじめまして!!!
カキコミありがとうございます。
“デフレパ愛”をもっともっと書きたかったんですがねぇ…
ライヴ・バンドとしての実力度は、エアロを凌ぐのではないかと思います!!!
是非、これからも、カキコミお待ちしています♪
う〜ん、先日アル・パチーノ主演映画「狼たちの午後」を観て、
超感動してしまった僕としては、ナイスなハンドル・ネームっすね!!!

うん?! Mr.K…
柚子ごしょう…????
まっ…まさか、オマエは????
って言うか、ブログにも触れたコメント書いてよ!!(笑)
まぁ、お酒のお誘いは大歓迎です。
是非、飲みましょう!!!

そう言えば、このCM観てくれましたか??
パジェロミニ
posted by 佐藤朝問 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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