2008年11月08日

Electric Sun「Enola Gay(Hiroshima Today?)」

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yajuushisubeshi.JPG
11月6日は、偉大なる名優、松田優作氏の命日でした…。
1989年11月6日…享年40歳
彼が他界して、来年で20年を迎える。
ドラマ「探偵物語」を筆頭に、彼の絶対的なカリスマ性により、
現役の俳優さんなどの著名人を含め、幅広い世代から愛されている役者さんである。

とにかく、あの自然体がカッコ良すぎますっ!!!!!
って言うか、カッコイイと簡単に文章では書けません…。

ハードボイルド、シュールでコミカル、
アンニュイでスリリング…
自然体の姿と迫真の演技の相反する二面性…
松田優作の演技の幅は広すぎます!!!!

まぁ、それはそれは、松田優作論を語る方は、
僕の周りでも多いですっ!!!!
そんな優作フリークに対抗すべき僕の十八番が、
映画「野獣死すべし」で松田優作さん演じる伊達の有名な怪演シーン、
リップ・ヴァン・ウィンクルのお話をする場面のモノマネ!!!(笑)

映画「野獣死すべし」の関連物は、ほぼ持っている自分です。
取り憑かれたかのように、この映画は何度も観てしまいました。
松田優作さんの冷静沈着であり、一触即発、鋭い刃物のような演技!!
また、「麻雀放浪記」よりも更に凶暴性を増した鹿賀丈史さんの演技も最高!!!

工藤ちゃんの優作さん、「家族ゲーム」の優作さんも当然最高ですが、
「野獣死すべし」を筆頭に、「蘇る金狼」、「殺人遊戯」などの
ハードボイルド作品の松田優作さんは、役者魂全開ですよね。
とにかく、「野獣死すべし」での優作さんは不気味です。
役作りのために減量、そして奥歯を抜いて、顔の輪郭まで変えるという、
「レイジング・ブル」のデ・ニーロばりの完璧主義&役者根性!!!
優作さんの渾身の役作りによって完成された主人公、伊達は“狂気”!!!
そして、その“狂気”が最高潮に達するのが、リップ・ヴァン・ウィンクルを語るシーン。

ラム…
コアントロー
それに、レモンジュースを少々…
シェイクするんです…


来年の11月はメモリアルな催し物が開かれるんでしょうね....

さてさて、11月7日の広島・クラブクアトロを皮切りに、
5日間のジャパン・ツアーを展開する、ミスター・スカイギターこと、
ウリ・ジョン・ロートをピックアップさせていただきます。

3年前に財政難となり自己破産してしまったウリ・ジョン・ロート。
とは言え、後世に伝えた衝撃は大きく、偉大なるギタリストである。

early sasori.JPG
ご存知の通り、ウリは元スコーピオンズのギタリスト。
UFOへ移籍したマイケル・シェンカーの後任であり、
スコーピオンズ二代目リード・ギタリスト。
そんな彼のスコーピオンズ在籍時のアルバムは、
ベスト盤&ライヴ盤含めて6枚…スタジオ盤は4枚発表。
1974年発表のスコーピオンズ通算2枚目となり、
ウリ初参加のアルバム「Fly to the Rainbow」(邦題「電撃の蠍団」)では、
7分強の「Drifting Sun」、「Fly To The Rainbow」の2曲に楽曲参加、
そして、リード・ヴォーカルも務めるなど、初陣から才能を爆発させた。
それからのスコーピオンズはウリの才能を活かした方向性が色濃く、
ハードロックと言うより、サイケデリックなダウナーなロック・サウンドを響かせていた。
ウリのギター・ワークは“三大ギタリスト”と呼ばれる、
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックをも凌駕させる程、
聴く者すべてが恍惚の状態へと陥ってしまうような気がする。

全員集合.jpg
そんなウリを擁していたスコーピオンズが、
“ジャーマン・メタルの祖”と呼ばれるようになったのは、
1976年発表作「Virgin Killer」(邦題「狂熱の蠍団)の発表からでは??
発禁ジャケットでも有名な今作だけれども、
ドライブ感溢れるハードロック・チューンを散りばめ、
このアルバムからスコーピオンズがハードロック・バンドへシフトチェンジした。
なんと言っても、ウリが生んだ大名曲「Virgin Killer」は、
クラウス・マイネの激情シャウトは凄まじく、
また、同じくウリ作であり、ウリが歌う「Polar Nights」は、
現ジャーマン・サウンドの原点とも呼ぶべきドラマティックで、
様式美を感じさせる素晴らしい楽曲である。
蠍団が鋼鉄シーンへ殴りこみをかけた記念すべき1枚と言えよう。

ウリは、1978年発表の5thアルバム「Taken by Force」(邦題「暴虐の蠍団」)を最後に、
スコーピオンズを去ってしまう…。
このアルバムでは、プログレ色溢れる名曲「The Sails of Charon」、
サイケデリックな世界が印象的な「I've Got to Be Free」の2曲を担当。

それからは、マイケル・シェンカーが一時出戻りをして、
その後は、スコーピオンズ黄金期を支えたギブソン・エクスプロラーの名手、
マティアス・ヤブスが参加し、スコーピオンズは今年結成43年目を迎えた。
写真は、2006年8月、ドイツの最大メタル・フェス、「ワッケン」にて、
スコーピオンズのスペシャル・ゲストとして、ウリ・ジョン・ロート、
そしてマイケル・シェンカー率いるMSGが参加した。
アンコール2回含め、計26曲のスコーピオンズ名曲を披露してくれた。

さて、今回はスコーピオンズを去ったウリの、
自らのソロ・プロジェクト、エレクトリック・サンをフィーチャー。
1979年〜1985年までの6年間で3枚のアルバムを発表したエレクトリック・サン。
初期メンバーはウリ・ジョン・ロート、ドラマーはクライヴ・エドワーズ、
そして、ウリの実弟ジーノ・ロートの旧友であり、
後のフェア・ウォーニングを生んだベーシスト、ウレ・リトゲンの三人。

ウリ・ジョン・ロートの等身大が凝縮されたエレクトリック・サン…。
そんな彼らの1981年発表の2ndアルバム「Fire Wind」をピックアップ。

lctrlcSn.JPG
1954年12月18日、ドイツ・デュッセルドルフで生まれたウリ・ジョン・ロート。
ジミ・ヘンドリックスを崇拝するギタリストは、
ドーン・ロード、ブルー・インフィニティなどのバンドで活動する。
このバンド活動において、スコーピオンズのルドルフ・シェンカー、
そしてマイケル・シェンカーなどと交流を持ち、
マイケル・シェンカーがUFOへの移籍を機に、
スコーピオンズのツアー・サポート・ギタリストとして参加する。
その後のウリの活躍はは前述で触れた通りなんだけど、
ウリの転換期は、ジミ・ヘンドリックスの最後の恋人であった、
元フィギュア・スケーターでありイラストレーターの、
モニカ・ダンネマンとの運命的出会いである…

とにかくスコーピオンズ時代のウリは、ジミヘンの魂を継承するフレーズに拘っていた。
ウリのジミヘンへのリスペクトは、あのフランク・マリノをも凌ぐほどで、
サウンドのみならず、ジミヘンが織り成す些細なフレーズをも完璧にこなした。
そんな彼のプレイスタイルに、同郷ドイツ出身のモニカは、
逝ってしまった最愛の恋人ジミ・ヘンドリックスへのシンパシーを感じたそうだ。
そして、ウリとモニカの同棲生活が始まり、
ウリは愛するモニカのため、そして敬愛するジミヘンのために、
己のサウンドを追い求め、新プロジェクト、エレクトリック・サンを誕生させる。

uliroots.JPGドイツ・ハノーバーで産声を上げた、
ウリ率いるエレクトリック・サンは、
1979年に記念すべき1stアルバム
「Earthquake」を発表する。邦題は、
「天地震動〜ジミ・ヘンドリックスの魂に捧ぐ〜」。
その名の通り、ジミヘン節炸裂であり、
最愛なるモニカに捧げた1枚かもしれない。
このアルバムと今回のピックアップ・アルバム
「Firewind」のジャケット・デザインを担当したのが、
モニカ本人によるもの。
まさに愛の共同作業とも言うべきか??
このモニカが描いた神秘的なイラストの題は、
「ライジング・フォース」だそうだ。
この事から、イングウェイ・マルムスティーンが、
ウリを崇拝している事が伺えてしまう。
1stアルバム「Earthquake」には、
「Japanese Dream」と言う楽曲が収録されている。
ウリと言えば、スコーピオンズ最初のライヴ盤
中野サンプラザ公演を収録した、
1979年発表「Tokyo Tapes」にて、
滝廉太郎の「荒城の月」を披露してくれた。
ジミヘン魂のサイケデリック・フレーバーと、
日本のオリエンタルな響きを愛したウリならではの
楽曲ではないだろうか??
また「Hell-Cat」から「Catch Your Train」に
流れる間奏で「君が代」も披露したんだよね。

そんな、日本の旋律を愛したウリ・ジョン・ロートの魂の叫び、
また痛烈なるメッセージを込めた、日本人と世界中に捧げたナンバーが、
今回のピックアップ・ナンバーである。
exclamation×2「Enola Gay(Hiroshima Today?)」exclamation×2
(邦題:組曲「エノラ・ゲイ」(ヒロシマ・トゥデイ?))

エノラ・ゲイ…そう、第二次世界大戦にて、広島に原爆を投下した、
アメリカ軍のB-29長距離爆撃機である。
80年代に活躍したテクノ・ユニット、
オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク、通称OMDも、
「エノラ・ゲイの悲劇」と言う楽曲を発表し話題となったが、
エレクトリック・サンの「エノラ・ゲイ」は、
オープニングから戦闘機のプロペラ音から始まる感慨深いナンバー。
おまけに、この楽曲はトータル10分42分の大作であり、4部構成となっている....

a) Enola Gay:(エノラ・ゲイ)
b) Tune of Japan:(チューン・オブ・ジャパン)
c) Attack:(エノラの急襲)
d) Lament:(追悼の詩)


a)の「エノラ・ゲイ」では、飛び立とうとするエノラ・ゲイに、
なぜ、オマエは飛び立ち、戦争の使者へとなるんだっ!!!
…っとジミヘンばりのウリの叫びのヴォーカル・トラック。
抜群のカッティングとサイケなブルージーワールドが印象的。

b)〜d)は、エノラ・ゲイの動向と起こしてしまった結末を、
すべてギターで奏でている....。
c)の「エノラの急襲」で聴かせるギターの轟音は、
空襲警報と壮絶な爆撃が織り成す地獄絵図そのものである....。
反戦メッセージを轟かせたウリ・ジョン・ロート渾身の大叙事詩ナンバー。

asato with fair warning.JPG
アメリカ大統領選挙…オバマさんの勝利でした。
それにしても、アメリカと言う国は選挙も文化の一つなんですね。
自分の意見や主張を前面に出す事をためらってしまう日本では考えられません。
だって、主張し過ぎるとKYって言われちゃうもんね....
posted by 佐藤朝問 at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by スーパーコピーロレックス at 2014年01月08日 15:23
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Posted by モンクレールダウン最安値 at 2015年01月06日 12:08
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